先週開催したディナーイベント 「第6回 Riesling Ring Evening」 にゲストとしてお迎えした
ヤン・ベイエ氏のワイン を、リースリングだけでなく一通り試飲する機会がありました。
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Mr. Yann Beyer / Domaine Leon Beyer
仏アルザスのエギスハイムで1580年からワイン造りに携わっているベイエ家の14代目。
現在35歳のヤンさんはDomaine Leon Beyer で醸造家として活躍しています。
Domaine Leon Beyer の詳細については 「第6回 Riesling Ring Evening」ディナー【ワイン編】 を参照ください
レオン・ベイエといえば、ヤンさん曰く “ガストロノミーのワイン”![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/silver.gif)
ヤンさんの祖父である12代目レオン氏(愛称コント・デギスハイム)が大変な美食家であることから、料理に寄りそうワインであることが、レオン・ベイエのコンセプトとなっています。
たとえば・・・
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左)Cremant d'Alsace NV 右)Cuvee Leon Beyer 2009
クレマンは、ピノ・ブランとオーセロワからつくられたスパークリングワイン、
キュヴェ・レオン・ベイエは、リースリング、ミュスカ、ピノ・ブラン、シルヴァネールをブレンドした白ワインで、どちらも爽やかで軽やかな辛口です。
いいバランスのブレンドワインなので、乾杯、アペリティフ、ランチタイムなど、気軽に楽しめる軽快さと手軽さがあり、日常的に使いやすいと思います。
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クラッシックレンジ
クラッシックレンジは、ブドウの特徴がしっかり表現されながら、決してワインだけが一人歩きすることはありません。ひと口食べたら、ひと口飲みたくなるワインです。
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キュヴェ・デ・コント・デギスハイム Cuvee des Comtes d’Eguisheim
特級畑のブドウを使いながらも、それをあえて名乗りません。
名前だけで選んでほしくないから、とは、相当な自信の表れです。
クラッシックレンジが若々しいワインであるのに対し、キュヴェ・デ・コント・デギスハイムシリーズは(現行ヴィンテージ)、リースリング2003年、ピノ・グリ2005年、ゲヴュルッツトラミネール2003年、ピノ・ノワール2003年と、長期熟成ワインです。
落ち着いた味わいは、手の込んだ洗練された料理にピッタリ。
アルザスは白ワインが主役の産地ですが、少量つくられる赤ワインのピノ・ノワールもあり、ブルゴーニュのピノ・ノワールとはまた違った繊細な味わいが楽しめます。
特に、キュヴェ・デ・コント・デギスハイムのピノ・ノワールは2003年と熟成し、ミディアムボディながら、旨味の乗った洗練された味わいでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fuki_suki.gif)
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レオン・ベイエの中で私のイチオシは ピノ・グリ Pinot Gris![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/shootingstar.gif)
しっかり凝縮した果実味がリッチで丸く、ふくよかさ、複雑さ、余韻の長さにおいて、クラッシックレンジ(2008年)でもクオリティが高く、よくできていると思いました。
ガストロノミーのワインとして、ピノ・グリは元からよく合うブドウ品種だと思いますし、レオン・ベイエのつくるワインの中で、個人的にはピノ・グリをイチオシで推したいと思います。
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ヴァンダンジュタルディヴ Vendanges Tardives
いわゆる、レイトハーベスト(遅摘み)のワインですが、ヴァンダンジュ・タルディヴを名乗るには厳しい条件があります。
リースリングは1995年(リースリングの超当たり年)、ゲヴュルツトラミネールは2000年で、どちらも今回が日本初登場になります。
11月まで待って収穫したブドウは水分量が減り、エキス分が高まり、独特の風味を持つようになります。手間ひまかけてつくられた、稀少ワインで、独特の甘さがあります(甘さの度合いは軽め)
「第6回 Riesling Ring Evening」ディナーでは、リースリングをデカンタージュしてフォアグラと合わせましたが、ゲヴュルツトラミネールもフォアグラとの相性はバッチリで、最高のマリアージュとなります。
家庭ではフォアグラはなかなか難しいですが、アルザスのマンステールチーズにドライフルーツを添えたものなどはいかがでしょう?想像するだけで頬が緩んでしまいますね(笑)
いまなお残暑厳しい今年のこの時期は、キュヴェ・レオン・ベイエかクレマン、またはクラッシックシリーズを爽やかに楽しんでみてはいかが?![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
(輸入元:三国ワイン株式会社)
