ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

射撃クラブ スポーティング・クラブの紹介 その13

2008-10-09 | ベラルーシ生活
 家族揃って、とってもおいしいお食事をいただきました。
 S夫が働いているおかげか、私が日本料理を教えたおかげか(大したことは教えていないのですが)「VIP」会員でもないのに、15%割引にしてくれました。
 ありがとう! スポーティング・クラブ!

 ウエートレスさんもみんな愛想がよくて、きびきび働いていて、とても感じがいいです。
 食事中にテーブルクロスの上にこぼれたパンくずを、集める専用の器具(こんな物があるのね・・・)で、お皿に集めてくれたりと、高級レストランに慣れていない私などは、かえって恐縮してしまいました。

 日本料理を教えに言ったときは、厨房の中にも入ることができて、とても社会勉強になりました。
 高級レストランって、内部ではこんなふうに料理を作ったり、食器を洗ったりしているんだなあ、と驚くことばかり。
 もちろん専属のパティシエもいるし、食事についてくるパンもここで焼かれていてすごくおいしいです。(^^) 
 
 しかし、スポーティング・クラブのすごいところはこれだけではなかったのです。
 それは「秘密のVIPスペース」です。さすがに利用することはできませんでしたが、(というか、何か壊したりしたら大変だと思って、緊張した。)特別にVIPスペースを見学させてもらいました。
 普段はVIP会員しか入れない高級スペースを画像でご案内しましょう・・・。

射撃クラブ スポーティング・クラブの紹介 その12

2008-10-09 | ベラルーシ生活
 レストランの窓際の席につくと、そこからは庭がこのように見えます。
 きれいな庭を眺めながらおいしいお食事がいただけます。
 夏場はレストランに併設されているテラスでも食事ができます。
 スポーティング・クラブには日本の石庭を模した庭が広がっていて、とてもきれいです。
 

射撃クラブ スポーティング・クラブの紹介 その11

2008-10-09 | ベラルーシ生活
 これはレストランとその庭です。スポーティング・クラブでみんなが一番好きな場所はたぶんレストランだと思います。(^^)
 レストランの名前は「ラブラドール」。入り口でクラブのマスコット犬、金色のラブラドール像がお迎えしてくれます。
 
 このレストランは非会員の人は入れないレストランなので、ミンスクのレストランガイドではあまり紹介されていません。
 会員と会員が連れてきた人だけがお食事できます。

 はっきり言って、メニューのお値段はとっても高いです! このクラブの会員でないと払えないような値段です。その代わり、高いだけあって味はとってもおいしいです。雰囲気もとても高級です。バーもあります。
 ちなみに「ゲスト」会員がここで食事をすると100%払わないといけませんが、「VIP」会員だと15%引きになります。
 
 この秋からは日本食メニューも登場する予定です。
 実は・・・この日本食メニューの指導は私がしたのです。
 私のようなただの主婦の家庭料理で、いいんですか? と何度も念を押したのですが、それでいい、というので、何回か日本料理を教えに行きました。
 でもやっぱりベラルーシで日本料理は難しかったですね・・・どうしても手に入らない食材があって、完璧な日本料理にはならない・・・なので、発送転換して、和風創作料理のようにしてしまった部分はありました。
 仕方がないのかも。でもかえって、ベラルーシ人のシェフがすばらしい料理にしてくれそうです。
 

 
 
 
 
 
 

射撃クラブ スポーティング・クラブの紹介 その10

2008-10-09 | ベラルーシ生活
 スポーティング・クラブの敷地内には、子どもの遊び場があります。
 これはトランポリンをしているY子。
 画像の端にも写っていますが、すべり台や、ブランコなどもあります。
 土日は会員が家族連れでやってきます。お父さんが会員で射撃の練習をしている間に、奥さんや子どもはここで遊んでいます。
(会員とその家族なら使用料は無料。)
 
 他にもバーベキュー公園で、家族連れでバーベキュー(シャシリク)を焼いて食べたりすることができます。(要予約。)
 飲み物など、レストランで注文すれば、公園までウエイターが持って来てくれます。

 射撃だけでなく、家族の憩いの場にもなるよう考えてつくられた射撃場だと思います。
 さあ、みなさん会員になりましょう。(笑)
 

射撃クラブ スポーティング・クラブの紹介 その9

2008-10-09 | ベラルーシ生活
 修理工房にはチェコ製の旋盤台など必要な器具が多数そろえられています。
 (しかしダーツはいらないだろう・・・。なんでこんなところにこんな物が?)

