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ワインな ささやき ※「はてなブログ」(https://may-w.hatenablog.com/)に引っ越します

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

「料理王国」11月号はワイン特集

2010-10-16 12:20:24 | ワイン&酒


先週発売された「料理王国」11月号ワイン特集 です




その中で私も3ページにわたって書いていますので(P88~90)、書店で見かけたら、ぜひチェックしてください



さすが「料理王国」!と思ったのが、ワインを楽しめる店を15店+4店も紹介していること

よく知っている西麻布の 「プロヴィナージュ」「葡呑」(ぶのん)をはじめ、ちょっと気になっていたナパのワイン「ケンゾー エステート ワイナリー」(あのカプコンのオーナー辻本憲三会長がオーナー)がテイスティングできる店などがあり、幅広いラインナップでした。

インポーター担当者イチオシワインのページもあり、15社が3本ずつ、計45本を紹介していますが、その中につい最近飲んだものも発見!

 

第2特集は「日本酒」で、また、注目の和食の料理人も7人ピックアップされていたので、この号で色々と勉強させていただこうと思っています(笑)


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銀座三越の秋のワインフェアに行ってきました

2010-10-15 22:24:41 | ワイン&酒
予告していた通り、銀座三越の大試飲販売会 に行ってきました。

特別なカウンターはないのですが、通常の棚の上部を利用して、試飲できる100種のワインがずらりを並んでいました。

10のインポーターがそれぞれ厳選に厳選を重ねた10本を出しているので、その合計で100本となるのです。

国もブドウ品種もバラエテイ豊かなワインは1,000円台からと手にしやすい価格帯からありました。

有機栽培のワインだけをピックアップしたインポーターや、ブルゴーニュのバックヴィンテージをいくつか取り揃えたインポーターなど、それぞれ特徴があります。
また、あ、コレ飲んでみたかったんだよね~というワインの顔もたくさんあり、けっこう手ごたえ(飲みごたえ)のあるラインナップでした。

各コーナーに立っているのはインポーターの担当者ですので、ワインの詳しい情報が聞けるのがいいと思いました。

ただ残念なことに、気に入ったワインがあっても、実際に手に入るのが11月なんだとか(受注予約)。
その場の勢いで買いたい人にとっては、ちょっと肩すかしかもしれませんが、普段は売り場に並ばないワインばかりなので、チェックする価値はあると思います。



銀座三越 「秋のワインフェア」  BF3 ラ・カーヴ
       10月13日(水)~19日(火)

       大試飲販売会 ←ココで100種のワインが試飲できます
       10月15日(金)~17日(日) 12:00~19:00


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オリオンビールor アサヒビール?

2010-10-14 17:51:51 | ワイン&酒
1年以上ぶりに足を運んだスーパーの酒売り場で、こんな商品を発見。

★★★に 「orion」 のロゴは、沖縄のオリオンビール?
でも、「Asahi」と缶に印字されているから、アサヒビール?



アサヒ オリオンサザンスター         アサヒ オリオンリッチ

調べてみると、製造者はオリオンビール(沖縄県名護工場)で、販売元がアサヒビール

オリオンビールが沖縄と鹿児島県奄美群島で発売している人気商品「オリオン サザンスター」「オリオンリッチ」を、それ以外の日本全国で売り出したのが「アサヒ~」と名前の付いたこの商品のようです。

サザンスターとオリオン リッチはどちらもビールではなく、
麦芽やホップ、大麦、米などを原材料とした発泡酒(発泡性リキュール)。

カロリーは、サザンスターが38kcal(100gあたり)、オリオン リッチが43kcal、糖質もオリオン リッチの方がやや高め。
アルコール度数は、オリオン リッチが5%、サザンスターが4.5~5.5%となっています。



サザンスターは雑味のない「スッキリとした飲みやすさ」と「キレのある味わい」が、
オリオンリッチは、「やわらかなコク」と「爽やかなのどごし」が特長のようです。

飲み比べると、オリオン リッチの方が少し厚みがありますが、どちらもコクはありながら、甘さのないしっかりした辛口で飲みごたえがあり、 これはかなり好みでした。

完全予約受注制商品らしいので、どこでも置いてあるモノではないようですが、見つけたらまた手に入れたいと思っています。

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マルセル・ラピエール氏の訃報

2010-10-13 21:57:04 | ワイン&酒関係雑記
出かけた先で、
フランスのワイン生産者マルセル・ラピエール氏が病気のため10月10日に亡くなった
ということを聞きました。

