memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

世界を食べさせる  AQUANOR

2011-08-26 07:00:44 | 水産・海洋
世界はもっと魚を必要としている…これはAQUANOR 2011年のメッセージの鍵である(8月18日TFSND)

NOR-FISHING財団の会長Liv Holmefjordは「水産物は世界に知られたノルウエーの産物の一つである」と発言。AQUANORは世界460地区からの出展者や参加者を歓迎する。同氏はAQUANORは養殖業界で最も重要な催事であり、出展者のみでなく参加者のためのものである。「アイデアや考えを交換する場所である」 「養殖業はノルウエーでは歴史の浅い産業で、その発展はおとぎ話のようにこの40年間で変化してきた」 「我々の将来についてさまざまな議論がある。生産のピークに到達したのか、あるいはこのまま成長を続けられるのか?などである」
「AQUANOR2011がこうした議論の場となり、環境に与える影響を最少にし養殖業の持続性の援けになることを望む」

ナガスクジラ捕鯨を停止    アイスランド

2011-08-26 00:01:12 | 水産・海洋
今年はアイスランド沿岸でのナガスクジラ捕鯨を停止すると発表。その理由は日本の震災による鯨肉市場の崩壊という(8月24日FUD)

この国は150頭のクジラ捕獲枠をもつ。しかしそれを行使しないのはアイスランドの鯨肉の主要市場である日本が理由。 2か月前には米国がナガスクジラを捕獲していることを理由に貿易制裁を突きつけた。この中には魚製品の禁輸も含まれていた。米国商務省のGary Locke長官はオバマ大統領に世界的な絶滅危惧種であるクジラにアイスランドが脅威を与えていると伝えた。大統領は60日以内に対応するとし、その中には貿易制裁が含まれたが米国以外ではその法制についてはあまり知られていない。

Locke長官は「アイスランドはIWCが決めた商業捕鯨は受け入れられないという地球規模のモラトリアムを無視している。アイスランドはクジラを捕獲しナガスクジラを輸出している。鯨類保護の世界的な努力を傷つけ絶滅危惧種を脅威にさらしている。アイスランド政府は直ちにモラトリアムに従う行動をすべきと。アイスランドは捕鯨は厳しくかにされていると主張し、アイスランド漁業大臣のJon Bjarnason は健全な科学と持続性に基づいてというアイスランド捕鯨に対する米国の動きに驚かされたという。「ミンククジラの年間捕獲数はおよそ7万頭いるうちの216頭である。またナガスクジラについては20,000頭のうちの154頭である」と漁業省の声明文はいう。

アイスランドのメデイア報道によればHyalfjordurにあるクジラ加工場は今年はクジラの処理がないことを確認しているという。しかし2012年の準備はするという。こうした決定はこの地区の雇用を減少させている。