memories on the sea 海の記録

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ナガスクジラ捕鯨を停止    アイスランド

2011-08-26 00:01:12 | 水産・海洋
今年はアイスランド沿岸でのナガスクジラ捕鯨を停止すると発表。その理由は日本の震災による鯨肉市場の崩壊という(8月24日FUD)

この国は150頭のクジラ捕獲枠をもつ。しかしそれを行使しないのはアイスランドの鯨肉の主要市場である日本が理由。 2か月前には米国がナガスクジラを捕獲していることを理由に貿易制裁を突きつけた。この中には魚製品の禁輸も含まれていた。米国商務省のGary Locke長官はオバマ大統領に世界的な絶滅危惧種であるクジラにアイスランドが脅威を与えていると伝えた。大統領は60日以内に対応するとし、その中には貿易制裁が含まれたが米国以外ではその法制についてはあまり知られていない。

Locke長官は「アイスランドはIWCが決めた商業捕鯨は受け入れられないという地球規模のモラトリアムを無視している。アイスランドはクジラを捕獲しナガスクジラを輸出している。鯨類保護の世界的な努力を傷つけ絶滅危惧種を脅威にさらしている。アイスランド政府は直ちにモラトリアムに従う行動をすべきと。アイスランドは捕鯨は厳しくかにされていると主張し、アイスランド漁業大臣のJon Bjarnason は健全な科学と持続性に基づいてというアイスランド捕鯨に対する米国の動きに驚かされたという。「ミンククジラの年間捕獲数はおよそ7万頭いるうちの216頭である。またナガスクジラについては20,000頭のうちの154頭である」と漁業省の声明文はいう。

アイスランドのメデイア報道によればHyalfjordurにあるクジラ加工場は今年はクジラの処理がないことを確認しているという。しかし2012年の準備はするという。こうした決定はこの地区の雇用を減少させている。


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