ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

日本最優秀ソムリエコンクール決勝のロゼワイン!

2023-09-15 23:11:25 | ワイン&酒

昨日、日本最優秀ソムリエコンクールの課題についてリポートしました。

決勝の課題の中で登場したワインについて、簡単に紹介しましたが、課題のラストに出題されたロゼワインについて、少し詳しく紹介します。

 

エチケットラベルの絵が美しいロゼワインです。

 

Arnot-Roberts California Rosé 2022 (USA, CA)

 

2001年に創立したカリフォルニアの「アルノー・ロバーツ」が造るロゼワインで、ブドウ品種はトゥーリガ・ナショナル100%

トゥーリガ・ナショナルはポルトガルのブドウ品種ですね。

糖度が低めの品種ながら、深い色、鮮やかな酸味、香りの複雑さに惹かれ、このブドウでロゼワインを造りたいと、2010年から生産しています。

 

カリフォルニアのトゥーリガ・ナショナル100%のロゼ、だなんて、ブラインドで出されたら、まず当てられないですよね?

選手たちは皆、プロヴァンス・ロゼと思って説明していました。

 

(決勝で出されたワインのヴィンテージは不明、現行なら2022年)

2022年ヴィンテージを実際に飲んでみると、フレッシュでチャーミングな果実味と酸が心地よく、ほどよいうま味も乗った、バランス良好のロゼワインでした。

実は偶然にも、コンクール決勝の同日の数時間前、都内で行われたアメリカワイン試飲会でこのロゼを試飲し、写真も撮っていました。

 

試飲会場で撮った写真 -左が課題に出たロゼ

 

ラベルがキレイだったこと、ブドウ品種が意外だったこと、飲んでおいしかったことから、このワインだけアップの画像を撮影したのが、冒頭の写真です。

 

なので、決勝終了後にワインが明かされた時、あ!と驚きました。

 

 

試飲会のブースで輸入元から「マーグリット・モンダヴィの孫のワイナリー」と聞き、だから、ラベルは彼女が描いた絵なのね、と、印象に残っていました。

マーグリットさんは、あのロバート・モンダヴィ氏が再婚したお相手です。

 

マーグリット・モンダヴィさんの孫のワイナリーで、彼女の絵をラベルにしている、という内容の記事は以前にも書きました。

「REVIK」ワイナリーの共同オーナーのフィリップ・ホルブルックがマーグリットさんの孫です。

 

今回の「Arnot-Roberts」は、幼なじみの Duncan Arnot Meyers Nathan Lee Robertsが二人で立ち上げたワイナリーで、ネイサン・リー・ロバーツがマーグリットさんの孫になります。

 

ということは、ネイサンとREVIKのフィリップは従兄弟同士?!

祖母マーグリットさんの絵をラベルにしている従兄弟ワインを並べて飲むのも楽しいかもしれません

 

※輸入元:WINE TO STYLE   参考小売価格:5,300円(税別)

 

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日本最優秀ソムリエコンクール決勝のポイントを考察

2023-09-14 23:58:01 | ワイン&酒

8月30日に開催された第10回日本最優秀ソムリエコンクールの結果は速報でリポートしていますが、決勝の内容とポイントをリポートします。


決勝に残ったのは4名。
今回はアジアの招待選手が8名いて、うちマレーシア代表のジャスティン・ホー選手が決勝の4名の中に入りました。
日本最優秀ソムリエコンクールの優勝者は日本人選手としていますので、決勝に進んだ3名の日本人選手で優勝を競います。

審査順はくじ引きで、中村僚我(ロオジエ)、森本美雪(コンラッド東京)、野坂昭彦(マンダリンオリエンタル東京)、ジャスティン・ホー(マレーシア)の順となりました。

海外大会に向け、審査はすべて英語。
決勝に残る選手は皆、英語の会話もスムーズでした。

審査は公開の舞台上で行なわれます。

課題1
3名の客へのアペリティフサービス
IPA、ペットナットを男性客2名に、オールドファッションを女性客に(3分)

