リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

お天気バッハ

2009年04月23日 11時36分15秒 | 音楽系
今日は東海上には992hPAの低気圧があり、少し冬型みたいな気圧配置です。南海上には1016hPAの高気圧、一方大陸には1032hPaの高気圧があります。ということで、気温は平年並みでお天気は良いでしょう。って、どんな天気予報や。(笑)

さて、この気圧配置の数字と同じ作品整理番号でバッハを聴いてみましょう。気圧配置の数字で聴く場合、さすがに245hPaというのはないので、受難曲やカンタータは無理ですが。(笑)今日のお天気バッハは、BWV992、1016、1032です。

992番は最愛の兄の旅だちに寄せるカプリッチョです。これはバッハのごく若い頃の作品ですね。成立は1703,4年頃だと言われていますので、10代後半です。最近は聴くことはないですが、私が20歳頃は、LPレコードでレオンハルトの演奏を聴いてなんか印象に残っています。

1016番はヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調です。6つのチェンバロとヴァイオリンのためのソナタの第3番です。作品の成立は1720年頃です。無伴奏ヴァイオリン作品に比べると、これらのソナタはちょっと知名度は低いかもしれませんが、なかなかいい曲です。

1032番はフルート・ソナタ イ長調です。1030番のロ短調のソナタはよく聴きましたが、この曲は聴いた覚えがありませんねぇ。これを機会にナクソス・ミュージック・ライブラリーで聴いてみました。聴いたのはJed Wentz のフルート、Christiane Wuyts (ハープシコード)(Challenge Classics CC72030 J.S. バッハ:フルート・ソナタ全集(ウェンツ))です。

ナクソス・ミュージック・ライブラリーは、月1890円の会費を払えば、ナクソスおよび関連レーベルの曲を自由に聴くことができるというサービスです。但しダウンロードはできません。会員じゃない方も、さわりだけは聴くことができますので、ぜひ一度お試ししてはいかが?って、別にナクソスのまわしものではないんですがね。(笑)