| 赤い糸 上メイゴマブックス |
この前の日曜日に放送した「読んだ気になるテレビ」
視聴率は、イマイチだった。
残念。
まぁ、もともと昼間にやる番組じゃないなと思っていたので、次回があるならぜひ深夜の時間帯でやってみたい。
で……
番組内で紹介した10冊のベストセラー本。
その中に、僕がどうしても許せない本が1冊がある。
それがこれだ。
ケータイ小説「赤い糸」
会議で僕は最後まで「こんなもの紹介したくない」とゴネた。
ま、結果的にそこは客観性を大事に「ベストセラーを紹介する番組」なんだから紹介することに落ち着いたのだが、心情的には紹介なんかしたくなかった。
そのぐらい、この本は、酷い。
絶対読むな。
読ませるな。
絶対買うな。
買わせるな。
……と思う。
何なんだ、ケータイ小説って。
そもそもこんなもの小説じゃない。
若い女の子が今こぞってケータイ小説を読んでいるらしく、マスコミの取り上げ方の中に「若い世代に活字文化が戻ってきて良かった」みたいなものが見受けられるが、アホかっちゅうねん!
読んでからものを言え。
こんなもの、便所の落書きと変わらない。
読めば分かる。
このどこが活字文化なのだ。
中学生の女の子が酒と煙草とSEXとレイプと自殺と薬物にまみれ、それを開き直って美化する駄文のどこが文化なのだ?
出版社の良識を疑う。
売れればなんでも出せばいい。
儲かればなんでも出せばいい。
そう思っている限り、三流出版社だ。
少なくとも僕はそう思う。
むしろ、売れたらビビれよ。
こんなものがたくさん売れてしまって日本は大丈夫か、とビビれ。
あとがきでこの本を絶賛している沖縄出身のインディーズグループのボーカルとかいう女。
本気で絶賛しているのかよ。
本気なんだとしたら、目も当てられん。
こんなものを、ケータイで書く女。
メイとかいう名前らしいが、もう書くな。
これをケータイで読む若い女。
もう読むな。
こんなもの読んでいたら全員ろくな未来がないぞ。
だったら、小説なんて一切読まない方がまだマシだ。
活字なんか追う必要はない。
はぁ~腹が立った。
この文章、過激すぎるかな。
……と、僕だってビビるのだ。
書くヤツも、読むヤツも、出版するヤツも、ビビれよ。
「これでいいのか?」って思え。
普通の神経があれば「これでいいのか?」って思うだろ。
頼む。
| Trackback ( )
|