 


IPAビールと発泡のペティアン・ナチュールを注ぎ、オールドファッションカクテルを3分でしたサービスするのは、時間的に厳しいものがあります。
そこで今回は、サービスアシスタントとしてワタルさん(岩田渉)が就きます。アシスタントはカクテルを作ることはできません。

アシスタントに適切な指示を出し、チームワークでうまく進めて行けるかどうかが、この決勝のポイントのひとつでした。
結果は、4選手とも時間内にサービスできず、タイムアップ。

アシスタントはこのあとのサービスにもスタンバイしています。



課題2
バイザグラスワインリストの間違い探し(2分)


課題3
6人テーブルのワインサービス
ボトルシャンパーニュのサービス
シャトー・メイネイ(ボルドー)1998年をデカンタージュサービス(10分)

先にシャンパーニュボトルを選んでもらい、その後に赤ワインのデカンタージュ。
サービスの途中で常連客らしい女性客二人が来店し、バブルをグラスで飲みたいとリクエスト。

 



時間に制限があるので、アシスタントをいかに使うかがポイント。
シャンパーニュサービスが始まってすぐに、シャンパーニュじゃなく白ワインをグラスで飲みたいという客のリクエストにも対応する。

 


各選手とも、赤ワインのデカンタージュの前後までは行くものの、タイムアウトで誰一人として完了できず。
グラスのセットやシャンパーニュの注ぎサービスをアシスタントに分担すると良かったかもしれません。


課題4
グラスワイン1杯のフルコメント(2分)

赤ワインで、キアンティ・クラシコグランツィオーネ、ボルドー右岸ポムロール、イタリア・トスカーナのブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、ボルドーの複数品種ブレンド、といった回答が出ましたが、正解はフランスのローヌ。
ギガルのコート・ロティ ラ・トゥルク。ブドウ品種はシラーとヴィオニエのブレンド。

 


課題5
3つのグラスワインを比べながらテイスティングしてコメント(3分)

共通点はなにか?なに違いか?
カベルネ・ソーヴィニヨンで国と産地が違う、スペインのリオハが共通点で違いは標高、共通点はアメリカンオーク樽で、違いは国と品種、比較ポイントがわかりにくいが、チリのアメリカンオークのカベルネ・ソーヴィニヨン、ニューワールド系、ボルドーの飲み比べ?という回答が出ました。


正解は、ナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンで、違いは畑の標高でした

 

課題6
3つのワインをエレベーションで並べなさい(1分)

エレベーションは標高のこと。
野坂さんは勘違いをされたのか、飲み頃について回答。
ほか3選手は質問を理解して回答していました。

attitude?と、別のワードで聞き返す選手もあり、質問の意味はしっかり確認する必要がありましたね。

 

 


課題7
グラスワイン1杯をテイスティングして、合う料理などを店のシェフとディスカッションする(3分)

グラスの中はロゼワインに見えます。
大半がプロヴァンスロゼと判断しました。
が、実際はナパ・ヴァレーのロゼ。

 


シェフ役は、ナパ・ヴァレーヴィントナーズ日本代表の小枝さんで、ワインとフードペアリングのスペシャリスト。これに気付けば、ナパ・ヴァレーのロゼかも?と推察できたかもしれません。
このロゼワインですが、偶然にも私は同じ日の昼間の試飲会で飲んでいました。
ラベルオープンされてビックリ!
こんなこともあるんですねぇ〜



以上の審査で、
優勝が野坂さん、2位が森本さん、3位が中村さん、となりました。

決勝を観戦して、森本さんは自身が優勝できなかったことにだいぶショックを受けているように見えました。
森本さんは、コミュニケーション能力は素晴らしいですが、ブラインドやサービスの連携で取りこぼしがありました。

