ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

「第6回 Riesling Ring Evening」ディナー【料理編】

2011-09-15 10:45:02 | ワイン&酒
「第6回 Riesling Ring Evening」 の会場となったのは、
食材にこだわり“和みの料理”を目指す 仏蘭西料理 「みつ和」 GINZA
ここは以前からいい評判を聞いていたので、とても楽しみにしていました。



今回は、川端清生シェフの洗練されたコース料理リースリングワインを合わせます。


川端清生 シェフ

事前にシェフにワイン(レオン・ベイエの3アイテム)を試飲していただき、ワインと料理との相性を徹底的に追究していただきました。




オニオンのタルトフィーヌ銀座風
Tarte a l'oignon GINZA

薄いタルト生地に玉ねぎ等を載せて焼いた、アルザス地方の伝統料理です。
今回の土台にはサクサクしたパイ生地が、トッピングにはチーズも使われ、非常にリッチなタルトフィーヌとなりました。

コクのあるふくよかなゼクト(スパークリングワイン)「Riesling Sekt Brut Reserve 2007 Sekthaus Solter 」独・ラインガウ)の相性はバッチリ



江戸前活穴子のマトロート(リースリング煮) と 鱒のミキュイのペルシエ
Persillee de truite mi-cuit et fielas au Riesling

“ミキュイ”とは半分火を通す、“ペルシエ”はパセリの意味。

レオン・ベイエのリースリングワインで煮た穴子と、半生の鱒、パセリがモザイクのように散りばめられ、目でも楽しめる贅沢な前菜です。

これは1杯目のゼクトにもバッチリですが、煮込みに使った「Leon Beyer Riesling 2009 Leon Beyer」(仏・アルザス)とのマリアージュも楽しまなくては

キリリとした辛口の「Freiherr Heyl Zu Herrnsheim Gutswein Riesling Trocken 2007 Freiherr Heyl Zu Herrnsheim」(独・ラインヘッセン) との飲み比べも楽しみました。



パン (フランスパン生地のシャンピニオン)


フォアグラとドライフルーツのガトー仕立て マンゴーとノワゼット
Terrine de foie gras aux fruits secs, Mangues et noisettes

上に重なるように並べられたフレッシュマンゴーの下には、とろけるようなフォアグラが!

トロピカルフルーツとドライフルーツ、そしてフォアグラの組み合わせは、贅沢の極みです

これに「Leon Beyer Riesling Vendanges Tardives 1995」(仏・アルザス)を合わせたのですから、言葉も出ません(笑)



ベッコフ  Baekoff

ベッコフはアルザス地方名物、肉と野菜の煮込み料理で、ベッコフ鍋で作られます。


盛り付けをする前の ベッコフ鍋 を見せていただきました

子羊肩肉、豚肉(トントロ)、豚足、豚の尾と、玉ねぎ、ポワローネギ、ジャガイモ(メークイン)を煮込んでいますが、お鍋の状態で見るとものすごいボリューム!
が、洗練された盛り付けはさすが川端シェフ

 シェフのブログに「ベッコフの作り方」が紹介されていますので、家庭で作ってみましょう
   → http://chefsk.blog115.fc2.com/blog-entry-164.html

ベッコフには、「Leon Beyer Riesling Cuvee des Comtes d’Eguisheim 2004 Leon Beyer 」仏・アルザス)を、また、果実味の豊かな 「Deidesheimer Leinhohle Riesling Spatlese 2007 Bassermann-Jordan」(独・ファルツ) を合わせてみました。
前者は同郷のマリアージュですし、後者も白身系の肉の煮込みに合います。



リンゴのパイとマンステールのアイスクリーム
Pommes au Riesling sous un leger feuilletage et Glace au Munster

“マンステール”はアルザス地方特産のウオッシュチーズ。
試作の段階で、アイスクリームにたっぷりマンステールを入れてみたところ、超美味だったけれど臭かった!ので(シェフのお話)(笑)、ちょうどいいバランスに配合し直したとのことでした。

このチーズアイスは超なめらかで、トロットロ~
リンゴのパイは、タルトタタンのような濃密なフィリングが深い味わいで、ここにもリースリングを使っていたとは驚き!

