ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

「トラピチェ」が高地ウコ・ヴァレーで造る高品質マルベックワイン

2023-09-13 23:58:08 | ワイン&酒

アルゼンチンのメンドーサに1883年に設立された「トラピチェ」のワインは日本市場で長年流通しているので、名前を知っている人が多いかもしれません。

斜めに貼られた特徴的なラベルも印象的でした。

 

そのトラピチェの輸入元が変わり、ラベルデザインも変わり、え?7これがトラピチェ?と驚くほど印象が変わりました。

 

特に印象的なのは、テロワールの美点をボトル内に集約したという「テソーロ」シリーズ。

中でも、アルゼンチンを代表するブドウ品種、マルベックのワインがよくできていると思いました。

 

TESORO Malbec 2021 Trapiche(Argentina, Mendoza, Uco Valley)

 

私が注目したのはラベルの「UCO VALLEY」の文字とアンデス山脈の絵柄

ウコ・ヴァレーは標高の高い畑の産地で、品質の高いブドウから高品質のワインが生み出されています。

 

実際に飲んでみると、素晴らしい凝縮感で、洗練された酸とタンニンを持つ、非常に満足度の高いフルボディの赤ワインでした。

フルボディといっても、重さは感じません。

ソースを使った上質な肉料理、うまみ系のチーズなどに合いそうです。

ラベルも高級感がありますね。

この内容で、参考小売価格2,700円(税別)

 

2023年11月から出荷開始とのことで、まだ市場には出ていませんが、今のうちにメモリにインプットしておきたいワインです。

 

※輸入元:三国ワイン

 


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