 ベラルーシも物価高が進んでいるとはいえ、西ヨーロッパ(もちろん日本)などから見ればまだ安い物価の国なので、修理代も割安です。
 日本のクレー射撃選手の皆さん、ベラルーシへ試合に来て、急に銃の調子が悪くなったら、S夫の修理工房へどうぞ! 日本語通訳もいますよ。(^^;)

 そしてスポーティング・クラブでは現在アーチェリー講座も開催されています。クラブ会員で、「アーチェリーもやってみたい。」という希望者にはS夫がトレーナーとして、初歩からアーチェリーの基本を教えてくれます。
(有料サービス。要予約。アーチェリーの道具もその場で貸し出しています。)

 トレーナーとしての給料も追加でもらっているので、おかげで家計が助かっております。(^^;)

射撃クラブ スポーティング・クラブの紹介 その8

2008-10-09 | ベラルーシ生活
 ときどき確認しながら、銃の修理と整備をするS夫。
 ここでは元台(木製の部分で、ここを構える。)を持ち主の手の大きさや形などに合わせて、調整する作業をしています。
 人それぞれの体形にも合わせて、微調整をします。
 選手の技量ももちろん大切なのですが、その人にとって構えやすい銃を準備するのも、非常に大切なスポーツです。
 ベラルーシでは簡単な修理ならできる銃の整備士は何名かいますが、本格的な修理や整備、調整ができる技術を持っているのは、国内ではS夫だけです。
 だからスポーティング・クラブで就職できたわけです。

 おかげで、他にいくらでも代わりのいる職員(例えばウエートレス)と違って、S夫はいきなり「翌日クビ」というのはないと思います。
 でも、一生懸命働いてほしいな、と思います。本人が好きな職業ですからねえ。

 夢はS夫が関わった銃で試合に臨んだ選手が、オリンピックでメダルを取ることですね・・・。

射撃クラブ スポーティング・クラブの紹介 その7

2008-10-09 | ベラルーシ生活
 ここがS夫の修理工房です。ここで銃の修理や整備をしています。
 以前働いていた職場とちがってきれいです。(^^;)
(前の職場での様子はHP「ベラルーシの部屋」内S夫のプロフィールをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/st/st3.html


 もともとスポーティング・クラブ内には修理工房はありませんでした。しかしS夫が転職することが決定してから、工房が建てられました。だからきれいなんですね。
(それにしてもテレビはいらんだろう・・・)

 S夫も私も転職してよかったと思っています。給料は増えたし、昼ご飯は無料でもらえるし(レストランで作った昼食で、インストラクター休憩室まで運んできてくれます。)いっしょに働いている人もみんなてきぱき働いていて、気持ちがいいですね。
 てきぱき働いているのはもちろん、給料がとてもいいからです。
 ただし、非常に厳しい条件です。
 まず、スポーティング・クラブで就職するのには、現職員か会員の紹介状がないと面接すらしてくれません。
 さらに厳しい審査の後、やっと就職できます。
 その後もミスなどすると、「翌日クビ」にされてしまいます。

 例えば・・・入り口で門番が入ってくる人をチェックしているのですが、ドバイの王子が車に乗ってホテルからスポーティング・クラブに来たとき、門番が王子が来ると言うことを分かっておらず、
「怪しい外人が来た。」
と思って、ゲートを開けなかったのです。王子の車は2分ほどそこで停車させられ、その後通ることができたのですが、門番は
「超VIP会員に失礼なことをした。」
という理由で翌日クビ。

 あるインストラクターは教える会員がいなかったので、
「暇だから、そばの森の中でキノコ拾いでもしよう。」
と森へ行ってしまい「所在不明」とされ、翌日クビ。

 ・・・みなさん、てきぱきと働いていますが、給料がいいのに、クビにされたらいやなので、必死なんですね・・・。



 
 


射撃クラブ スポーティング・クラブの紹介 その6

2008-10-09 | ベラルーシ生活
 Tの父はクラブ会員でもないのに、S夫がスポーティング・クラブで働いているから、という理由で、無料でクレー射撃を教えてもらいました。
 しかし、当然ですが全然当たらない・・・。
 生まれて初めてクレー射撃をしたのに、すぐに命中したら、次のオリンピックに出られますよね。(^^;)
 射面のほうから見た風景(普段はあまり撮影できない角度で)撮影した画像ということで、アップしてみました。

射撃クラブ スポーティング・クラブの紹介 その5

2008-10-09 | ベラルーシ生活
クレー射撃の練習風景のようすです。
 このように、いつも練習をしているクラブ会員がいます。
 ベラルーシではオリンピックに出場できるようなレベルに達した選手はゲラシチェンコ選手しかいませんが、ベラルーシも裕福層の人口が増えていますので、お金のかかるクレー射撃をする人もこれから増えてくるでしょう。
 スポーティング・クラブでは、14歳以上を対象にジュニア部門の練習も行われています。
 そのうちメダルが狙える選手が登場するかもしれません。

 ここでは1年に何回か、クラブ会員を対象にした試合が行われています。またベラルーシ国内試合の開催会場としても使われています。
 普段は入り口で人の出入りを厳しくチェックしていますが、試合のときは見学のため観客は入ることができます。

 クラブ会員のみが参加する試合では、外部の人は入れません。会場には屋外にテーブルが置かれて、セルフサービスになりますが、紅茶やコーヒー、クッキーが食べ放題になります。(^^)

射撃クラブ スポーティング・クラブの紹介 その4

2008-10-09 | ベラルーシ生活
 ここが射撃場です。とても広々としています。
 射面は5面あり、そのうち4面がトラップ競技とスキート競技を兼ねています。  1面はフィールド競技専用のコートですが、フィールドはオリンピック競技ではありません。
 手前の変てこな標識は「芝生内に入ってもいいですよ。」の表示。