そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





ヒトデの話だ。

この星のような形。
どんな風に移動するのか想像したとき、皆さん、5本の足をうねうね動かして進むと想像するはずだ。
僕ももちろん、そう思っていた。
だってこれはどう見ても足だろう。
足だったら、足を使って進むと早合点してしまう。

だが、違うのだ。

ヒトデは、星の形のまま移動するのだ。

5本の足は微動だにしない。
全体の星の形はいっさい変わらない。
見た目は動かないのだ。
だが、よく見ると動いている。
そのままの形でジワーッとゆっくり平行移動するのだ。
星がゆっくりずれていく感じ。
お分かりになるだろうか?

ちと怖いぞ。

どうやって進んでいるのか分からない。
たぶん、岩に張り付いている裏面に細かな扇動運動をする器官があり、それで進むのだろう。
分速3センチぐらいで進む。

進む先に障害物があると、そのときだけ足を持ち上げたりするが、基本的にはピッタリ貼り付いたままの形で進む。
実に気持ち悪いというか、動物的ではないのだ。
そもそもなんなのだ、ヒトデって。
何の仲間なんだろう?

ま、元気で何よりだ。
ヒトデちゃん。

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