そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

氷ネコ?

2007年02月12日 | 水滴・凍露
どういうわけでこんな形になったのでしょう? 
名前を呼ばれたネコが、振り返っているように見えないでしょうか?



これは、彫刻の展覧会に出品できそうです!

不思議な形ですねえ。
作れといわれても、私にはとても作れません。
ちょっと溶け始めているようなので、もう少しで見損ねるところでした。


森の大ホールに輝く、ミラーボール?

実際には3ミリ程度の凍露でした。
こちらは、かっちんこっちんに凍っています。



これは何と呼んだらいいでしょう?

朽ちた落ち葉の葉脈に、霜がいっぱいです。
こんなブローチがほしい!!



これを見たとき、思わず笑っちゃいました。

何故って聞かれると困ってしまうのですが・・・なんだか愉快だったんです。


どれも、ほんの短い期間(時間?)限定のお楽しみです。
こんな風景、暖かい今年は、私の住む地域ではもう見られないかもしれないです。



こちらには自然観察関係のブログが、たくさん集まっています。
ランクアップ用のバナーでもありますが、ランクなんかに無関係に覗いてみてください。
私のところよりも、もっとステキなブログが見つかるかもしれませんよ
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あれ~?!

2007年02月12日 | きれいな空と雲
ルーペを取り出して
面白そうな水滴を探していると

あれ~~空が写ってる!
向こうにあるフェンスが曲がって写ってる

なんか、きれいだ


因みにレンズの部分を拡大すると

こんなです。

色々な方向から写り、更に2重に写っているものもあり・・・で、何が何やら。
真ん中の空に向かってモヤモヤしているのは、竹薮の竹の葉です。
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いかにもお魚の顔!?

2007年02月09日 | 鯛のタイ・耳石・鯛の九つ道具
このブログでは2度登場していますので、ご存知の方も多いと思います。
敢えて3度目のUPとなったわけは、この写真なんです。
今まで、顔(?)の部分をこんなに大きく写してみたことがありませんでした。

大きな鯛だったので、しっかりした骨が取れて、ルーペで見て見ました。
すると、骨の先端の部分が、まるで魚の口にそっくりで、びっくり!

何かの動物の顔にも似ていますね?


初めてご覧になる方のために、全体像も載せみます。

こんな骨が、鯛(魚全般)の体の中にあり、形が持ち主に似ているところから付いた名前です。


何のことだか解からないという方は、こちらをご見ていただけるでしょうか?
私の過去記事です。
鯛の鯛の詳しい説明


どのお魚にもこの骨はあります。但し形が少しずつ違います。
それ故に、マニアがいらっしゃるようで、遠く沖縄からお魚を取り寄せたりもなさるとか!
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霜などの名前

2007年02月07日 | 霜・氷・雪
霜とは、空気中の水蒸気が、0度以下に冷えた物や葉に凍り付いて、氷の結晶になったものです。

まだらに置いたのが「はだれ霜」
一面に降りたのを「霜だたみ」
しんしんと冷え込み、霜の降りる音が聞こえそうな感じがするのを「霜の声」
などと呼ぶそうです。


さて上の写真は、窓ガラスなどについている霜なので窓霜(まどしも)と呼ばれていることはご存知と思います。
別名を霜華(しもばな)と呼ぶことがあるそうです。
霜の結晶を華に例えるなんて、いいなあ~~

ガラス以外に付いていても、同じ名前のようです。

< 魅せられて
    そっと触れればたちまちに消える霜華いとしかりけり >



これは、すでに何度かお見せした水滴の氷です。

一度露が付いた後に、気温が0℃以下になって、その姿のまま凍ったもので、なんと、ちゃんとした名前がありました!
凍露(とうろ)と呼ぶのだそうです。

< 凍てる夜の氷の精の置き土産 >



そしてこれは、朝日が射してきたので溶けかけた霜です。

これの名前は露霜(つゆじも)です。
液体状の水分が多い霜です。

やがて溶けて水になるからでしょうか水霜(みずしも)とも呼ばれ、万葉集にも登場しているそうです。

< 朝日射す一瞬光り輝いて 淡く溶けゆく露霜のいのち >


以上は全て『空の名前』(高橋健司著・角川書店)に書かれています。
何度も何度も見ている本なのに、頭に残っていなかったことを、おおいに恥じました。

高橋先生、もう決して忘れませんから!!