優勝した野坂さんも取りこぼしはあちこちありましたが、時間が限られた中でのアシスタントとのチームワークがスムーズでした。日頃からマンダリンオリエンタルのチームメンバーと共に鍛錬してきた成果が出たようです。

アシスタントが用意された意味を理解できたかが重要でした。

 

左より)Ho、野坂、森本、中村

 

野坂さんと森本さんの上位2名は、2025年9月にマレーシアで開催されるアジア&パシフィック大会に日本代表として出場できる予定です。

アジア&パシフィックで優勝すると、翌2026年3月にポルトガルのリスボンで開催される世界大会に自動的に進めます、

こちらも応援したいですね!

 

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「トラピチェ」が高地ウコ・ヴァレーで造る高品質マルベックワイン

2023-09-13 23:58:08 | ワイン&酒

アルゼンチンのメンドーサに1883年に設立された「トラピチェ」のワインは日本市場で長年流通しているので、名前を知っている人が多いかもしれません。

斜めに貼られた特徴的なラベルも印象的でした。

 

そのトラピチェの輸入元が変わり、ラベルデザインも変わり、え?7これがトラピチェ?と驚くほど印象が変わりました。

 

特に印象的なのは、テロワールの美点をボトル内に集約したという「テソーロ」シリーズ。

中でも、アルゼンチンを代表するブドウ品種、マルベックのワインがよくできていると思いました。

 

TESORO Malbec 2021 Trapiche(Argentina, Mendoza, Uco Valley)

 

私が注目したのはラベルの「UCO VALLEY」の文字とアンデス山脈の絵柄

ウコ・ヴァレーは標高の高い畑の産地で、品質の高いブドウから高品質のワインが生み出されています。

 

実際に飲んでみると、素晴らしい凝縮感で、洗練された酸とタンニンを持つ、非常に満足度の高いフルボディの赤ワインでした。

フルボディといっても、重さは感じません。

ソースを使った上質な肉料理、うまみ系のチーズなどに合いそうです。

ラベルも高級感がありますね。

この内容で、参考小売価格2,700円(税別)

 

2023年11月から出荷開始とのことで、まだ市場には出ていませんが、今のうちにメモリにインプットしておきたいワインです。

 

※輸入元:三国ワイン

 

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10月からワイン値上げ必至の中、ブルゴーニュワインでオススメはこれ!

2023-09-12 23:58:39 | ワイン&酒

スーパーのお酒売り場でよく目にするのは、10月からの酒税法改正

新ジャンルやワインは値上げとなるため、「値上げ前にお急ぎください!」のPOPがあちこちに貼られています。

 

色々なものが値上がりする中、ささやかな晩酌の楽しみにも値上げの波が…

 

新ジャンルは価格が大きくないですが、ワインはもともとの金額が大きいので、値上げ幅が大きいように感じます。

 

例えば、ある輸入元のブルゴーニュワインで、今13,600円のものが、10月以降は18,000円に価格変更する、というリストを今ながめています。

 

しかしながら、10月以降も価格変更なし、というワインや輸入元もあります。

ある輸入元の方の話では、価格はヴィンテージ変更のタイミングで変更しているので、同じヴィンテージのものを値上げすることは基本的にはしない、とのことでした。

 

10月以降のワインの価格は、輸入元によっても、また同じ輸入元の中でもアイテムによって違ってくるみたいですね。

となると、慎重なワイン選びが大事になってきます。

 

飲み頃でおいしいし、10月以降の価格も変更なしなので、個人的にイチオシでオススメ!と思ったのが、メゾン・ジョセフ・ドルーアンの「ショレイ・レ・ボーヌ 2020」

 

Chorey-lès-Beaune 2020 Maison Joseph Drouhin

(France, Bourgogne)

 

ブルゴーニュのピノ・ノワールの赤ワインです。

ショレイ・レ・ボーヌはブルゴーニュの中ではマイナーなアペラシオンかもしれませんが、いまこれを飲むと、ふわりと果実味が開き、にじむようなみずみずしい酸とやわらかく溶け込んだタンニンが丸いバランスで、うまみもあり、とてもおいしい

