ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシからのニュース二つ

2011-09-17 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 ベラルーシからのニュース二つをお知らせします。
 ロシアに続いて、ベラルーシもサマータイムに永遠(?)に移行することになりました。
 現在ベラルーシはサマータイム中で、日本との時差は6時間です。
 毎年10月最終日曜日からサマータイム終了にともない、時差は7時間になっていました。
 しかしこれはなくなり、日本との時差はずっと6時間のままになります。
 こちらで住んでいる人間からすると、1年に2回時計の針を1時間あっちにやったり、また元にもどしたり(絶対初日は遅刻する人が出るし。うちの図書館は日曜日も開館しております。)する面倒くさい手間がなくなり、うれしいです。やれやれ。

 もう一つのニュースは経済危機です。
 9月14日、1ドルが約5300ベラルーシ・ルーブルのレートで銀行窓口で両替が行われていましたが、9月15日、いきなり1ドルが約8300ベラルーシ・ルーブルになりました。他の外貨も軒並みベラルーシルーブルが大暴落しています。
 また銀行の両替窓口には外貨がなく、偶然外国人旅行者などが外貨をベラルーシ・ルーブルに両替市に来ると、その外貨だけは両替できるようになっていました。
 ところが9月からはそれさえ拒否する銀行が出てきています。
 旅行などで短期滞在される方が、帰国時に余ったベラルーシ・ルーブルをドルなどの外貨に再両替するのは大変難しいですので、一度にたくさんのベラルーシ・ルーブルへの両替は控えておいたほうがいいと思います。
 また外貨から外貨への両替も非常に難しいです。(ドルからロシア・ルーブルへの両替など。)
 ベラルーシへ来られる予定のある方はお気をつけください。