柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

バカ親

2008-09-04 08:44:08 | Weblog
五輪の残り火がちろちろと燃えています。シンクロの井村さん、中国の強い慰留を今のところ蹴ってフリーになるそうです。女井村よどこへ行く?日本の協会がメンツを捨てて膝を折るか、それとも次はアメリカカナダで一旗揚げるか。中国の給料がいいんですよ、なんて揶揄する向きもいますが、それで十分ですわ。浪花節の苦手な人間も同じ数だけいるんですから。ハンマー投げの室伏、惨敗の5位(それも皆知らないでしょう?マスコミの集団暴力は本当に怖いことです)だったんですが、なんでも銀、銅メダルとった二人がドーピングで引っかかってメダル奪られそうなんだそうです、でそうなると繰り上げ3位。前の金メダルも繰り上げ一位だったですね。この男、世界じゃちょぼちょぼなんですわ、まるで世界一みたいな報道でしたけど。繰り上げ銅メダリストになった暁にはまたマスコミの持ち上げに手を挙げて応えるんでしょうかね。勝手にやればいいですけれど。JOCは、オリンピックに向けた強化補助金をたんまり出しているんですが、金メダルを獲った女子ソフトボールでしたが、次回から正式種目を外れるので補助金ごっそり減らされるんですって。年間7千万円から300万円へ。これは野球も同じことですって。ちなみに水泳には一億七千万円、柔道には一億六千万円だったそうです、いいねえ。それくらい金を出さなければ・・って話なんでしょうけれど、そこまでやる?でもありまする。JOC専務理事は、ソフトボールには功績に応えて相当の対応するつもりだが、野球からは罰金を貰いたいくらいだと言ったそうです。そう新聞記事になっています。問題にならないでしょうか。問題になったら面白いですね。その通りですから。年俸何億も貰ってる選手ばかりの集団ですよ。気持ちはよーくわかります。
 埼玉の幼児放置死事件、放置したバカ母親に実刑が言い渡されました。それは当然のこととして。記事にあります、6才の長男に2才の双子の世話をさせていたんだそうです。ちゃんと世話をしないときっと怒っていたんでしょうねこのバカ親は。死んだのは双子のうちの一人(餓死)、もう一人は重度の脱水状態で見つかり命長らえているそうです。公判の場で一人の時間が欲しかったなんて与太を言ってます。ま、こんなバカ親です、何を言っても驚きませんが腹は立ちます。それより記事にあるこの長男の言葉です、世話をしないとママに怒られた、僕がちゃんと世話しなかったからいけないんだ、僕が全部悪いと言ったそうです。なんと・・。健気でいじらしくて涙が出ます。6才くらいになるとこのくらいのことは言えるんですが、それにしてもです。この母親を非難するのは簡単ですし、誰が見てもこの母親が悪いことです。でも、そんな母親でも、このお兄ちゃんにとってはただ一人のお母さんなんですわ。これ想うとなんとも切ない、やるせないことです。お母さんの帰ってくるのをただただ待ってる。6才の子にどういう対応ができますか、目の前には反応しなくなった弟(妹)が横たわっている。布団を掛けたり話しかけたりするしかないことだったでしょうね。そういうことを考えるとほんとうに切ない思いになります。当の母親は遊び回っている。・・。この子達の運命といってしまえばそれまでです、親を選べませんから。でも6才の子にこんな思いをさせることの残酷さです。さぞ心細かったでしょうね。よく辛抱したねと抱きしめてやりたい思いになりました。
コメント
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