柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

総括

2015-06-14 07:02:26 | Weblog
韓国のMERS、WHOが乗り込んできて非難してます、初動が悪かったと。遡りのチェックは簡単ですからね、要は今ただいまをどうすればいいかなのですが。TVが言ってましたが、彼の国の習慣風習も感染を拡げたんだそうです曰く、多くの医療機関を受診する、多くの人が見舞いに押しかける。そんなこと今更言われても、ですね。国柄国民性を非難したところで何にもなりません。映画館だかどこかを消毒噴霧している映像が流れますが、見覚えのあること、デング熱騒ぎの時の東京の公園でもこんなでしたね。所詮は後追いです。予防できなかったから、初動が無効だったから感染が拡がるのです。エボラと変わりません。対岸の火事と見ていたら痛い目に遭うのでしょうが、いいえ、何年か前の新型インフルエンザ騒動を思い出されればいい、彼の国々と寸分違わないのです。一旦広がってしまえば止められません、水際の何のとあれこれやってましたが(あのサーモなんとかで通行人の発熱具合をチェックするのがよく映像で象徴的に使われますが、何の役に立ってましょうか。機械の紹介に過ぎません)何の効果もなかったでしょう?先進国気取りでいますが、公衆衛生的に進んでいるだけ、医療行政が世界レベルにあるだけです、いざ大事が起こった時のドタバタはいずこも同じ秋の夕暮れです。結局、初動がどうこう対応がどうこうの犯人探し、誰かが悪者になっているうちに自然に流行はおさまっていく。平安奈良時代の流行り病の経過と全く同じ。エボラ出血熱があれだけ拡がって長引いたのはアフリカの後進性の所為と思ってますか?上記した如く確かに公衆衛生的施策の不足、国民の文化文明度の違いは大きいのですが、感染症自体に差はありません。あれが日本に起こっていたらもっと早くに終息したと思われますか?もっとパニックになってもっと大騒動になってそれこそ収拾がつかなくなっていたんじゃないんでしょうか。銘々が口々に非難し抗議し逃げ流言飛語をまき散らすだろうからです、それこそ民度の違いです。でも、必ずやがて終息します。流行るだけ流行ったら終息します。自然の摂理です。そこまでどう凌ぐか。もっともこの医療機器の溢れた、薬剤の豊富な国でそんな諦観が通用する筈もありません。だからもっと大騒動になる。MERSもやがてこちらに来ます。当初は何人感染したとTVは喧しいでしょうが、新型インフルエンザの時、デング熱の時と同じく、やがてマスコミも飽きていちいち報道しなくなってやがて自然に消える。後出しじゃんけんでは必ず勝てます。所詮は感染症には敵わないのです。太古の昔から変わりはありません。頭を低くして通りすぎるを待つのみです。
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