県知事が、中電が何度も出している上関原発建設に係る公有水面埋め立て免許の延長申請を七度目の(この人は初ですが)判断先送りをしたと報道です。つまり、この申請書では不十分だから書き直して来いと言ったわけですが、これが七度も繰り返されるところ予定調和そのものです。二井さんから始まって七度目。上関原発建設は国の重要電源開発地点に指定されているそうです、推進派が錦の御旗にする国策指定です。が、あの3.11来、何の問題もない既存施設の再稼働すらできぬ状況下に、新設はとても無理でしょうの常識的判断です。この雰囲気の中では、推進派の人達にとれば先送りで御の字です。ペンディングが現状下には最上の結果でしょう。一方、反対派にとればここで一気に不許可が欲しいでしょうね。一旦不許可となれば再提出は難しくなりましょうし、反対するにも大きな根拠ができますから。新聞の見出しは推進派反対派ともに戸惑いとありますが、違うでしょうに。知事とすれば、TVや新聞が解説するように国の方針が見えない以上は決められませんよ。特に今の県知事は(今までもずっとですけれど)官僚さんです、政府方針に逆らい(え)ません、石原さんや青島さん(古いですか)とは違います。今をときめく首相のお膝元の知事です。彼らの引きで得た地位です。もうちょっと引っ張っとけ。まだ時期じゃないと。それで終わりでしょう。予定調和。こうなるに違いないでしょうに。
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