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業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その544 電力の無線伝送編

2012-08-13 12:53:00 | おもしろ不思議
ギズモード・ヤフーニュース他より

ロッキード・マーティンが屋内試験飛行で、無人機への無線電力伝送に成功した。 無人機はレーザーによる無線電力伝送で、48時間以上の連続飛行に成功したという。 電力の無線伝送というのは、電気工学や無線工学の昔からの夢だった。 それがついに実現したのだ。

LaserMotiveというレーザーチャージシステムにより、48時間以上の連続無着陸飛行に成功したそうだ。 

LaserMotiveとは、物理学者Tom NugentとJordin Kareにより2006年に考案された、レーザーを使用する電力伝送のシステムである。 レーザー光を目的物の太陽電池に向けて照射し、その電池による電力を使用するというもの。(米Wikipediaより)


極めて収束性の高いタイトなレーザービームと、高効率の電池が開発されたために、近年になってこのような技術が可能になったのだろう。 48時間連続して無線電力伝送による飛行が可能ということは、ほぼ実用化に近い状態だろう。

サイバーダイン社始め各メーカーによるパワードスーツに次ぐ、「SFの夢が事実になった」例の一つだ。 もっともパワードスーツに限らず、月面到着や火星調査、或いはクローン技術やIPS細胞など、SFの夢は既に数多く実現しているから、今更珍しくもないとも言える。

とはいえ、昔無線工学などかじった者から見ると、その頃は単なる夢に過ぎなかった電力の無線伝送が、ついに実現というfactには感慨無類である。


元ネタはこちら
http://www.lockheedmartin.com/us/news/press-releases/2012/july/120711ae_stalker-UAS.html [Lockheed Martin]