柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

大嘘

2008-04-24 08:43:23 | Weblog
米国産牛肉に危険部位の混入があったと吉野屋が見つけて国に報告した、またバタバタしている図です。吉野屋も迷ったでしょうね、ここで騒ぎ立てればまた輸入制限などの処置が下されましょう、ダメージは吉野屋にも大きいわけです、やっと普段通りの24時間営業ができるようになった矢先ではありますから(前にも言いましたが、当地には吉野屋はじめ量販牛丼屋がありません。ですから実感は全くありません)。でも通告した。もちろんあとでバレる方が何百倍ダメージが大きいからです。いいかげんにしてくれよアメリカ~、と言っておけばいいのです、あとの処理は役所がやってくれます。吉野屋が見つけたから事の処理がスムーズに運ぶんでしょうね。不祥事ではありましたが一番適当な見つかり方だったんでしょう、米にとっても吉野屋(牛肉業界)にとっても。皮肉に見ればこんなことでしょうか。
  NHKでまたまた与太を言ってました。セットオフなんて横文字持ってきてのいつもの手口、横文字礼賛に乗っかっての大騙しです。セットオフとは相殺の意味ですって説明して、二酸化炭素の排出量制限を私達もやりましょう、地球温暖化対策を私達も身近なところからやりましょうという話題です。例の国と国とが割り当てられた排出量を売買するように(これ自体がまやかしなんですが)、この特集では結婚式やら新婚旅行を題材にして具体的に数字を示してましたが、結婚式の食事やら何やらで出てくる二酸化炭素量、新婚旅行で利用する飛行機が排出する二酸化炭素量、それらを足して総量がいくら、それに見合う(処理するためなのか、この番組では中国かどこかの砂漠に植林する費用にするとか言ってましたが)金額を別途どこかに払うんだそうです(いや、参会者から費用を別途募るんでしたか、それは忘れました)。吹き出しました、同時にこのなんともいやらしいまやかしに腹が立ちました。見合うだけの金払えば二酸化炭素とやらをたっぷり排出してもいいってわけですな。セットオフセットオフを何度もアナウンサーが連呼します。素人騙し、いや日本人を騙す嫌らしい手です。意味もはっきり分かにままに横文字やら略語でごまかされる。この野郎!大体が温暖化なんて概念自体が怪しいことで、その元凶と目されている二酸化炭素もそんなに学者がゴアが言うほどの悪者じゃないっていう意見もあります。それを措いても、大体に今ここで出さないようにしましょうというならいざ知らず(このケースなら食材をこう変えましたとか、新婚旅行はしませんとか)、食いたいモノたらふく食って、飛行機に乗って新婚旅行に行くんですわ、その代わりに金出しますからって。何が地球に優しいんだ?結局大量に排出していることには何の違いもないことじゃないかい。おまけに言えば、その金、どこに行くかわかったもんじゃないです。ビジネスですからね、あなたは砂漠の植林に役立ったなんて思ってるでしょうが、介在業者がそんなに素直にやりますか?中国ですよ。おあいにくでした。一番のまぬけはあなたでしたって話。それを煽る煽るNHK。嘘は大きい方が騙し易いんですよね。気づいてくださいましよ。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする