そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

あの世でも じっとしていない両親と お花見をする

2013年04月05日 | 3~5月の草木
すこし前のことだけど

「千の風になって」という歌が しばしば流れた時があった

あの歌を聞いて 私は

そんな当たり前のことを なにをいまさら唄うのよと

不思議だった


だって 私の父も母も

おとなしくお墓の中に眠ってるとは とても思えなかったもの


やれやれ やっと自由になれたぞ!

ふたりとも そう思って 世界中を 駆け巡ってるに違いないと

私は思っていた

それは お葬式のすんだ 一週間後くらいからだった


何か 相談したいことができると

お気に入りの椅子に ゆったり腰掛けて

じっと目を閉じて

父や母に語りかける


お墓の中に眠っていないから

すぐにやってきて いろんな話を聞かせてくれる

いつの日も

わたしは 決して一人ぼっちではなかった


だから 今年の特にきれいな色のさくらも

東屋のベンチに腰をおろして

両親と一緒に見ています


父ちゃんは 俳句をひねり

母ちゃんは 絵筆をうごかし

私は 能がないので おやつを食べて・・・

楽しい家族のひととき



コメント (10)
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