信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

ムラサキセンブリ見頃

2022年10月01日 | 自然

草原の芝生でムラサキセンブリの花が見頃です。


同じくリンドウ科センブリ属のセンブリも花の盛りです。


珍しく、センブリ(手前)とムラサキセンブリが同じ場所に生えていました。
草丈がかなり違いますし、茎の色や花の色も違います。


スマホで背比べ、ムラサキセンブリは40cmほどで、センブリは10cmほどでした。


ムラサキセンブリは茎が太く暗紫色で、葉の幅はセンブリより広めです。
センブリの茎は緑色でやや紫色を帯びていました。


ムラサキセンブリの花弁の色は淡紫色で濃紫色の脈が目立ちます。
また、雄しべや雌しべも紫色です。


センブリの花弁の色は白色で淡紫色の脈がうっすらと見えます。
昆虫が頭を差し込んでいる辺りの黄色い部分が蜜腺で、各花弁の基に2個あります。


花が咲いているとムラサキセンブリとセンブリの見分けは容易です。
ムラサキセンブリは花の中心から伸びる毛が多くて蜜腺が見えません。
センブリは黄色い蜜腺がはっきり見え、蜜腺の周辺から毛が僅かに生えています。


ムラサキセンブリにも蜜腺があることをアリが教えてくれました。


紫花のムラサキセンブリも白花のセンブリも秋の最後を飾る美しい花です。

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