柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

2008-09-03 08:43:12 | Weblog
自民党の総裁選挙、民主党の選び方がなんだか嫌らしいものなので(無投票でずるずると小沢に傾いていく)自民党の誰彼があれこれ批判していてた手前、こっちは公明正大な選挙しないといけないという理屈なんでしょうが、麻生さんの対抗が小池さんとやら石原長男とやららしいです。おいおい。もう劇場方はうんざりだ。ですね。小池女元大臣のような権力志向のつよい(端からの素人目にもそう見えます)奴に小泉型のパフォーマンス政治やられたんでは日本は沈みまず。中川秀直さんはまだ改革路線を行きたいらしいのですが、小泉改革が大間違いだったって事まだ認識できてないんですかね。規制緩和が、資本主義自由主義の根幹のように思われた無規制の自由競争化が実は今までの堅実な資本主義を壊してしまったんです。竹中さんのやってきた経済改革なるものがどういう結果をもたらしたのかは浅学にてわかりません。が、景気は悪いままですね。それがどの程度まで彼のやってきた経済対策に負うものかすらわかりませんから評価もできませんが、少なくとも彼が旗を振ってから何年も経った現在この時点で景気は悪いまま、閉塞感は募ったままです。間違いでなかったにしても正しくなかったんですよね。小泉内閣が押し進めた規制緩和は間違いなく日本の今までの経済成長を支えてきた基盤を壊しました。倒産失業やら格差社会やらは当然の結末であったわけです。自民党をぶっ壊すというフレーズに国民みんな騙されちゃったわけです。日本が壊されました。だから修復して貰いたい。あれは間違いだったとちゃんと評価して貰いたい。金の配分の間違い(補助金の一般財源化)から始まって、医者の配分の間違い、煙草や酒の小売りに関するものなどにいたる、この男のやってきた規制緩和という奴がどれだけ戦後何十年日本を支えてきた生活基盤を壊していったか。ぐるりと周りを見渡すだけであれもこれもと明らかじゃありませんか。もう要りません。外連ばかりの役者なんぞはいりません。麻生さん頼むから固い政治をやってくれ。国民を安心させてくれ。本当にそう思うことです。
コメント
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