マルセル・ラピエール氏はボジョレー(モルゴン村)の生産者で、今のフランスの自然派ワインの大きな流れをつくった祖ともいえる人物。

“ボジョレーといえばヌーヴォー”が思い浮かぶように、カジュアルで気軽に楽しむフレッシュなワインが多く、取り立てて品質云々を語るようなものでも・・・というのが、一般的なボジョレーワインの捉え方でしょう。

が、マルセル・ラピエール氏は、化学的な薬剤や肥料に頼らず、土地の個性を生かしたワインづくりを行い、ボジョレーワインの別の一面(本来の姿ともいえるのかも)を新たに見せてくれました。

ラピエールのワインづくりの姿勢は、甥のフィリップ・パカレをはじめフランス各地の生産者に影響を与えました。
彼の名は、間違いなくフランスワインの歴史上に残るでしょう。

現在は息子のマチュー氏が跡を継いでいます。

マルセル氏はまだ60代だと聞きました。早いお別れが残念です。
ご冥福をお祈りします。


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10/20中国料理&リースリングディナー

2010-10-12 11:10:21 | ワイン&酒


中国料理とリースリングワインのマリアージュを楽しむディナー → 詳細は コチラ
(第4回 Riesling Ring Evening)

------------------------
(追記 2010/10/15)

おかげさまで満席となりました!



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ラブリー「カチューシャ」♪

2010-10-11 23:06:53 | 雑記


スウィーツが縁で知り合い、今は年に何回かワインや食事をご一緒している友人のたむねこさんが、超カワイイ手作りショップ 「magenta☆star」 をオープンしました

たむねこさんは手先が器用で、以前にも手作りコースター(猫柄)などをいただいたことがあるのですが、その器用さとファッションセンスを生かして、カチューシャ のショップを立ち上げました。
(その他の小物も増えるのかな?)

カチューシャは、男性にはピンとこないと思いますが、女子なら一度は使ったことがあるヘアアクセサリーではないでしょうか?
私もOL時代に使っていましたが、ごくシンプルなタイプでした。

でも、たむねこさん作のカチューシャを見ると本当にラブリーでキュートなものばかりで、乙女ゴコロがツンツン刺激されます



どれかオススメのものを紹介して?と聞いてみたところ、コチラをピックアップしてくれました。


あ、私もこれならなんとかギリギリ着けられそうかも?  (1本 1,800円)

ガーリーでふわふわしたファッションが似合う人にオススメしたいカチューシャが多いですが、自分は似合わなくてダメだわと思う人でも(笑)、プレゼントにできますので、ぜひショップサイトをチェックしてみてください


  magenta☆star    http://tamuneko.cart.fc2.com/


ショップ名の「magenta☆star」は、たむねこさんのラッキーカラーとラッキーモチーフを合わせているそうです。
繁盛店になるといいですね


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仏から「プラリュ」のショコラ♪

2010-10-10 16:19:25 | 甘いもん
リニューアルオープンした銀座三越にも新たにショップが入ったようですが、
友人のフランス土産「La Maison Pralus」のショコラ をいただきました



Mini Pyramide des Tropiques   La Maison Pralus

「メゾン・プラリュ」の現オーナーは フランソワ・プラリュ(1959年生まれ)。

リヨンの南のロアンヌにパティスリーを開業したオーギュスト・プラリュ(1920年生まれ)を父に持つフランソワは、リヨンの「ベルナシオン」でショコラと出会い、その後、各地修行を重ねた後、1988年に父から「メゾン・プラリュ」を引き継いだ人物です。

フランスのショコラエティエといえば、日本でも名前がよく知られたものが多いですが、プラリュが他と違うのは、自分のところでカカオ豆からチョコレートを作るショコラティエだということ。