アイスとリンゴパイを単独でいただいても、また、一緒に食べても美味しく、このデザートは私の中では超ヒット!本当に気に入りました

このスペシャルなデザートには、ベッコフと一緒に飲んでいた 「Deidesheimer Leinhohle Riesling Spatlese 2007 Bassermann-Jordan」(独・ファルツ) の甘酸っぱさがよく合います。
「Leon Beyer Riesling Vendanges Tardives 1995」(仏・アルザス)も贅沢なマリアージュ



最後はコーヒーをいただき、シアワセなディナーを締め括りました



左より)川端シェフ、ヤン・ベイエ氏(レオン・ベイエ14代目)、三国ワイン社長

川端シェフ、素敵なお料理を堪能させていただきました!
ヤンさん、各輸入元の皆さん、ワインのご協力をありがとうございました。




  仏蘭西料理 みつ和 GINZA

        東京都中央区銀座3-2-15 ギンザ・グラッセ B1F
        http://www.mitsuwa-ginza.co.jp/french.html



【ワイン編】は → コチラ


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「第6回 Riesling Ring Evening」ディナー【ワイン編】

2011-09-14 21:20:21 | ワイン&酒
2011年9月12日に開催した 「第6回 Riesling Ring Evening」 のワインを紹介します。

今回は、フランスはアルザスのドメーヌ・レオン・ベイエの醸造家ヤン・ベイエ氏をゲストに迎え、ライン河流域のワイン産地のワインを味わう “秋の味覚とライン河ワイン・クルーズ” というテーマで開催しました。



ライン河 はスイスのボーデン湖から北に向かって流れ、ドイツのマインツでマイン川と合流した後は西に角度を変えます。その後はドイツの名醸産地の間を縫うように流れて行き、オランダで北海に注ぐ河川です。

フランスのアルザス地方とドイツのバーデン地方は、ライン河を挟んだ対岸に位置しています。
アルザス地方にはドイツとフランスの間で翻弄された悲しい歴史がありますが、今や両地の行き来は全く自由かつ日常茶飯事。
ディナーはアルザス側の店に食べに行く(美味しいから)、という話をドイツで聞きました



7年ほど前に訪れた独バーデン地方のBreisachを流れるライン河

このブライザッハのちょうど対岸に、レオン・ベイエの拠点であるEguisheim(エギスハイム)があります。

エギスハイムは、1049年にローマ教皇レオン4世に即位したブルーノ・エギスハイムを生んだ、エギスハイム伯爵家発祥の地。
町は13世紀にストラスブール司教の手に渡りましたが、同心円状に形成され、3つの古代の城壁に沿って道が弧を描き、アウグスティン修道会、ベネディクト修道会、シトー修道会、ドミニコ修道会の建造物が残っています。

エギスハイムでは、ブドウ栽培やワイン生産が古くから盛んで、レオン・ベイエのベイエ家も1580年からワイン造りに携わっています。

Domaine Leon Beyer となったのは、11代目(レオン・ベイエ氏)の1959年からで、その前は Maison de Vine 'Alsace(1867年創設) を名乗っていました。
その後、12代目、13代目(ヤン氏の父、現当主のマルク氏)と引き継がれ、今回のゲストである
ヤン・ベイエ氏 (35歳)は14代目となります。


「レオン・ベイエのラベルは品質を約束するもの」 とヤン・ベイエ氏

レオン・ベイエのワインの特徴については、
「料理によく合うガストロノミーのワイン」とヤン氏は言います。

というのも、12代目(レオン氏、愛称コント・デギスハイム)は非常な美食家で、フレンチガストロノミーの権威と称されていました。
13代目のマルク氏も、「フランスの味友好協会事務局」の創設に尽力し、「コルマール国際グルメフェスティバル」の代表も1996年から務めているほど、ガストロノミーの追究に情熱を持っています。

美味しい料理には美味しいワインがほしくなります ものね?



