そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ヤマネコノメソウは面白い!

2014年04月15日 | 3~5月の草木
どこにでもあるというものではありませんが、私がいつもうろついている湿地にはたくさん生えています。
ヤマネコノメソウという名前です。

初めて見たときは、おわんの中に小さなタネらしいものがいっぱい入っていて、面白いな、と思いました。
取り出そうとしても、なかなか取れません。

ちょっと近づいてみましょうか。

黄色で囲んであるのが花です。
周囲にある細長いものの中には、、どうもタネができつつあるような感じですね。
タネがちゃんとできるとパカっと開くのでしょうね。

大きくしてみますね。


写真は拡大していますので、実際のタネの大きさはこんなです。


タネの端には、糸状の「胎座」というもの(親との接続部分)がついています。
下の写真の手前右の方のタネには、それの様子がわかると思います。

糸のようなものが見えるでしょう?

そしてこのタネは、雨が降ってきて、そのしずくが当たるとパッと四方に飛び散る仕掛けになっているのだそうです。(多田多恵子さんの『身近な草木の実とタネ ハンドブック』文一総合出版より)

ユキノシタの仲間だそうですが、ユキノシタの実には、こんな仕掛けはありませんよね・・・不思議ですねえ~



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