両側の鎖骨下動脈損傷による失血死だったそうです。司法解剖の結果が新聞に載ってます。当日の奈良医大の担当医は会見で首に二箇所大きな傷があった、心室にも穴が開いていたと言うばかりでした。当日のTVのテロップにも首に命中なんて表現でした。てっきり頸動脈だと思い込んでましたがそうじゃなかったのでした。ちなみに心臓から上向きに出た大動脈はクエッションマークのような右曲がりの弧をなした後は背骨の左隣りをまっすぐに下降しながらそれぞれの臓器に至る動脈を分枝していくのですが、右曲がりの弧を描いている途中、丁度鎖骨を触れる高さの所で首から上(脳)と両上肢に至る主幹動脈を次々に分枝します。鎖骨の下をくぐって走行するので鎖骨下動脈と名付けられているのが腕を栄養する太い動脈です。心臓の傷がどうだったのかわかりませんが、両側の動脈を対称的に損傷するとは自家製手製の拳銃がよほどに破壊力があったのか、つくづく運が悪かったのか(当たり所が悪かった)。呼ばれて駆け付けた現場近くの開業医のコメントが載ってますが、その時点で全く反応なく心拍は触れず大量の出血だったとあります。即死だったんですね。が、あれだけのVIPです、その場で即死なんて公表できません。体裁を整えねばなりません。近くの救急病院で死なせるわけにもいきません(病院側も嫌でしょう)、せめて国立病院です。まずは阪大でしょうが奈良医大の方が近かったんでしょう。奈良医大の医者も泡食ったでしょうねぇ。ええ?うちに来るの?そして家族が到着するのを待って死亡宣告する。とうに死んでいるのですが、これが体裁です。設備の揃ったところで専門医による懸命の治療にもかかわらず、との体裁です。犯人は特定の宗教団体に恨みがあった、そのトップも狙ったが安倍さんも関係が深いと知っていたので今次の犯行に及んだと言うているそうです。宗教団体と言えば公明党か幸福実現党ですか。後者に安倍さん関わってないでしょう。創価学会ですね。何でも母親が入れ込んで金をつぎ込んで幼少時ひどい目に遭ったそうです。ああ、そうか。創価学会も金むしるんじゃと改めて知ることです。その辺りの似非新興宗教と何も変わらないというわけでした。でもそれじゃぁ向きが違うじゃないか。山口さん撃てばよかったじゃないかい。無体な犯行に理屈など要らぬ、順であれ逆であれ本人の恨みがあれば十分だとは知りつつ、安倍さんでなくてもよかったのになぁ、ではあります。
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