そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

気になる木

2010年06月11日 | 釈尊寺団地
私の住んでいる団地はとても規模が大きくて、第一・第二・第三団地と三つに分けられています。

その中の第一団地には、団地が出来る前から生えていたかと思うくらいの大きな木がたくさんあるのです。
森林浴とまではいきませんが、そんな大きな木のそばに行くと、とても静かな、豊かな気持ちになれるので、時々訪ねるようにしています。

上の写真のように、よく手入れされた庭園もあって、いつも感心させられるのですが・・・
最近、気になることがありました。



大きな藤棚があるのです。

もう花は終わりましたが、たくさんの実がゆれていました。

藤の実は、秋の終わりの冷え込んだ朝に、パ~ン! と大きな音をたてて弾けて、タネを遠くへ飛ばすのだそうです。
すごいエネルギーですね。

そんな元気な藤の木なのに・・・
見てください、この可愛そうな姿を。

数年前から少しずつ傷みはじめていました。
でもこんなにひどくはなかったのです。

これほど傷んだ幹なのに、たくさんの花を咲かせ、実を付けて精一杯の命を生きているのです。

でも、きっと木は悲鳴をあげていると思います!!
このままだと、枯れてしまうのは時間の問題でしょう。

今なら、まだ間に合うかもしれない!!
なんとか助けてあげたいです。



そしてもう一つ。
この木です。

大きなヤマボウシ。

見上げてもてっぺんが見えないくらいに伸びた大木です。
なのに、花はチラホラ・・・

大きくなりすぎて、花を付けるだけの元気がなくなっているのでしょうか?
肥料をあげるとか、少し枝を払うとか、なにか手入れの方法はないのでしょうか?

たくさんの花を付けたら、どんなに見事でしょう、、、、



個人のお宅のあちこちでは、

ホタルブクロや


ムラサキツユクサや


ドクダミなどが


こんな野趣豊かな植え込みに作られているというのに・・・


お花大好きの人は、たくさんいらっしゃるらしいのに、木はどうして見捨てられているのでしょう・・・

私の大切な大きな木たち、なんとか生き延びてくれますように!

第一団地にお住いの方が、この記事に気が付いて下さることを、祈ろうと思います。



<豊かなる命はぐくむ木のそばに 居るだけで癒され元気をもらう>





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貝殻のプレゼント♪

2010年06月09日 | チリ、プチモン・オクリカンクリ・貝がら
これは「時のかけらたち」という名前が付いていて、小さなビンに納められていました。
囲みに使っている流木も、いっしょに頂いたものです。

流木も、貝のかけらも、私は大好きでたくさん持っています。
私の好きなものをよくご存知だなあと、長いお付き合いの時間をしみじみと思いました。




これは「微小貝たち」という名前がついていました。

細長いちょっと大き目の貝が2センチです。
ピーチグラスも他の貝たちもちっちゃくて、よくこんなのを拾ってくださったことと思います。


         

         いつか 広い海にうまれて

         少しずつ ほんの少しずつ大きくなって

         
         波にゆられて 

         静かに暮らしていたのでしょうに

         いったい何事がおきたのかしら?

         
         バラバラになり
   
         小さな欠片になってしまって


         ひとりぼっちで

         海の中をただよいながら

         たくさんの魚や 見知らぬ貝や

         ゆらゆらと揺らめく海草たちの間を通り抜け

         波に乗って

         湘南の海岸にたどり着いたのね

         おつかれさま・・・

         

         そして 

         月うさぎさんの優しい手にひろわれて

         はるばると

         私に会いに来てくれたのね

         ようこそ・・・

       
         
         見てきた海の中の様子や
 
         波の音や

         はるかに見上げた空の色のことを

         これから

         話してくれるのね

       
         ゆっくりと ゆっくりと

         お話しましょうね

         もう ずっとここにいていいのだから




他にもたくさんの貝を頂きました。ちゃんと一つずつ名前が付いているので、すごいなあと感心!

