オートファジー。もちろん初めて聞く言葉で、やはりこっちの fuzzy と思いますよね。現代科学は非線形、複雑系理論が主流だそうですから(医学は全くの複雑系ですから私たちは慣れてますが)、不確定さの中にも自動制御機構がある、なんて発見かなと字面から勝手に想像しましたが、自食作用と出て、ええ?そっちのファジーかぁ。これは十分に医学用語専門用語でしょう、phago- とは「食べる」の意です。phagocyte ファゴサイトとは白血球のような食細胞のこと、白血球が細菌を飲みこんで処理することを phagocytosis と言います。その phago でした。詳細は産経新聞が一番分かり易く図解されてます。細胞内の構造物として昔からわかっている(私達も習った)液胞がその役を担っていて、それをきちんと証明したというわけだそうです。生体(細胞)が飢餓に耐えるメカニズムです。不要物の処理に関わる機能の発見ですから、つまりはアルツハイマー病とかパーキンソン病の治療への発展が期待されるというわけです。しかし、カタカナ表記ってのは分かりませんね。phagy をファジーと読むなんて頭に浮かびませんから。ファジーと聞けば fuzzy ですよねぇ。と、ぶつぶつ言うわけです。
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