memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

違法操業のフィリピン人を追放  インドネシア

2011-08-08 00:01:08 | 海事
インドネシアは違法操業で収監していたフィリッピン人92人を追放した。マグロの違法操業で収監されていたフィリッピン人が日曜日の夜にジェネラル・サントスのMakar桟橋に帰還したと外務省当局が発表した(8月2日MindaNews)

「彼らはインドネシアで平均4~6か月収監されていたが交渉努力により釈放されたもの」と外務省地方当局の係官Jovencio Agusが語った。帰還者の多くはこの港町か近隣の出身者であるが、遠洋でインドネシア海軍に違法操業のかどで拘束されていたもの。92人の追放者は日曜日午後9時にフィリッピン政府の傭船したインドネシア船舶KM Tunas JayaでMakar桟橋に帰還した。「多くの家族が再会を喜んだ」という。 ほとんどの拘束された漁民は一家の稼ぎ手であり、長期にわたる高速で家族らは経済的困難と心理的悲嘆に暮れていたとAgus氏は語る。

フィリッピン沿岸警備隊、検疫局、入国管理局、社会福祉局などが支援のために帰還者らを受け入れた。外務省ミンダナオ地方局のNoel Servigonは最大至急案件として漁民らは土曜日にインドネシアのBitung市を出発したと。 フィリッピン漁民御インドネシア海軍当局による拘束は了解の設定が不明瞭であるためにこれまでにも何度も発生している。Agus 氏はフィリッピン政府がこの問題を何とか解決するよう要請、この問題を軽減することができなければ、政府は拘束されていて帰還した漁民に対し相応の金を支給すべきと語った。また彼は漁船船主や漁業会社が漁民を支援すべきと語った。

Agus氏によれば漁民がいったんインドネシアに拘束されるとジェネラルサントスを基地とする漁船船主は彼らを解雇するという。しかしながら漁業を基幹として経営するRDグループを経営する議員のRonel Riveraはそのような扱いはしないという。Rivera氏によれば彼の会社は以前メナドの領事館と共同し、インドネシアに拘束された漁民の帰還支援にあたったという。
Agus 氏はこんおmジェネラルサントスには長年にわたりインドネシア人が居住しており方言も自由にこなす、そうした人たちが遠洋延繞での違法操業に参加しているのだという。

密漁でカンボジャ船籍の船を拿捕     ロシア極東

2011-08-08 00:00:13 | 水産・海洋
ロシア国境警備隊はオホーツク海でカニの密漁の容疑でカンボジャ船籍の船を拘束したと発表した。(7月25日NOVOSTI)

この船Nardinにはロシア人18人が乗り組んでおり沿岸警備隊に発見された後逃げようとしたという。ロシア連邦治安当局FSBの航空機による6時間に亘る追跡ののち密漁を停止させたという。この漁船には漁具と活カニの運搬装置が積み込まれていたが乗組員は漁業許可証を所有していなかった。

ロシアは2007年5月以降活カニの輸出を禁止している。しかしいまだ毎年大量のカニが輸出されておりその仕向け先は日本と韓国であるという。