例えばこんな具合です。

この左側に見えている「ネコガイ」と「ネズミガイ」は、楽しいですね♪


大き目の貝や、小石アートも。

なんて愛らしいハート!!
眺めていると、しあわせ気分です♪



月うさぎさんの手にかかると、貝殻も小石も流木も、まるで魔法をかけられたように、ステキな作品になってしまいます。
そんな月うさぎさんの大人気ブログはこちらです



他にも、先日ハワイに行かれたマナティさんからも、とてもきれいな貝殻を頂いていますので、近日中にお見せしますね。
どうかお楽しみに!!



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夜明けの空

2010年06月07日 | 6~8月の空
これは日曜日。 6月6日の夜明けです。
4時26分ですから、あと少しで大阪は日の出を迎えます。

よく眠れて、何事もなく明け行く空を眺めることが出来る・・・
そんな大きなしあわせに、心からの感謝です。



5分後、見上げると二十四日の月が白く輝いていました。


青い空には、白い月がよく似合う!
ピンクに染まった雲も、優しいですね。


同じ頃の東から南の空を見に行ってみました。

まだ登らない太陽の光が、高い雲を照らしていました。


そして10分後、もうすっかり明るくなりました。

この日の朝の、空の展覧会は日の出とともに終了です。


最初の写真から20分もたたないうちに、空の色はどんどん変化しました。

地球は、今日も順調に動いてくれているようですね。




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あれっ???

2010年06月04日 | 6~8月の草木
おお、今年もヌカススキがこんなに色づいていました!

毎年UPしているので、ご存知の方も多いことでしょうが、今ごろになると茎がこんなに赤くなってくるのです。

それで遠くから見ると、その辺一面にピンクの絨毯みたいに見えて、初めて見ると驚かされます。

毎年楽しみにしているのですが、草刈りのおじさんとの競争なんですよ
今年は間に合ってラッキーでした。



次に見たのはこれです。
スズランの実なんですが、

スズランはなかなか実が付かなくて、たまにポツンと見かけるくらいです。
それが、一本の茎にこんなにたくさん!!  
こんなの初めてです。

うまい具合に昆虫がやってきたのでしょうか?
花の名残が、まるで白いお帽子みたいですね。



そしてこれも初めて見たものです。

なんだと思います?

見たことない方も多いかと思いますので、こうなる前の姿を。
これなんです。

カラスビシャクといいます。
里芋の仲間です。

カラスが使う柄杓(ひしゃく)に見立てた名前だとか。

マムシグサなどに似ていますが、ずっと小さくて、気味悪いということはありません。

スプーンみたいな部分の上半分に雄花が、下半分には雌花が付いて実がなるとは聞いていたのですが、見たのは初めてでした。
これも、たいていはここに至るまでに草刈りがあるので、見ることがなかったのでしょう。

今年の気候不順のせいで遅れた草刈り、そのおかげで珍しいものが見れました!


最後は、そう珍しくはないですが、ノイバラの花を。

バラの仲間ではありますが、いたって地味です。
そこが好きなのですが・・・

秋に赤い実がなると可愛いですよね



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植物園の珍しい花

2010年06月02日 | 3~5月の草木
いい気持ちに晴れて、きれいな雲が流れている午後です。


色んな花が咲いていましたが、ちょっと珍しかったものを。

これはチャショウブというそうです。

北アメリカが故郷らしいです。見慣れたショウブの花とはちょっと違う感じですね。



こちらは、中央から南アメリカ原産のネコノツメです。

左の写真に見えている、小さな蔓が巻きついて延びていくのですが、これをネコノツメに見立てているそうです。


これは偶然で、花の名前とは関係ないのですが、そばにツボミがあってその中の一つがこんな形をしていました!

ネコちゃんの頭みたいでしょう?
笑っちゃいました。



もう一つ、
細い茎の先に、たった一つ花が咲くヒナギキョウが、草の中にポツンと咲いていました。

これも外来種ですが、なにやら儚げで好きな花の一つです。
でも風にゆれてばかりなので、写しにくい花でもあります。

大きさは1センチちょっとです。

これに似た花は「キキョウソウ」と「ヒナキキョウソウ」があります。
よかったらこちらに詳しいです



駐車場への帰り道、脱皮したてのピカピカのナナホシテントウがいました。

もう背中の点々がハッキリしていますから、脱皮してからだいぶん時間が経っているのでしょう。
脱ぎたての時は薄い黄色の無地の羽ですからネ



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