ミンスク市内に岩の博物館があります。ぱっと見て公園にしか見えませんが、たくさん大きい岩が配置されています。
ウイキペディアでも記事がありますが、このベラルーシ語のページが一番画像が多かったのでリンク先を貼っておきます。こちらです。
この公園のおもしろいところは真上から見ると公園の形が地図上のベラルーシの形になっている点です。
この記事につけた画像は公園の地図なのですが、どうでしょうか? (画像をクリックすると拡大します。)地図上のベラルーシの形に見えますか?
公園内の遊歩道は、ベラルーシ国内を流れる川を表しており、まとまって配置されている岩はベラルーシの主要都市の位置を表しています。
石の列は国境です。
公園の真ん中の小高くなっている場所に置いてある岩は、首都ミンスクを表しています。
予備知識のない日本人観光客がここへ来ると、
「これはベラルーシのストーンヘンジですか?!」
とびっくりすることもあるのですが、もちろん古代遺跡ではなく、わざと上から見るとベラルーシの形になるように石を並べた公園です。
「明日をとどける」プロジェクトでのビデオ撮影の多くはこの公園内で撮影しましたが、生徒の中には自分の出身地を表す岩の前で朗読を撮影している人もいます。
岩の博物館公園は日本文化情報センターが入っているミンスク市立第5児童図書館の真向かいにあります。
裏手の団地内には小さい児童公園があって、そこに最近急に有名になった「戦う竜の像」もありますので、いつか日本から弊館のある町内に観光に訪れる際には、ぜひお越しください。