そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



新首相。
どうやら福田康夫氏になりそうな感じだね。
それについて、とくに意見はない。

で、福田さんと言えば……

僕は今の家に引っ越す前、福田さんの隣に住んでいた。
ホントだぞ。

田園都市線駒澤大学駅から徒歩7分ぐらいのところに、福田康夫氏の家はあった(「あった」というのは、今はマンションに建て変わってしまったからだ)
家、といっても、むろん大豪邸だった。
広い庭のある、大きな和風のお屋敷。
先代、福田赳夫元総理大臣の時代から、そこに福田家のお屋敷はあったらしい。
で、僕はその隣のテラスハウスを間借りしていたのだ。
なので、しょっちゅう福田康夫さん家の前を歩いて通った。
煙草を買いに行くとき。
缶コーヒーを買いに行くとき。
駅に行くとき。

福田邸のそばには警官詰め所が建っていた。
常におまわりさんが1人いた。
大臣の自宅前には詰め所が建つのだ。
当時福田氏は小泉内閣の官房長官だったから、詰め所があった。
おかげで周囲の治安はとても良かった。

朝、福田氏が出かけるところをよく見かけた。
毎朝スーツ姿の記者十数人が道のあたりに現れた。
で、自宅から福田氏が出てくると、周りを囲んでいた。
いわゆる囲み取材。
僕はそんな光景を横目に、ジャージ姿でそそくさと煙草を買いに行ったりしていた。

あの福田さんが、新首相かぁ。

まったく、
すべからく、
完全に、
100%、
僕と福田康夫氏は無関係だ。

でも、首相になると聞くと、なんだか感慨深い。
意味もなく、嬉しい。

こういうのを、

「ご近所さんのよしみ」と呼ぶ。

……
……
……
呼ばないな。

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鈴虫グッズが届いた。

横幅40㎝を越える大きなプラケース。
そこに鈴虫専用の土を敷き、鈴虫専用の水飲み場や、隠れ家や、黒炭や、緑の物体(水分を含ませ乾燥を防ぐものらしい)などを置き、鈴虫専用の水とエサをやり、ナスをつまようじに刺して、セッティング完了。

鈴虫18匹を引っ越しさせた。

これでかなり共食いの心配は減るはずだ。

来年、たくさん幼虫が生まれるといいな。

幼虫がワサワサ生まれすぎたら、家の周りに放そう。
僕の家の裏はテニスコートなので、炎天下にテニスをして汗だくの女子が沢山いる。
もちろん、スコート姿の。
ふとももむき出しの。
ムフフ♡
なので、鈴虫が鳴いたら彼女たちも少しは涼しかろう。

ふとももと鈴虫の音色。
ああ、風流ぞなもし。

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インディアナ・ジョーンズ公式サイトで、来年公開の新作映画のタイトルが正式に発表された。
「Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull」



エエっ!?
なんじゃそりゃ!

どこかで聞いたことがあると思った方もいるだろう。
そう、このタイトル。
ディズニーシーのアトラクションと同じタイトルなのだ。
日本のディズニーシーだ。
世界で唯一、日本の、千葉県の、浦安市にあるアトラクションのタイトルと一緒なのだ。
……
……
あとづけかよ!
いったいなぜだ?
なぜそんなにディズニーに迎合する?
つか、なぜそんなに日本に迎合する?

ロサンゼルスのディズニーランドにもインディのアトラクションはあり、そのタイトルは「Indiana Jones Adventure: Temple of the Forbidden Eye」だ。
僕はロスの「Temple of the Forbidden Eye」にも浦安の「Kingdom of the Crystal Skull」にも両方乗ったことがあるけど、アトラクションの中身自体はほぼ一緒なのだ(ちょっと設定は違うし、ロスの方が動きが激しくて面白いが)
なのに……
映画のタイトルは、日本の、千葉県の、浦安市にあるアトラクションのタイトルと一緒なのだ。
いったいなぜだ?
なぜそんなにディズニーに迎合する?
つか、なぜそんなに日本に迎合する?

邦題はディズニーシーと同じく「インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの魔宮」になるのか?
このタイトル、アトラクションだったら許せるけど、映画のタイトルとしてはなんだか、ぬるい。
せっかく19年ぶりに復活するのに。
というか、この新作映画をきっかけにディズニーシーの来場者を増やそうというビジネス的な側面が色濃すぎる。
なんだか映画の裏側に巨大なビジネスの匂いがプンプンする。
はぁ~あ。
やだ、やだ。
とても期待していた映画だけに、だからこそ残念なのだ。
あとづけほど、つまらない映画はない。

このタイトル決定のプロセス。
スピルバーグの意志ではなく、ルーカスの横やりだと思う。
強い確信。

タイトル1つでこんなに残念になるとは思わなかった。

星3つ ★★★
すでに駄作の予感。

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