YU-NO その1
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一般的には「YU-NOC(ユーノ)」と呼ばれるこのゲームは、「この世の果てで恋を唄う少女」がメインタイトルであり、「YU-NO」はサブタイトルとされている。
メインタイトルがやたら長いので、DO 「YOU KNOW?」 と言われるのだろう。
元々は1996年発売のPC98用ゲームだが、稀代の名作故に、PS4やスイッチ、サターン、Windowsリメイク版など、各種コンシューマーメディアに移植されている。
最初にプレイした時には、「こんな凄いゲームは見たことがない!」と驚嘆したものだ。
「A.D.M.S(アダムス)」と呼ばれる、「Auto Diverge Mapping System(オート分岐マッピング・システム)」を使用し、パラレルワールドを渡り歩く。
主人公は「有馬たくや」で、他に様々なヒロインが登場する。
イブ始めデザイアやゼノンなどの名作で名を売った「管野ひろゆき」は、エルフの蛭田昌人に勧誘され、蛭田と1作おきに製作するとの話でエルフに入社した。
これはいわば、飛車角金銀が全てダブルで存在すると言う状態であり、エルフはもう怖いものなしじゃないかと感じた位だ。
始めてPC98でプレイした時には、驚嘆の一言に尽きる状態だったが、現在プレイしてみると、プロローグが特に冗長且つ単調であり、退屈さえ感じてしまう。
20数年の歳月はこちらの感覚さえ変えてしまうのである。
そしてようやく海辺の三角山のシーンまで辿りついた。
ここからがYU-NOの本番である、
三角山の麓には、通称「社」と呼ばれる2つの巨岩があり、碑文まで刻まれている。
碑文はおよそ400年程前のものらしいが、日本語ではない。
ここでたくやは不思議な少女と出会うが、その少女はいつの間にか消えてしまう。
自宅に戻ると小包が届いている。
中には丸い鏡と玉がはまった得体の知れないものが入っていた。
そしてもう一つ、父からの手紙も入っていた。
それには「過去から現代、未来へと続く道は、一つだけではない。
時間は可逆であるが、歴史は不可逆である。」
級生の澪は市長令嬢なのだが、学校の掲示板に記載された暴露記事に傷つき、三角山の洞窟に進入する。
洞窟では、最初の最初の分かれ道を右へ、次の分かれ道は左へと進む。
これは澪ルートだが、亜由美編などを経た後で、神奈ルートにしてみた。
これがYU-NO現世編のメインルートであり、異世界への入口である。
学園の生徒には、「神奈」という風変わりな女生徒がいるが、あまり評判はよくない。
異性関係が放埒で、しかも転校を繰り返しているのだ。
しかしたくやは何時しか彼女にのめり込んでいき、彼女の真実を知ることとなった。
母と二人の幸せな少女時代、母の死後、生活費を得るために身体を売ったこと、そこへ有馬広大夫妻が現れて保護されたこと、そして彼女達は成長が遅く、寿命は数百年であることなどである。
死んだとされているたくやの父広大は、神奈を支援し、「8つの宝玉が揃えば私に会えると、あの直情バカに伝えて欲しい」と言ったそうだ。
この後は超念石で生き返った神奈とたくやは結婚し、幸せに過ごす。
YU-NO その2へ続く