ブルゴーニュのピノ・ノワールの典型、王道の味わい、といえるでしょうか、

 

試飲会でブースにいらした生産者に感想を伝えると、「フランスのレストランでとても人気」とおっしゃっていました。

 

現在の価格は5,000円(税別)

10月以降も変更なし、とのこと。

ドルーアンのピノ・ノワールの赤ワインの中では、「コート・ド・ニュイ ヴィラージュ2021」が4,500円から9,000円に、「コート・ド・ボーヌ ルージュ 2019」が8,000円から1万円に価格変更するのに対し、「ショレイ・レ・ボーヌ 2020」は5,000円のまま価格据え置きですよ?

 

5,000円は輸入元希望小売価格なので、実際に買う際にはもう少し価格が低くなる可能性があり、5,000円を切るショップをいくつも見ました。

 

今年の夏は猛暑すぎて、ワインを買うには躊躇しましたが、気温がだんだんと下がってくるこれからは、ワイン購入のいいタイミングですね。

値上げが予定されているものは、9月中に入手したいところです。

 

※輸入元:三国ワイン

 

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チリ戦の次はイングランド!

2023-09-11 23:55:07 | 雑記

リアルで試合を観ていませんが、フランスで開催されているラグビーワールドカップで、日本は初戦のチリに快勝だそうで、嬉しいニュースです。

大会に参加している国は、どこも強豪揃いですので、まず1勝できたのは素晴らしいこと。

 

 

チリは訪問したことがある国なので、親しみを持っています。

 

次の対戦国はイングランド?

どの試合も楽しみですね!

 

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華麗すぎる羊羹「羊羹ファンタジア」@会津

2023-09-10 23:58:38 | ワイン&酒

過日、親戚の葬儀で会津に行った時に、2歳年上の従姉から帰り際にもらった手土産が華麗すぎました

 

羊羹ファンタジア 長門屋(福島県会津若松市)

 

なんでも、秘書が選ぶ手土産、に選ばれたことがあるお菓子だそうです。

 

入っていた説明書を見ると、断面が美しい羊羹みたい。

 

 

実際に切ってみると、こんな感じ。

 

断面が美しい~

 

羊羹といっても、寒天の部分があるので、比較的サラリと食べられました。

小豆部分の甘さはしっかりあります。

暑い時期なので、冷蔵庫に入れて冷やしてから食べました。

 

重さを計ったら、中身だけで500g。

100gあたりのカロリーは276.4kcal

8等分になるようにスライスして食べているので、一切れ当たり172.75kcal(笑)

 

美しい箱入りで、中身も華麗なので、たしかに手土産にはいいかもしれません。

(ネットで見たらいいお値段してました)

 

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季節が秋に向かっているのを感じます

2023-09-09 23:41:55 | おいしい食べもん

昨日は少し涼しく、ほっとしました。

今日の最高気温も30℃に達しなかったそうで。

 

明日は暑さがぶり返すようですが、このところ、季節の移り変わりを日没時に感じています。

盛夏の頃は、19時でも明るかったですが、今は日没が早くなりましたよね。

冬の頃は17時で真っ暗になりますが、これからはそこに向かってだんだんと日が短くなっていくんですね。

 

この夏、たくさん食べていたスイカも、今日が最後の一切れでした。

スイカの代わりに登場したのがこちら。

 

青みかん

 

スーパーで見かけたので買ってきました。

皮が青いので、酸っぱいのかと思いきや、それほどではなく、爽やかな甘さでした。

 

青いみかんが出回ると、秋の始まりを感じます。

 

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おいしいトゥールーズ@フランス

2023-09-08 23:59:36 | お出かけ&旅行

ラグビーワールドカップが始まるということですが、今大会の舞台はフランス

日本代表チームはトゥールーズを拠点に滞在する、ということを聞きました。

 