さて、今回のディナーでレオン・ベイエからは以下の3アイテムをサービスしました。
(輸入元:三国ワイン株式会社)



Leon Beyer Riesling 2009 Leon Beyer 

爽やかで軽快な飲み心地の辛口。アペリティフにアミューズと、また、軽い前菜(野菜を使ったもの、繊細な味わいのものなど)に合わせて楽しむのにオススメしたいです。
この夏は暑かったので、こういうワインはピッタリです。また、冬の時期の鍋にもオススメ。



Leon Beyer Riesling Cuvee des Comtes d’Eguisheim 2004 Leon Beyer 

アルザスにはグラン・クリュを名乗れる51のリュ・ディー(小地区)があります。
レオン・ベイエでも Pfersigberg (フェルシグベルク)という名のグランクリュ畑を持っています。

この「キュヴェ・デ・コント・デギスハイム」もフェルシグベルクのブドウから造っているので、ラベルに Pfersigberg Grand Cru という表記をしてもいいのですが、レオン・ベイエではあえてそれを名乗りません。
グランクリュという表記や畑名だけで判断するのではなく、実際に味わって納得してほしい、という意思があるからです。

「Cuvee des Comtes d’Eguisheim は祖父(12代目)の愛称を冠したシリーズです。コント・デギスハイムの名前にふさわしい品質でないと判断した場合は、格下げしてクラッシクレンジに使います」とヤン氏。

口にすると、骨格はしっかりしているのに、スイスイと入ってきます。
これはまさしくガストロノミーのワイン



Leon Beyer Riesling Vendanges Tardives 1995 

このワインも Pfersigberg の畑のブドウから来ています。

ヴァンダンジュ・タルディヴとは、レイトハーベスト(遅摘み)のこと。
毎年できるワインではなく、天候に恵まれた良年にしか造られない特別なワインです。
1995年の夏は暑く乾燥し、9月に雨や低温の時期がややあったものの、10月にインディアンサマーがあり、11月下旬の収穫となりました。

ディナーの時にはデカンタしてからサービスされました。
16年熟成しているとは思えないほどの若々しさがあり、驚き!

リースリングならではのミネラル感がしっかりありながら、口当たりはなめらかです。酸が充実し、甘口まではいかないですが、繊細で軽やかな果実味が品よく広がります。
フォアグラとの相性は最高でした!(お料理の紹介はまた後日)



さて、レオン・ベイエと素晴らしい共演を果たしてくれたのは、以下のドイツワインです。


Riesling Sekt Brut Reserve 2007 Sekthaus Solter(独・ラインガウ) 

ウエルカムとして、ラインガウのスパークリングワイン(ゼクト)を用意しました。
ライン河沿いのリューデスハイムのBerg Roseneck という急斜面の畑で栽培されたブドウから造られています。

泡が非常にキメ細かく、ソフトな口当たり。ブリュット(辛口)ですが、果実味はふっくらとし、しっとり落ち着いた味わいは上品で、素晴らしいディナーのスタートの1杯に最適でした。
熟成の旨味があり、これは合う料理がたくさんあるでしょう。
(輸入元:株式会社エルフェン)



Freiherr Heyl Zu Herrnsheim Gutswein Riesling Trocken 2007
Freiherr Heyl Zu Herrnsheim
 (独・ラインヘッセン) 

ラインヘッセン地方を代表する名醸ワイナリーで、テロワールをそのままワインへ反映させるワイン造りを行っています。栽培もビオにこだわり、酸化防止剤もなるべく使用しません。

独特のミネラル感をしっかり感じられる、骨格のしっかりしたキレのある辛口。
味わいが非常に個性的で、これはRoter Hang(“赤い斜面”という意味)という土壌が大きく影響しているように思います。
(輸入元:株式会社徳岡)



Deidesheimer Leinhohle Riesling Spatlese 2007 Bassermann-Jordan(独・ファルツ)

ファルツだけでなく、ドイツを代表する生産者のひとつ
ラインヘーレはダイデスハイム村の西端の東南斜面にあり、ハート丘陵により強い西風と雨から守られている畑です。

豊かでコクのある果実味と酸のバランスが取れ、甘さはしっかりしていますが、爽やかです。ミネラル感も隠れるように存在しています。
アルコールは10%と非常にライト。白身の肉(ポークやチキンの煮込み)などに合いますが、フルーツを使ったデザートにもオススメでしょう。

果実味と酸のバランスにおいて、アウスレーゼよりもシュペトレーゼの方がフードとのマリアージュの可能性が広いと私は思っていますが、いかがでしょうか?
(輸入元:ジェロボーム株式会社)




【料理編】は → コチラ


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リースリングディナー開催報告

2011-09-13 18:06:59 | ワイン&酒
9月12日、仏アルザスの「レオン・ベイエ」よりヤン・ベイエ氏をゲストに迎え、
ディナーイベント 「第6回 Riesling Ring Evening」 を、銀座のフレンチ「みつ和」にて開催しました。


ワインは当然リースリングだけ

ワインの詳細は追って紹介します



「みつ和」さんは優雅で素敵なお店でした

お料理の詳細についても改めて紹介します






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世界のワイン600種がフリーテイスティングできる!

