柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

数合

2022-07-25 08:26:09 | Weblog

薬剤師の数が多すぎるので今後は抑制する、大学の定員を抑制する、薬学部の新設を認めないとの記事です。そうかぁ。歯科医師の国家試験の合格率が悪くなった、つまり試験が難しくなったとは知り合いの歯科医がよく言うてます。抑制策だそうですこれも。歯科医も余ってきてると。で、医者は足りない?これもおかしいことですわね、そう思われませんか。医者も毎年毎年一万人以上生まれてましょう、余るはずです。もっとも働き先の数が医者と歯科医薬剤師では違いますか、病院考えればそうですね、医者は科の数だけ(それも複数)要りますが、歯科医や薬剤さんはそんなに要らない。となると開業に向かうばかりです。田舎町の当地柳井で開業医が30あります、歯科医院はもっと多いかなそう言えばという感覚です、調べたわけではないですが。今後どんどん人口が減っていく流れの中でパイの取り合いはよくないというわけです(もっともそれなりの理由が別にあるはずですが、本音はここです)。薬剤さんも医薬分業が始まった頃には調剤薬局がどんどんできてそれなりに展望が開けたのでしょうが、最近はあれこれの縛りがきついとよく聞きます。そう、梯子は外されるんもんですから。医者の不足論もその実は都会への偏在に拠ることです、こっちは解決策があるのですけれど知らん顔しているのが厚労省です。やがて余ります、医学部増やしたって何にもなりません、でもやるんですね。やれやれです。

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