信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

アブラムシの季節

2012年06月10日 | 動物
暖かくなり植物も育ちますが、虫達も子孫繁栄に向けて活動の時です。
我が家の庭や家庭菜園はアブラムシで大にぎわいです。
今日はたまらず、ズッキーニと草花に殺虫剤を散布しました。





ズッキーニの花や蕾に黒い物体がうごめいています。




花についたアブラムシは昨日の雨でだいぶ落ちたようですが、葉の裏は雨が当たりません。
葉をひっくり返してみると、びっしりとアブラムシが寄生しています。
ワタアブラムシでしょうか。
無翅(羽のない)の成虫、有翅(羽がある)の成虫、そして幼虫もたくさんいます。




こちらは、草花のシキンカラマツです。
恐ろしいほど、茎の周りに群がっています。
このままでは、養分を全てアブラムシに吸い取られてしまいそうです。




散布後程なく、シキンカラマツについたアブラムシはすっかり地面に落下しました。
ところが中央のひっくりかえっている丸い物体は、アブラムシの天敵ナミテントウです。
農薬は天敵にも殺虫効果が及ぶことがあります。
ですから、家庭で育てている植物につく害虫はできる限り、手でとっているのですが。




ナミテントウと同じくアブラムシの天敵、ナナホシテントウの成虫と幼虫です。
アメリカホドイモ(アピオス)のつるについたマメアブラムシを狙っています。
殺虫剤を散布せず、ナナホシテントウにたくさん食べてもらい子供を増やしてもらいましょう。




私は無農薬主義者ではありませんが、薬剤散布は面倒なのでめったにやりません。
いちごのように毎日収穫するものは、丈夫な株作りに心がけています。
アブラナ科の作物は虫が大好きなので網をかけて栽培してしています。
なお、今の農薬は作物残留試験など数々の非常に厳しい試験を経て登録がなされております。
農薬使用基準を守って用いれば安全で、美味しい作物がたくさん獲れます。
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