柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

画期

2015-09-19 08:21:12 | Weblog
安保関連法案が参院で可決されて、案がとれて晴れて法律になったわけです。が、今後はこの法律の違憲性に対する訴訟が全国で起こされるそうで、違憲判断ですから最高裁まで必ず行きます、何年もかかる裁判が始まります。最高裁がこの法律は違憲だと判断すれば廃棄されるんでしょうね。憲法学者が大勢で違憲違憲と叫ぶ、過去の内閣法制局長達を呼びだして今までは違憲だと言ってきたと証言させる、それに対して政府は違憲判断するのは学者じゃない、法制局じゃない、最高裁だと突っぱねてきましたから、今後の段取りはきちんと進めねばならぬところではありましょう。判決までの間は法律として機能するのでしょうから、自衛隊の体制を組み直して行けるわけです。堂々とアメリカと組めるわけです(今も十分に同盟国ですが)、中韓にロシアに相対せるわけです。参院民主党の福山さんは民主主義は死んだと鼻の穴膨らませて憤って見せてました、岡田さんは平和主義、立憲主義、民主主義に大きく傷つけたとマイクの前で静かに語ってました。海外武力行使に道、民意軽視の政治、デモのうねり民主主義の発露、朝日毎日の見出しです。国防の為なら戦える、米軍の都合では戦えぬ、自衛官に犠牲者が出る、と自衛官やOBに語らせます。戦争するわけがないじゃないですか。戦争しないですむように、戦争しかけて来ないように、なのですが、そこをわかろうとしない。地球の裏側に自衛隊を送る、そこで死者が出る、という極論を振りまわす。NO WAR? 当然です、NO WAR なのです。この法律はまさに画期をなすものです。
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