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ヤン・ベイエ氏のワイン を、リースリングだけでなく一通り試飲する機会がありました。
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Mr. Yann Beyer / Domaine Leon Beyer
仏アルザスのエギスハイムで1580年からワイン造りに携わっているベイエ家の14代目。
現在35歳のヤンさんはDomaine Leon Beyer で醸造家として活躍しています。
Domaine Leon Beyer の詳細については 「第6回 Riesling Ring Evening」ディナー【ワイン編】 を参照ください
レオン・ベイエといえば、ヤンさん曰く “ガストロノミーのワイン”
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ヤンさんの祖父である12代目レオン氏(愛称コント・デギスハイム)が大変な美食家であることから、料理に寄りそうワインであることが、レオン・ベイエのコンセプトとなっています。
たとえば・・・
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左)Cremant d'Alsace NV 右)Cuvee Leon Beyer 2009
クレマンは、ピノ・ブランとオーセロワからつくられたスパークリングワイン、
キュヴェ・レオン・ベイエは、リースリング、ミュスカ、ピノ・ブラン、シルヴァネールをブレンドした白ワインで、どちらも爽やかで軽やかな辛口です。
いいバランスのブレンドワインなので、乾杯、アペリティフ、ランチタイムなど、気軽に楽しめる軽快さと手軽さがあり、日常的に使いやすいと思います。
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クラッシックレンジ
クラッシックレンジは、ブドウの特徴がしっかり表現されながら、決してワインだけが一人歩きすることはありません。ひと口食べたら、ひと口飲みたくなるワインです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/95/4f294476ec83476229e588a6c1e1ba88.jpg)
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キュヴェ・デ・コント・デギスハイム Cuvee des Comtes d’Eguisheim
特級畑のブドウを使いながらも、それをあえて名乗りません。
名前だけで選んでほしくないから、とは、相当な自信の表れです。
クラッシックレンジが若々しいワインであるのに対し、キュヴェ・デ・コント・デギスハイムシリーズは(現行ヴィンテージ)、リースリング2003年、ピノ・グリ2005年、ゲヴュルッツトラミネール2003年、ピノ・ノワール2003年と、長期熟成ワインです。
落ち着いた味わいは、手の込んだ洗練された料理にピッタリ。
アルザスは白ワインが主役の産地ですが、少量つくられる赤ワインのピノ・ノワールもあり、ブルゴーニュのピノ・ノワールとはまた違った繊細な味わいが楽しめます。
特に、キュヴェ・デ・コント・デギスハイムのピノ・ノワールは2003年と熟成し、ミディアムボディながら、旨味の乗った洗練された味わいでした。
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レオン・ベイエの中で私のイチオシは ピノ・グリ Pinot Gris
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/shootingstar.gif)
しっかり凝縮した果実味がリッチで丸く、ふくよかさ、複雑さ、余韻の長さにおいて、クラッシックレンジ(2008年)でもクオリティが高く、よくできていると思いました。
ガストロノミーのワインとして、ピノ・グリは元からよく合うブドウ品種だと思いますし、レオン・ベイエのつくるワインの中で、個人的にはピノ・グリをイチオシで推したいと思います。
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ヴァンダンジュタルディヴ Vendanges Tardives
いわゆる、レイトハーベスト(遅摘み)のワインですが、ヴァンダンジュ・タルディヴを名乗るには厳しい条件があります。
リースリングは1995年(リースリングの超当たり年)、ゲヴュルツトラミネールは2000年で、どちらも今回が日本初登場になります。
11月まで待って収穫したブドウは水分量が減り、エキス分が高まり、独特の風味を持つようになります。手間ひまかけてつくられた、稀少ワインで、独特の甘さがあります(甘さの度合いは軽め)
「第6回 Riesling Ring Evening」ディナーでは、リースリングをデカンタージュしてフォアグラと合わせましたが、ゲヴュルツトラミネールもフォアグラとの相性はバッチリで、最高のマリアージュとなります。
家庭ではフォアグラはなかなか難しいですが、アルザスのマンステールチーズにドライフルーツを添えたものなどはいかがでしょう?想像するだけで頬が緩んでしまいますね(笑)
いまなお残暑厳しい今年のこの時期は、キュヴェ・レオン・ベイエかクレマン、またはクラッシックシリーズを爽やかに楽しんでみてはいかが?
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(輸入元:三国ワイン株式会社)
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