ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのバレエとオペラ 7

2013-06-19 | ベラルーシ文化
 レオン・ミンクス作曲「ラ・バヤデール」(ロシア語では「バヤデルカ」)を見に行きました。(これ見るのは2回目。)

 この有名な作曲家のおかげで、「ベラルーシ共和国の首都はミンスクです。」と言ってもしょっちゅう「ミンクス」と間違えられます。(^^;)
 日本外務省発行のパンフレットでも「ミンクス」にされたことがあるぐらいです。
 みなさん、ベラルーシの首都は、ミンスクですよー。

 これはインドが舞台のお話。しかし3幕目の世界はインドらしくなく、白鳥の湖のような衣装になっています。(画像参照。)
 それにしても、インドとかアラビアとかグルジアとか、意外と東洋が舞台になっている作品があるんですね。
 これもヨーロッパの人からすると憧れの世界だからでしょうか。
 振り付けなどは、ヨーロッパの人が考える「インドっぽい」踊りに、バレエの要素を混ぜているので、純粋にバレエの動きでもなく、本物のインド民族舞踊でもない不思議なバレエが見られます。
 これをどっちつかずでないからだめだ、と思いながら見るのか、ここだけでしか見られない世界なのだと思って見るのか、それは見る側次第だと思います。

 ちなみに画像に写っているバレリーナは、オリガ・ガイコ。今ベラルーシで一番のバレリーナと言えば、この人だと思います。(私は10年ぐらいファンなのですが。)
 ベラルーシのバレエダンサーは35歳で定年退職です。ということはあと数年でオリガ・ガイコの姿も見られなくなってしまうのか・・・。(涙)

 でも、35歳になったとたん全員すっぱり劇場を去るわけではなく、年をとっても(と言ってもまだ若いけど)できる役、王妃様や王様の役などをする人も多いです。

  

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