柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

表記

2016-10-04 08:24:26 | Weblog
オートファジー。もちろん初めて聞く言葉で、やはりこっちの fuzzy と思いますよね。現代科学は非線形、複雑系理論が主流だそうですから(医学は全くの複雑系ですから私たちは慣れてますが)、不確定さの中にも自動制御機構がある、なんて発見かなと字面から勝手に想像しましたが、自食作用と出て、ええ?そっちのファジーかぁ。これは十分に医学用語専門用語でしょう、phago- とは「食べる」の意です。phagocyte ファゴサイトとは白血球のような食細胞のこと、白血球が細菌を飲みこんで処理することを phagocytosis と言います。その phago でした。詳細は産経新聞が一番分かり易く図解されてます。細胞内の構造物として昔からわかっている(私達も習った)液胞がその役を担っていて、それをきちんと証明したというわけだそうです。生体(細胞)が飢餓に耐えるメカニズムです。不要物の処理に関わる機能の発見ですから、つまりはアルツハイマー病とかパーキンソン病の治療への発展が期待されるというわけです。しかし、カタカナ表記ってのは分かりませんね。phagy をファジーと読むなんて頭に浮かびませんから。ファジーと聞けば fuzzy ですよねぇ。と、ぶつぶつ言うわけです。
コメント
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