ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ミンスクにある長崎の鐘について(11)

2017-03-11 | 放射能関連情報
 2017年3月現在の長崎の鐘の様子はこのようになっています。
 このブログ上で問題提起しましたので、3月11日付の投稿記事をご報告とさせていただきます。
 
 まあ、またこれからどうなるのか、予測できない部分もあります。
 ベラルーシに住んでいる日本人、また在ベラルーシ日本大使館が(公式ではありませんが)声赤い教会に対して上げたことが、よかったのか、それともそれは無関係で星条旗が外されたのかも分かりませんが、とりあえず今はよし、という状況です。
(あ、ちなみに私が長崎大司教区にサイトを通じて送ったメールの返信はいまだに来ていません。(笑))

 私はミンスクで暮らしていますので、また長崎の鐘の今後についても見守りたいと思います。

 画像は見学に訪れたと思われる一家。私が画像を撮影している間も、長崎の鐘にはけっこう多くの人が訪れていました。
 このような形で、ミンスク市内で核の犠牲者の慰霊、そして反核を訴えている長崎の鐘ですから、それが持つ意義もよく考えて大事にしていかないといけませんね。


 

ミンスクにある長崎の鐘について(10)

2017-03-11 | 放射能関連情報
 以前ウクライナ国旗は長崎の鐘の裏側にぽつんと設置されていたのですが、今日本国旗の横に設置されています。
 では、長崎の鐘の裏側はどうなっているのかと言えば、画像のとおり、何の国旗もありません。
 星条旗はどこにもありませんでした。
 また「ミンスクにある長崎の鐘について(3)」でもご紹介しましたが、アメリカからの土の由来を説明するプレートもありませんでした。

 つまりペンキの塗り直しの際に取り外されたまま、元に戻していない、ということです。
 すると、納められているはずの土が入ったカプセルはどうなっているのでしょうか。
 もしかすると、撤去されたかもしれませんが、土はそのままで、星条旗とプレートだけ外されている可能性が高い気がします。
 
 一方でこの長崎の鐘の裏側をよく見ると、右側に1本国旗を取り付けられる器具がつけられていることが分かります。
 ですから、しばらく経ってから、またここに星条旗が設置されるかもしれません。

 
 

ミンスクにある長崎の鐘について(9)

2017-03-11 | 放射能関連情報
 以前このブログで「ミンスクにある長崎の鐘」についてご紹介しました。
 (1)から(8)までの記事についてはこちらです。

 この長崎の鐘にアメリカの国旗がつけられているのは、いかがなものか、という話でしたが、その後、ペンキが塗られ直されることになり、国旗も外されていました。
 もうペンキ塗りも終わっただろうが、その後の赤い教会の対応はどうなっているのだろうと、心配していましたが、昨日様子を見に行くことができました。
 
 画像のとおり、星条旗は外されたままでした。日の丸の横にあるのはウクライナの旗です。
 真ん中はベラルーシ国旗。
 左側にはロシアの国旗とカザフスタンの国旗が風のせいで絡まりあっています。
(やっぱりロシアとウクライナの国旗を並べることは、現状ではできませんね・・・。並べたら、苦情を言う人あるいは政府が出てきそう。)