2011-09-12 15:49:41 | ワイン&酒


懇意にしている 東京ワインコンプレックス さんから ワインイベント のご案内が届きました

出展36社、約600種類のワインをフリーテイスティングスタイルで楽しめるとのこと。

世界各国のワインはもちろん、日本のワイナリーも出展するようですよ。
(北海道ワイン、渡邊葡萄園醸造、サドヤ、大和葡萄酒、中央葡萄酒など)

出展ワインの一部はホームページから確認できるようですので、要チェックです




“東京ワインコンプレックス” World wine Party2011-Autumn

【日時】 2011年10月03日(木)18:30~21:00

【場所】 青山ダイヤモンドホール B1「エメラルドルーム」
      東京都港区北青山3-6-8

【入場料】 4,500円(税込、ワンプレート料理含)

【料理】 野菜のキッシュ/チキンのトマト煮バジル風味/
      ゴルゴンゾラクリームのニョッキ をワンプレートに盛り付けて提供

【出展】 36社 約600種類のワイン      

【申込】 下記ホームページ申込フォームよりお申し込みください
   http://www.tokyowinecomplex.com/


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今年の中秋は9月12日

2011-09-11 23:33:36 | 雑記
ふとを見上げると、かなりまんまるです。
もしかして、そろそろ中秋の名月?



と思って調べると、今年は明日の9月12日中秋の名月でした

秋を3つに分けると(初秋、仲秋、晩秋)、仲秋(中秋)は旧暦の8月15日

残暑で日中は暑いですが、夜になるとちょっと涼しく、秋らしさも漂ってきました。
明日の夜は天気が良さそうですから、夜には空を見上げてみますか



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今宵の晩酌は・・・

2011-09-10 23:18:55 | ワイン&酒
仕事が一段落したので、なにかワインを開けたいなぁと思ったものの、戻ったこの暑さに加え、寝不足で疲労気味なので、ここでワインを飲んでは倒れそうと自重しました(笑)

そこで登場したのは、いつもの発泡リキュール EURO HOPS 

あ、今日で在庫がなくなってしまいました・・・
また補充しなければ



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残暑とゴーヤ

2011-09-09 21:03:58 | 雑記
ちょっと涼しくなったと思ったら、また暑さが戻ってきました。
明日はさらに暑さが厳しいとか。
安定しない天候がお彼岸頃まではまだまだ続きそうですね。



戻ってきたこの残暑を喜んでいるのは、うちのゴーヤたちかもしれません。

いつもの年よりも実の付け方は遅くて少ないものの、食べ頃のものを収穫して数日のうちには次のゴーヤが食べ頃を迎える、というサイクルでボチボチ育っています。

ただ、今年のゴーヤはキュウリのようのほっそりスレンダーなスタイルばかりで、表面もゴツゴツと硬くありません。
喩えていうなら 草食系ゴーヤ (笑)

それでもしっかり苦く、チャンプルーや天ぷらにと、食卓を楽しませてくれています
さて、あと何本収穫できるでしょうか



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ヒグラシのいる風景

2011-09-08 21:15:16 | 雑記
以前アブラゼミの抜け殻(空蝉、うつせみ)を紹介したように、うちの庭にいる大半はアブラゼミ

しかし、時には ヒグラシ もやってきて、美しい姿を見せてくれます。


干しておいた布に1時間以上もしがみついていたヒグラシ

揺らしてもビクともしません(笑)

先ほども、蛾と一緒にキッチンの網戸に張り付いている姿を見つけました。
見た目は優雅なのに、好みは意外と庶民的なんですね

日中は暑いけれど、朝晩は少し涼しくなってきたこの頃。
セミたちの季節もそろそろ終わりに近づいてきているでしょうか。


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東日本大震災復興チャリティワインセール@横浜

2011-09-07 21:37:55 | ワイン&酒
横浜のワインの輸入元である「株式会社アグリ」さんから、
東日本大震災復興支援のためのチャリティーワインセールのお知らせをいただきました。

同社が輸入する12生産者から 復興支援のために寄付として送られてきた4631本のワインのチャリティー販売会が横浜で開催されます。

この販売会での売上の50%が「あしなが育英会」に寄付 されます

販売会の入場料は無料ですし、試飲できるアイテムも多数あるとか!

