ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

とうとう計画停電を体験

2011-03-17 16:52:18 | 雑記
大混乱を引き起こしている東京電力の「計画停電」ですが、とうとう昨日、今日と、うちも停電になりました。

一昨日は18:20~のグループでしたが、わたしの地域は実施されませんでした。
そのグループに入っていても停電になるのは一部の地域らしく、これがその時にならないとわからないのが辛いですよね。

昨日は15:20~、今日は12:20~のグループでした。

昨日は15:30になっても停電にならないので、パソコンを立ち上げようとしたところ、15:40頃に切れました。
普段できない資料の片付けをしたり、本を読んだりして過ごしましたが、だんだん暗くなってくると、それもできなくなってきます。

18時を過ぎ、「もうそろそろ復旧するかも?」と母と話しながら待っていましたが、 窓の外はどんどん暗くなっていきます。
「昔は、特に山の上だったら電気のない生活があたりまえだったんだけどね」、と母。



昨日は18:30に復旧。すっかり暗くなっていた中での明かりはまぶしく、嬉しいものです。

「電気って、本当にありがたいね」と、母。

明るい時間帯はまだいいですが、暗くなってくる18:20~の回は相当辛いですね。
また週末にその時がやってきます。。。

電気の来ていない被災地のことを思うと、これくらいはガマンしなくてはいけないのかもしれませんが、暗さは人々に不安やストレスを与え、思わぬ事故も誘発する恐れがあります。

昨日も大きなの余震が何度かありましたし、それが暗い中で起きたら・・

今日は父の診察予約が12:30にあったので、近くの大きな病院に行っていましたが、待合にいる間に停電!
でも、すぐに自家発電に切り替えた、と館内放送があり、いくつかの電気が付きましたが、やはり色々な面で影響が出ているようで、看護師さんがお年寄りの外来患者さんに「今日は停電でこの検査はできないのよ」と言っている姿が・・・

停電で各医療機器がうまく働かなくなったら本当に困りますよね。

外の薬局に行ったら、停電のため、薬の引渡しは16時以降になるとのこと。
うちはすぐ近くだからいいけれど、遠いところから来た患者さんにとって、待つにしても出直してくるにしても、これはかなりの負担。

帰り道の交差点では、信号が消えていました。
停電だと、当然ながら信号も消えるんでした。
交通整理は誰も立っていませんでしたが、これは恐い!

こんなことが4月末まで?毎日続くんでしょうか・・・

物不足解消を目指すべく、工場をフル稼働させたくとも、計画停電で効率が落ち、うまく生産できない、という話も聞きます。


今回の計画停電は、東京電力だけの判断で実施しているのでしょうか?
有識者を交えたプロジェクトチームを立ち上げ、本当の意味での「計画停電」をよくよく考えていただけると助かります。



さてと、16時を過ぎたので、これから自転車で薬局に薬を取りに行ってきます。


コメント
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