信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

納涼 夏山の花めぐり

2024年08月03日 | 山野草

霧ヶ峰の北西部に位置する八島ヶ原湿原は百花繚乱の季節です。
遊歩道はたくさんの花々に囲まれ、なかなか前に進めません。


ピンクの花が眩しいシモツケソウが標高1632mの高層湿原を彩ります。


運よく遊歩道に茎を伸ばしたシモツケソウに出会いました。
果実を拡大して見ると毛があります。
シモツケソウの果実は無毛、アカバナシモツケソウは毛を生やすとのことです。


標高1776mの男女倉山(ゼブラ山)山頂ではコウリンカが花盛りです。
眼下は40ヘクタール超の広さを持つ八島ヶ原高層湿原です。


ところ変わって、浅間山系の西端に位置する標高2066mの烏帽子岳です。
遠くに横手山を望む山頂の岩場にはイブキジャコウソウが咲き誇っています。


三方ヶ峰に続く標高2095mの見晴岳から前出の烏帽子岳を右側に望みます。
山頂のガレ場にはオンタデが花と実をたくさんつけています。


トーミの頭に咲くコキンレイカが雄大な浅間山に花を添えています。
どかんと座る浅間山を望むと気持ちが大きくなり寿命が延びた気分になります。


標高2366mの蛇骨岳山頂で仲間がホソバノキソチドリを見つけました。
今の時期あちらこちらで花を咲かせますが、ここでの出会いには感激しました。


登山道沿いに咲く紫花のミヤマシャジンと小さな白花が可愛いコメツツジです。


すばらしい青空となった池の平湿原、前日に訪れた黒斑山が間近に見えます。
夏の花のマルバダケブキとヤナギランが咲き始めました。
山の心地よい風に癒されての花めぐりで酷暑の夏を楽しみます。

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