新聞が示したデータが語る日本の社会の変化について、経済の一面を考えましたが(こちら)、もう一つ、家族の在り方についてもいいデータがありました(4月13日、朝日新聞)。世帯に占める家族の形の推移です。当然、親子が一緒に住むと思いますが、1980年にはそれは40%余りで、20%は独り暮らしだったそうです。一人暮らしが意外に多いのだと思いましたが、グラフが示すのはそれが劇的に増えたということで2000年には30%近く、2010年には30%を超え、今は40%近くになり、今後は40%をも超えると推定されています。これに伴い、夫婦と子が一緒に暮らす世帯は減少して現在は30数%で、今後は20%ほどになると推定されています。
つづく