自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

仙川のタヌキ 引っ越し?

2020年06月12日 | 標本
少し間が空きましたが、仙川のタヌキに戻ります。

その後も撮影は順調で、5月24日にも点検に行きました。撮影結果を見ると巣の前では順調に写っていましたが、ため糞場に新しい糞がありませんでした。そこのカメラの結果を見ると、キジバト、ムクドリが来て糞をつついていましたが、タヌキは全く写っておらず、ここは利用しなくなったようです。これはままあることで、タヌキはいくつかのため糞場を持っていて、急に使わなくなって別のものを使うようになったりしますから、その例かと思います。
 ところが28日にもう一度点検に行ったら、巣の前では5月25日までは写っていましたが、その後は写らなくなっていました。正確にいうと、全く写らないわけではないのですが、1日1枚くらいになっており、ガクッと頻度が落ちました。下水管に耳を近づけても音がしないので、あるいは巣を放棄したのかと心配になりました。

 5月31日に改めて点検に行きました。東の方で偶然ですが2カ所でため糞を見つけました。ここは何度か歩いた場所ですが、気づきませんでした。古い糞もあるので、これまでは見過ごしていたようです。

 6月4日にチェックしました。どうも不思議なのですが、下水管の前に以前通り上下するタヌキの動画がたくさん撮れていました。5月31日のカメラを設置した後からずっと連続で写っていました。
 ということは何らかの理由で5月26日から5月31日までは巣を放棄して引っ越しをしようとしたのかもしれませんが、その後はまた戻ってきたということのようです。東の方にほぼ等間隔で3台のセンサーカメラを置いたのですが、一番東のカメラには何も写っておらず、残りの2台には写ってはいましたが、いずれも低頻度で、仙子らしいものも写っていましたが、断定するには映像が不明瞭でした。
 こうしたことから、理由はわかりませんが、一時巣を放棄して、また戻ってきたということのようで、安心しました。


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