トゥールーズは私が大好きな街です。

マルシェが有名なので行ってみましたが、フランスのおいしいものにあふれ、食いしん坊にはたまりません

 

トゥールーズの名物のひとつ「ソーセージ」

 

焼くとこんな姿になります

 

本場でいただく「カスレ」

 

「フォアグラ」も食べました

 

トゥールーズの街並みは親しみやすい雰囲気

 

 

赤レンガやテラコッタ瓦の建物が多いことから「ばら色の街(la ville rose)」と呼ばれているそうです。

 

街中には、なんと、ユニクロもありました(笑)

 

 

エアバス本社があるので、郊外のこんな風景の中に巨大な飛行機の機体が突然現れたりします。

 

 

またぜひ訪れたい街です。

 

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古木カリニャンの赤ワイン@ヤオコー直輸入ワイン

2023-09-07 23:04:55 | ワイン&酒

昨日紹介したヤオコー直輸入ワインの続きです。

イタリアのファランギーナの白ワインと一緒に直輸入ワイン3割引の日に買ったのはこちら。

Sensas Carigna Vieilles Vignes 2021 LGI (France. IGP Hérault)

 

南仏ラングドックの「センサス カリニャン」
古木のカリニャンから造られた赤ワインです。

カリニャン100%という点が以前から気になっていました。
ブルゴーニュ型ボトルというのも期待できます。

セラーから出してすぐに開けてグラスに注いだ状態では、素っ気なくストンとした印象。
空気に触れ、温度が上がってくると、ワインがゆっくり開いてきます。
が、1日めはまだ閉じています。

翌日になると、ワインが開き、香りも味わいも濃く、やわらかく、複雑味を帯びてきました。
グラスをひと回り大きいブルゴーニュグラスに変えたのも良かったと思います。

カリニャンは個人的にも好きなブドウ品種で、若くハツラツとしてスパイシーな時もあれば、少し練れて色気が出てきたり、変化が楽しいのが気に入ってます。
ピノ・ノワールのような風味が出てくることもあり、飲んでみると好き、という人も多いかもしれませんね。

 


カルカッソンヌ近郊のネゴシアンですが、このワインのワイナリーはサンシニアン近くにありそう?

南フランスのラングドックの赤ワインですが、味わいはドロドロ濃すぎず、アルコールも12.5%と、むしろライト。
みずみずしくチャーミングな果実味と酸味、しなやかなタンニンのバランスがよく、気負わずに楽しめる赤ワインでした。

 

 

 

ラベルデザインがシンプルで、わたし好み

残った分を取っておくのに、スクリューキャップ栓がとても便利でした。


通常価格980円(税抜き)、直輸入ワイン3割引の日で686円(税抜き)
なんだか申し訳ないくらい


秋が深まり、冬もおいしく飲めると思いますので、またぜひリピートしたいと思っています。 

 

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イタリア白ワインを飲んでみた@ヤオコー直輸入ワイン

2023-09-06 23:54:41 | ワイン&酒

過日、スーパーのヤオコーで直輸入ワイン3割引!の話を書きましたが、またもや買ってきました

 

Falanghina Benevento 2021 Titerno 

ファランギーナ ベネヴェント 2021 ティテルノ

(Italy, Campania, IGP Benevento)

 

イタリアはカンパーニア州の白ワインで、ブドウ品種はファランギーナ

カンパーニア州の州都はナポリ。

アマルフィといった有名な観光地もカンパーニアです。

 

ファランギーナはカンパーニア州で多く栽培されている白ブドウで、イタリア全土でもカンパーニア州がダントツ!