フランスから来日した生産者による無料セミナーも開催され(17:30~)ますので、ご近所の方は、ぜひ気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?




日 時:9月14日(水)14:00~19:00

会 場:横浜ロイヤルパークホテル (ランドマークタワー)
     宴会棟2F 「カメリア」

入場料:無料

主 催:Yokohama Wine Collection(株式会社アグリ)

販売予定ワイン:700~5000円(税込み)

フランス、イタリア、アメリカ、スペイン、豪州から12社のワインが販売されます。
日本初上陸ワイン、限定アイテム、マグナムボトル、3リットルボトルなどもあるとか

私もできれば覗きに行きたい!と思っています


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江戸前活穴子のマトロート(リースリング煮)

2011-09-06 11:01:50 | ワイン&酒
9月12日 「第6回 Riesling Ring Evening」 の料理が決まりました。

これに伴い、申込受付も 9月6日(火)13:00まで としました



タルトオニオンフィーヌ 

* 前菜 
   → 江戸前活穴子のマトロート(リースリング煮)と鱒のミキュイのペルシエ
    (“ミキュイ”とは半分火を通す、“ペルシエ”はパセリの意味です)

フォアグラとドライフルーツのテリーヌ マンゴーとノワゼット

ベッコフ

* デザート
   → リンゴのパイとマンステールのアイスクリーム
    (“マンステール”はアルザス地方特産のウオッシュチーズです)



江戸前活穴子のマトロート(リースリング煮)が非常に気になりますね~


詳細&申込は → http://rieslingring.blogspot.com/


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今年のブドウは超晩熟

2011-09-05 21:08:10 | おいしい食べもん
夏のうちの庭で毎年グリーンカーテンになってくれる ブドウ棚

いつもの年なら8月の10日前後には収穫がはじまるのですが、今年はようやく今日収穫しました。それでもまだ少し早いくらいの状態。本来は紫がかった色の房になるのです。

今年は本当にブドウの熟すのが遅かった・・・


棚のブドウはこれで全部

多い年は100以上の房を付けるのに、昨年に引き続き今年も葉が虫にやられたせいで、小さなザルカゴにたったこれだけの収穫。
しかも、房が極小な上にスカスカ(苦笑)

それでも、少し色付いた粒は甘く、甘露

たったこれだけしかありませんが、大事に味わわねば


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桃のベリーニに再挑戦

2011-09-04 18:10:34 | ワイン&酒
先日、桃+スパークリングワインベリーニ を紹介しました。

その際、桃を潰さず、カットしたままスパークリングワインを注ぎましたが、後日、潰したバージョンも試してみました。



フォークで軽く潰した桃をフルートグラスに入れてスパークリングワインを注ぎます

桃の風味がワインに移り、フルーティさを増しますが、桃自体は今ひとつな気が?

そこで・・・


カットしただけの桃でもう一度チャレンジ (だいぶ飲んでしまった画像ですが)

ワインを飲みながら、桃はフォークで取り出してかじりました。
私は、こちらのカット桃の方が好き。
この方が桃のフレッシュさをストレートに感じることができ、より美味しく思いました。

これは好みだと思いますが

ところで、潰した桃は上に浮き、カットした桃は沈む、ということを、この2つの写真を見直して気付きました(笑)

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カボチャの収穫

2011-09-03 21:57:51 | おいしい食べもん
7月27日に紹介した、うちの庭の 2個目のカボチャ を収穫しました。


重さ490gにまで大きくなりました

大福ほどの大きさだったのが順調に成長し、無事に収穫となりました。

その前に紹介した1個目のカボチャの方はまだ成長中。
どこまで大きくなってくれるやら



大きいといえば、昨日、福島の叔母から届いた冬瓜(とうがん)は3kg


長さも30cmある立派なサイズ!

