memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

無国籍者: 国に見捨てられた人々は母国を求め、日陰の辺獄に生きている

2011-08-31 00:00:58 | 亜細亜海道
国に拒否され最も基本的な権利さえも否定された人々は辺獄に生きている。このような人は言い換えれば“天と地の間に生きる人々”といえよう(8月23日REUTERS)

世界中でおよそ1500万の人々が無国籍者である。どの国の国民としても認められていない。この惑星で最も人目につかぬ人々である。彼らの窮状について国際的なキャンペーンを行うことを国連は望んでいる。
「この大きな問題の一つは単純で、世界的に大きな問題としてとらえられていないことにある」国連難民事務所UNHCRの無国籍者対策部門の代表のMark Manlyはいう。戸井らえられていないことである。「報道には議論されることが全く少ない。大学などによる調査も少なく、国連でも同じだ。比較的最近でも議論されることがなく我々の知識との大きな乖離が生まれている」とManly氏がロイター基金による人権問題ニュースサービスのAlertNetに語った。無国籍問題は貧困を悪化させている。家族を崩壊させ子供たちの未来を破壊している。また人権を奪われた人々が武器をとれば戦争にまで発展する。こうしたことが発生したのがアイボリーコーストや今後民主共和国である。

38か国が無国籍者の削減条約に署名して今年8月30日には50周年を迎える。.
最も大きな無国籍者のグループはRohingyasである。南アジア系のイスラムの人々はミヤンマー政府に市民権を認められていない。数千人がバングラデシュから東南アジアに散らばっている。「Rohingyasにはこの地球上で国がない」とマレーシアに住むKyaw Myint氏 44歳はいう。「動物だって平和な心を持つ,しかし我々 Rohingyas, には安寧の心がない、それは無国籍だから」その影響は国によって異なる、しかし無国籍の人々は教育えお絶たれ、医療を絶たれ、正式な雇用も得ることができない。彼らは仕事を始めることもできない。車の免許も、銀行口座ももてない。合法的な結婚や家族を尋ねるための旅行もできない。

もちろん投票もできないからこの窮状を改善する政治家を選ぶこと不可能だ。無国籍者であることは「天と地の間に生きている」というだけだとクエートからのベドウイン族のAlenezi氏はいう。「今ここに自分はいるもののいないことになっている」と現在ロンドンンに住むAlenezi( 42歳)は付け加えた。多くのベドウインのようにベドウイン遊牧民の末裔は自由にクエート、サウジアラビア、シリア、ヨルダンなどを渡り歩いて生きてきた。(以下省略)

写真:Rohingya の漁民が難民キャンプのTeknafの近くでボートを引き上げている。ミヤンマー政府はRohingyasの人々の市民権を認めていない。


余剰小麦200万トンを輸出    ブルガリア

2011-08-31 00:00:05 | 
ブルガリアは2011年度産小麦の余剰少なくとも200万トンを輸出すると国立穀物餌料局のPavel Nikolov次長が発表した(8月24日SNT)

バルカン諸国はすでに57万トンの小麦をポルトガル、ギリシャ、スペインやEU諸国に販売した。Nikolov氏は電話インタビューに答え 農民は今年426万トンの小麦を収穫、昨年の400万トンを超えたという。「今年の収穫は多く品質も良好な天候により昨年よりも良い」「輸出船積量は少なくとも200万トンを超えるであろうと」

またブルガリアはEU向けに26万トンの大麦を輸出。今年の収穫は68.5万トンと昨年の83.3万トンよりは少なかったが。
Bulgaria sold someブルガリアは2010年に159万トンの小麦を輸出している。国内の穀物消費はおよそ200万トンであり、さらなる輸出が可能であるとNikolov 氏はいう。