ということは、カンパーニア州を代表するブドウと言えますね。

 

 

南の産地なのでアルコール度数が高いと思いきや、12%とライト。

飲んでみると、ほどよく引き締まったフルーツ感があり、ほんのり柑橘の風味の爽やかさを感じる、口当たりなめらかな白ワインでした。

するする飲めますが、薄いというわけでもありません。

ミディアムライトの、のびやかなボディがいい感じ。

 

魚にも肉にも合わせましたが、どれにも合わせやすいタイプだと思います。

今日はロース厚切り豚を生姜焼き風にしたものを合わせました。

キャロットラペや野菜のマリネなどにもよく合いました。

 

 

 

スーパーのヤオコーの直輸入ワインで、通常価格は880円(税抜き)

直輸入ワイン3割引の日に買ったので、616円(税抜き)

味わいから考えると、こんなに安く買ってゴメンナサイ、です。

 

スクリューキャップ栓なので、開けてからの管理もしやすかったです。

気軽に飲めるデイリーワインとして、リピートありです。

 

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タブレット端末でGoogleMapのカーナビ機能を使ってみたら

2023-09-05 23:55:30 | 雑記

8インチのタブレット端末をオトクに買った話を書きましたが、購入したサイトを見ると「在庫なし」に変わっていました。

早々に購入して正解

 

このタブレットに一番期待していたのは「地図&カーナビ」機能。

あらかじめGooglemapの使いたいエリアの地図をダウンロードしておけば、オフライン時でも地図が呼び出せ、カーナビとして使えるというもの。

 

実際、東京中心部の地図をダウンロードしておいたところ、wifiのない電車内でも地図を呼び出して見ることができました。

見たい場所を拡大したり自由自在で、これは便利

 

 

今日は、母が利用しているデイサービス施設で担当者会議があり、初めて施設に車で出かけてきました。

Googlemapで目的地を入力してナビを開始すると、本当にナビしてくれる!

Wifiのないオフライン状態で、です。

 

これがあれば、カーナビ不要って、素晴らしい

海外でも使い倒そう、と思っています(笑)

 

 

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今年の健康診断がほぼひと通り完了!

2023-09-04 23:52:14 | 美容&健康

今年は、大腸内視鏡や胃カメラ、乳がん検診など、ひととおりの検査をしてきましたが、本日は地域の集団健康診断があり、受診してきました。

コロナ前は、自分の都合のいい日時&場所にフリーで行くことができましたが、新型ウイルス感染拡大委が始まってからのこの3年は、はがきやオンラインでの事前申し込み制になりました。

 

事前申し込みといっても、3つまでの希望候補日を申し込むので、結果が送られて来るまでは、いつなのかわかりません。

 

その日が本日だったので、指定時間に行ってきました。

が、受付のオペレーションがゴタゴタしていて、指定時間から20分も後になり、検診後に入っている取材の時間が気になって冷や冷やしました

 

これが済むと、あとは口腔がん検診のみで、年明けでもOKなので、忙しい時期を外して予約しようと思います。

ひとまず、一通り終わってほっとしています

 

検診が終わって駆け付けた取材先で、こんな美しいロゼワインが待っていました

 

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8インチタブレットが安く買えた!

2023-09-03 23:59:44 | 雑記

いまだにガラケー(ガラホ)の私は、外出時にはiPod touchを持参し、つながればwifiにつないで使っています。

iPodは小さくて便利。

ですが、生産終了なので、今使っているのが故障したらどうしようかと、通販サイトで同モデルを探してみたら、逆にプレミアム価格になっていて高い!

 

サイトでは小型タブレットの候補も表示され、価格を見ると、え?1万円以下のものもたくさんある?

となると、iPodにこだわらなくてもいいかも?