これだけ大きいと、どうやって食べつくすか?悩みますね(笑)

この冬瓜と一緒に、カボチャ(3個)やナス、ピーマン、ニンジンetc...と届きました。
いつも気にかけてくれる叔母に感謝です


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9/23-24「輪になろう日本酒」チャリティーイベント開催

2011-09-02 15:23:37 | ワイン&酒
以前にも紹介したイベントが、いよいよ今月の開催となりましたので、改めて皆さんにご紹介します。



3月の東日本大震災では日本酒の蔵や酒類関係の方々も大変な被害をうけ、日本の誇る伝統文化、酒蔵自体の存続が最大の危機に直面しています。
今こそ、酒屋、問屋メーカー、飲食店などの酒類業界が1つの輪となり、被災地および被災された酒蔵を救済すべく、義援金チャリティーイベントが開催されます。

出展するのは、日本酒、焼酎、泡盛、ワインの約200生産者

ワインは、タケダワイナリー(山形)、勝沼醸造(山梨)、中央葡萄酒(山梨)の精鋭3社。

全体的には日本酒が多く、東北からも多数出展します。
(青森1、岩手1、宮城7、秋田13、山形12、福島5)

日本のお酒を色々試せるまたとない機会です。気に入ったものを買える販売会もあります。
皆さんが参加することで被災地の支援につながります!
ぜひぜひ参加にご協力ください



輪になろう日本酒実行委員会 君嶋哲至 会長

私もサポーターとして微力ながらお手伝いしています。
今週サポーターメンバーの決起集会があり、皆でイベントの成功を誓い合いました。




東日本大震災 被災地復興イベント
輪になろう日本酒
 -日本の絆を深めよう-

主 催: 輪になろう日本酒実行委員会

日 時: 9月23日(金) ※秋分の日の祝日です

     1部 13:30~15:30 (13時受付開始)

     2部 17:30~19:30 (17時受付開始)

会 場: 東京ドームシティ プリズムホール (東京都文京区)
      http://www.tokyo-dome.co.jp/prism/access/

入場料: 前売券  3,500円
      当日券  4,000円

    ※前売りチケットは e-plus で販売中 → http://eplus.jp/sys/main.jsp
     チケットを直接買える店もあります → 下記ブログ参照

参加蔵元: 日本酒、焼酎、ワイン 約200社

入場予定者数: 各部2,000名、合計4,000名

参加アーティスト:「Mistic Waters」、「Losic System」、「Earls Court」、
         女性二人組太鼓ユニット「MIKAWA」、「NINA」、「岡田茜」など


 ◆ 詳細は 「輪になろう日本酒」のブログへ → http://ameblo.jp/waninarounihonsyu/



なお、イベント会場での開催は9月23日のみですが、
酒屋さん、飲食店さんで日本のお酒を買う&飲むと、その売上の一部が被災地の義援金になるというチャリティープロモーションが9月24日(土)に行われます。

これに参加していただける酒販店、料飲店をただいま募集中です。
参加ご希望のお店の方は上記ブログを参照してください。


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フォアグラと甘口貴腐ワインのマリアージュ

2011-09-01 15:34:34 | ワイン&酒
9月12日(月)に予定しているリースリングワインディナー(アルザスの生産者がゲスト来日)の
料理&特別ワイン がようやくご案内できる段階となりました。



<お料理> 
* タルトオニオンフィーヌ
* 前菜
* フォアグラとドライフルーツのテリーヌ マンゴーとノワゼット
* ベッコフ
* デザート




<日本未発売ワイン>
Leon Beyer Riesling Vendanges Tardives 1995

ヴァンダンジュ・タルディヴとは、遅摘みして糖度の上がったブドウで仕込む甘口ワインで、アルザスではグラン・クリュで認められている4種のブドウ品種(リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカ)のみから造られます。
天候に左右されるため毎年できるとは限らず、作柄の良い年のみの稀少ワインです。

それの1995年モノ、16年経過したスペシャルなワインを用意しました

これと、メニューで予定している フォアグラ を見て、ピンと来た方もいらっしゃるのでは?

フォアグラとヴァンダンジュ・タルディヴは最高のマリアージュ とされています。

夢のようなマリアージュをぜひお楽しみください


※詳細は下記「Riesling Ring ブログ」をご覧ください
  http://rieslingring.blogspot.com/



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