柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

有事

2022-07-24 07:21:35 | Weblog

シオノギのコロナ用の飲み薬の承認が見送られたことをここで批判したことでしたが、今朝の産経新聞に同じように思っている人が他にもいるらしく記事が載ってます。緊急承認 審議を疑問視 有事意識欠ける との見出しです。そうそう、そういうことです。もちろんデータは不十分だったんでしょう、承認に反対した人にはそれなりに理由があるはずです、科学者として枉げられないとかの正義感です。が、見出しにもあるようにここで優先すべきは有事性有事意識でしょうね。嘘をつけ目をつぶれというのではなくて、不都合でなければGOという判断です。AかBかという判断する時に決め方は何通りかあって、両者拮抗する時にAを選ぼうとするに「Aの○○の利点を今回は採用しましょう」とか「Aで不都合がないならまずこちらで行きましょう」という議長(司会)権限が使えます。そもそも反対論が多かったのならこの手も使いにくいですけれど、どうだったんですかね。こういう論調は産経新聞らしいし、朝日毎日には載らない記事かなとも思いますが、政府がイギリス式の with Corona に移行しようとしているときにその決め手になるだろう妙手をわざわざ蹴るか?の誹りは厳として起こります。当然です。

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