柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

裏腹

2015-06-09 08:22:55 | Weblog
年金機構のデータ漏洩(ではなくて盗まれてるんですが)事件、十分に非難の対象ですがそちらは措いて、このバレるバレぬの差の大きいことです、事の大小はあれども。このハッカー騒ぎがなければ、あの組織はずっとインターネット繋いだままにデータのやり取りを仲間内でやってたわけです。否、インターネットに繋がってるからメール送れるのです、彼らには危険意識などありません。こっちの使い勝手が全てですから、向こうから入ってくるなんて想定してません。コンピウタウイルスのことはもちろん知ってましょう、不審なメールは開けるな、特に添付モノには触るな、この程度は私如きレベルでも知ってることです。そのためにセキュリティーソフトがあるんだし、このパソコンには入っているから大丈夫なんです。どこまでもその程度の認識。メールでどこでも送れる便利さが、世界中どこからでも侵入される危険と裏腹であると、頭では理解できても実感できません。それはセキュリティー会社の仕事でしょう?一旦バレると一斉攻撃です。誰も号令かけぬのに大人海戦術が始まります。そして遡る遡る。十年も前からこんな杜撰!でもバレなければ今現在もこのシステムで動いている筈ですし、誰も咎めません当然ながら。それこそシステム会社がこれは危険ですからきちんとセキュリティーかけた新しいシステムにしましょうと予算時に話を持ってくるくらいのこと、問題ないんだからいいんだよこれで!でチョン。医療過誤もそう、役所の不祥事も皆このパターンです。一斉攻撃を受けてあれよあれよという間に丸裸にされて、ええ?こんなことで?という非難の嵐の中に叩きこまれる。そんなことで今までちゃんと回っていたのに。ですよね。気をつけましょう、御同輩。世間様は怖いのです。
コメント
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