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農園の春

2007年02月05日 | 12~2月の草木
快晴。
穏かな日差しのなか、久しぶりに農園料理のお店へ連れて行ってもらいました。

ここにはロバ、ウサギ、ヒツジなどがいますが、これはヤギです。
だってメ~~~エと鳴いてたんですもの(笑)
(と書きましたが、後でコメントでヒツジだと教えていただきましたすみません)

< ふわふわの暖かそうな毛皮着て 
             草を食んでるやわらかな命 >



柵の前では、オオイヌノフグリが

といっても、今年は珍しくもないですね。
それでも、枯葉の間から顔を出している姿は、やっぱり可愛いです。

光がまだ弱いからでしょうか、午後2時ごろなのに、まだパッチリと開いている星の瞳(どこかの地方では、こんな名前で呼んでいるとか)でした。

<瑠璃色の星の瞳が空仰ぎ 
          春が来たよと唄っているよ >



梅も満開。

良い香りでした。

< 香りでは紅梅にだって負けないぞ 
              元気あふれる白梅の花 >



その横に奥へつながる細い道があり、ちょっとした崖になっています。
見上げると、枯れ葉に日が当たって、芽生え始めのカラスノエンドウの影が写っています。

枯葉の風景ですが、光が秋から冬とは違って、明るいように感じました。

< やがて土に還る枯れ葉も明るくて 
              草の芽の影を映し輝く >



そこから更に奥へ行くと、椿が咲いていました。

ヤブツバキでしょうか?
素朴な感じがします。

< 空の青映して揺れる水の面 
           春告げる風がそっと撫でてる >





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立春卵

2007年02月04日 | 本の紹介・その他いろいろ
立春卵」の思い出

「立春には卵が立つんだよ」と父に言われて、必死に挑戦したのが、幼き日の懐かしい思い出です。
父は、ゴブラン織りのテーブル掛けの上で、根気よく挑戦して立てて見せてくれました。

実際には、何も立春でなくても立つのですよね。
せっかくなので、いまやってみました。

真っ直ぐな所に卵の頭(とんがってない方)を下にして真っ直ぐに立てます。
そして、手のひらで包むように辛抱強く立たせること5分。(この抑えている時の立て方にコツがあると思います)
そ~~っと離すと、うまくゆけば卵は自立しています!

ほらね!

神に誓って、何かでくっつけるなどの不正はしていません

少し柔らかめのものを下に敷くと立たせやすいので、ティッシュを4つ折にしたのを敷いています。

それから、長い間じっと持っているのは大変だし、つい歪んだりするので5分くらい湯のみに立てておきました。(湯のみ茶碗のサイズは卵が中に入らないようなものを。そして、くれぐれも真っ直ぐに立ててネ!)

その後、ティッシュに移して手のひらで包むこと2分くらいで、立ちました。
ちゃんと立つとかなり長い間立っています。

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山は雪

2007年02月02日 | 12~2月の空
これは、今朝の南の空です。
雲が低く垂れ込めていたのですが、突然この部分だけに、隙間が出来ました。

ちょうどそこに太陽が居たようです。
ほんの2分くらいだけですが、上に向かって赤みの強い光芒が立ち上りました。
その後はまた雲が広がって、時々雪がチラチラ・・・


午後になるとかなり晴れ間が出ました。
でも、山の方では雪が降っているみたいですね。

雲から山肌まで、白くつながっているでしょう?
青空がありますから、積もるほどではなく、雪しぐれでしょうか。

雨ではなくて雪を降らせている雲ですが、名前は「降水雲」です。


これが雨だと、こんな感じです。(古い写真で、以前にも載せています)

黒っぽいもやもやの正体が雨なのですが、ほとんどは地上まで届かず、途中で消えてしまっていますね。

こんな雲は「尾流雲(びりゅううん)」と呼ばれます。
雲(雨など)のしっぽが流れちゃってるので、尾流雲?
このもやもやが地上まで届いていれば、降水雲というわけです。

夏の、ひどい夕立などでは、灰色のカーテンが降りているように見えることがあります。


珍しいものではありませんが、見晴らしの良いところからでないと見られないので、ご紹介してみました。
私も、団地の5階に住む友人宅で、遠くの山に雪が降っているのを教えてもらって、初めて知りました。


< 遠山を白く包むは雪雲か うさぎや小鳥さぞ寒かろう >



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