柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

疑い

2008-09-08 08:43:07 | Weblog
北の湖理事長、いよいよ土俵際ですか。自分の弟子にかかった嫌疑ですから尚更です。またもうひとりがあの大鵬が受け入れた力士、大鵬さんは一代年寄ですから定年退職後は娘婿の元貴闘力の大嶽部屋にいます、またこの貴闘力が「自分の息子の言うことを信じてやるのが親の務めだ」なんて言って。これ大鵬さんも言ってたことです、世紀の大横綱が言うことですからね、その辺りのチンピラ年寄は黙るしかないでしょう。大鵬に業績で伍せるは千代の富士かこの理事長か、やっと貴の花くらいのものですから。貴闘力もそのままを言い続けています。ま、この人達の態度はさておいて(脇に措けないんですがね、理事長の弟子ですから)、事の真相や如何に。当人達は先の提出した尿を次の検査に回すことを拒否しました。先の尿検体からは大麻の代謝物が検出されてます。新聞によればこの検査では他の物質、例えば彼らが言う痛み止めの飲み薬や注射の代謝物は反応しないんだそうです。代謝物というのは体の中で分解されて要らぬものとして排出される、その変化したものを言います。彼らの言い分は、検体(尿)がすり替わったんじゃないのか、誰か他の人間のものと入れ替わったか、あるいはその代謝物を後から何物かが混入したかという疑いでしょうね。会見の場では本人達真っ向から否定していましたから。弁護士まで立てて大仰になってます。この検体が本当に本人のものかどうかを確認しろということなのでしょう。そして混入の虞のないことを証明してからにしろということでしょう。前者については他の物質やらDNAやら調べれば本人確認はできそうですが、後者はどうですかね。でも代謝物を混入するなんてことのほうが難しそうです、第一どこから手に入れますか?それとも先に挙げられた力士の尿を混ぜたという単純な仕業でしょうか。この兄弟だけが陽性になったという特異さが解決の鍵に違いないのでしょうが、身の潔白が真のことならどんな検査にも従うことでしょうにね。検体自体に疑いがあるならそれはそれで別の調査です、この検体がどうなのかを調べるは大事なプロセスですがね。詳しい検査すればその代謝物がどの程度のものかまでわかるんじゃないんでしょうか。身の潔白を証明するに近づくことになりましょうにね。こういう拒否は疑いを増すばかりです。世論を敵に回します。理事長どうしますかね。これだけ不祥事が続くとさすがに進退問題でしょうね。それとも今回もどこ吹く風でしょうか。自分の弟子の問題ですけれどねぇ。
コメント
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