 

オフラインでもカーナビで使えるGPS機能搭載のタブレットなら、海外でレンタカーを借りる時にカーナビを付けなくてもいいかもしれません。

と、自分に必要な機能が備わっている7or8インチサイズのタブレットを比較しながら探し、本日 8インチサイズのタブレットが到着しました。

 

iPodの3倍ほどの大きさですが、それでも家で使っているiPadと比べると格段にコンパクトで軽く、これならバッグに入れて持ち歩けます。

Google Mapもオフラインで使えるよう、ひとまず使いそうな範囲の地図をダウンロードしました。

今週どこかで実際に使ってみようと思います。

 

購入したタブレットはアンドロイドですが、実はアンドロイドに触れるのは初です。

最初はホームボタンの出し方、画面の戻り方もわからず、操作方法を試行錯誤しながら使い始めています

 

しかし、初タブレット、1万円でおつりが来て、本当に安かった!

長く使えるといいなぁ~

 

久しぶりののり巻き

 

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藁に包まれたキアンティワイン@トスカーナのワイナリー

2023-09-02 23:57:08 | ワイン&酒

昨日は今週飲んでいたイタリアのキアンティワインを紹介しました。

私が子供の頃は、キアンティワインは藁で包まれていましたが(年がばれる)、今はほとんど見なくなりました。

 

さすがに、キアンティのワイナリーに行くと、地下セラーや部屋の片隅に、編み込んだ藁で包まれたボトルが置いてあったりします。

 

藁に包まれた「fiasco」(フィアスコ)と呼ばれるキアンティのボトル

 

地下で埃をかぶっている古いフィアスコボトル

 

 

藁で包まれているのは、運ぶ時にボトル同士がぶつかって割れるのを防ぐため、といわれています。

 

 

あるワイナリーの庭の片隅に、取っ手のついた編みかごに包まれたボトルがありましたが、ボトルを安全に運ぶには、この方法が安全だったんですね。

現代の「プチプチ」の役割です(笑)

 

 

フィアスコボトルはかさばるので、大量に運ぶには適していません。

現代では、スリムなボトルになり、輸出にもバッチリ対応しています。

 

 

ノスタルジックなフィアスコボトルがいい!というリクエストもあるので、今もフィアスコボトルで販売している生産者もあります。

日本で買えるものもあるので(ベリーニ社)、気になる方は探してみてはいかが?

 

 

 

キアンティ地元のレストランではフィアスコのキアンティワインが飲み放題でした

 

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このキアンティの赤ワインなら猛暑でも飲めました

2023-09-01 23:59:46 | ワイン&酒

まだまだ暑い今週、飲んでいたのは、こちらのイタリアの赤ワイン

 

"Floregia Viola" Chianti 2021 Melini 

(Italy, Toscana, DOCG Chianti)

 

オトクに買ったワインセットの中に入っていた1本で、輸入元はモンテ物産、希望小売価格は1665円(税込み)。

 

トスカーナ州キアンティのワインで、使用ブドウはサンジョヴェーゼを主体としています。

生産者「Melini メリーニ」は300年以上の歴史を持つ老舗で超大手。

多彩なレンジのワインを造っていますが、今回の「フロレジア・ヴィオラ キアンティ」は、気軽に飲めるレンジかな。

 

色はそれほど濃くなく、口にしても軽やかでした。

抜栓してすぐサラリとライトに感じ、ちょっと物足りなさを感じましたが、2日目、3日目と進んでいくと、いい感じに開いてきます。

それでも軽やかには違いないのですが。

 

家の普通のごはんに合わせましたが、ささみカツにソースやトマトケチャップをかけたもの、叔母からもらった梅のピクルス(赤しそ漬)などがよく合いました。

ほっけの干物にも合わせましたが、少々生臭く感じました。

魚よりは肉の方が良さそう。

トマト系のパスタ、チーズ、鶏のから揚げ、なども合いそう。

 

 

 

アルコール度数13%

ショッピングサイトでは1000円以下の店もありました。

 

 

お手頃価格ですが、格付けはイタリア最高のDOCG。

とはいえ、味わいは軽やかなので、夏の暑い日でも無理なく楽しめる赤ワインだと思います。

 

軽く冷やした方が口当たりがいいですが、味わい的には、そこから少し温度が上がってきたくらいの方がおいしく感じました。

 

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