通常は「クーベルチュール」と呼ばれる原料のチョコレートを仕入れ(仏なら「ヴァローナ」の知名度が高いでしょうか)、それを使って各メーカーがそれぞれオリジナルのショコラを作りますが、
プラリュでは 22の産地から取り寄せたカカオ豆を焙煎することから行っています。
プラリュのように、原材料から手がけるショコラティエはフランスでは3人だけとか。

しかも、彼は2000年にはマダガスカルのカカオ園と、製造・梱包施設のオーナーにもなったというから、どこまでこだわるの?!ですよね(笑)



プラリュのチョコレートは、「ジャンポール・エヴァン」、「アンリ・ルルー」、「ラデュレ」、「ピエール・エルメ」といった著名店で使われているようで、これには驚きました

星付きレストランでは 「ピエール・ガニエール」(パリ)、「ギィ・サヴォワ」(パリ)、「トロワグロ」(ロアンヌ)と、こちらも錚々たる顔ぶれです




22の生産地のショコラはそれぞれに特徴があります。
今回もらったカカオ75%のミニピラミッド(1枚 5g)は、マダガスカル、タンザニア、ヴェネズエラ等、
10の産地のショコラが楽しめます。

実際に食べてみると、例えばマダガスカルには少し酸味を感じたり、タンザニアはなめらかでマイルド、ヴェネズエラは濃厚でビターでハードボイルド的と、たしかに違います。

これで好みの味の産地を見つけると、ショコラ選びも楽しくなりますね



プラリュファンなら、フランスのロアンヌの「プラリュ本店」で買い物をし、ロアンヌの「トロワグロ」でショコラを使ったデザートを食べ、といきたいところですが、そこまで足を運べない場合は、パリのショップへ、それも難しい場合は、東京の銀座三越へ、でしょうか(笑)


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銀座三越 秋のワインフェア

2010-10-09 22:27:56 | ワイン&酒
先月増床リニューアルオープンした 銀座三越
スウィーツの新ショップが気になるところですが、店の前は通るものの、中まで足を踏み入れるヒマがなく・・・

でも、来週は 「秋のワインフェア」 があるようですし(10月13~19日)、

特に、10月15日(金)~17日(日) には、
銀座三越初!約100種類のワインが試せるという大試飲販売会 があるとのこと!

ワイン売り場「ラ・カーヴ」は地下三階です。
その上の階のスウィーツもチェックしたいので、覗きに行ってこようと思っています



銀座三越 「秋のワインフェア」  BF3 ラ・カーヴ
       10月13日(水)~19日(火)

       大試飲販売会 *100種のワインが試せます
       10月15日(金)~17日(日) 12:00~19:00


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10/23 スペインワイン祭り

2010-10-08 12:29:43 | ワイン&酒


夏頃から話を聞いていたイベントの案内が届きました

一般消費者向けのスペインワイン&スペインの美味しいものを楽しむイベントで、下記の日程と要綱で開催されます。

約60種のスペインワインが飲め、スペイン料理も楽しめるのはもちろん、スペインワインコンクールで優勝したソムリエなどによるスペインワインセミナーなどもあります。

なかなか手を出しにくいプレミアムなワインは有料で飲めるようですので、いい機会ですよね。

驚いたのが「大抽選会」!

公式HP上に出ていた景品を見てみると、マグナムやダブルマグナムサイズのプレミアムワインをはじめ、かなり良いものがたくさん(景品数を数えたのですが、最低でも65人に当たると思われます)用意されています。

3リットルのダブルマグナムが当たったら、どうやって持って帰ろう・・・と、当たる前から悩むのも楽しいかも(笑)

ワインリスト、料理、イベント内容などは公式HPに出ていますので、まずはチェックしてみてください(一番下に載せました)。





「スペインワイン祭り」  Fiesta De Vinos De Espana

日 時:2010年10月23日(土)13~15時30分 (12:30~受付開始)

会 場:ZEST CANTINA (ゼスト キャンティーナ)恵比寿
      東京都渋谷区恵比寿1-22-19

会 費:4,500円 (事前振込制、10月15日申込締切)

形 式:ブッフェスタイル

主 催:スペインワイン祭り実行委員会 

後 援:シェリー委員会、日本輸入ワイン協会、スペイン食文化協会

定 員:300名


※申し込み&詳細は公式HPへ → http://www.citron.co.jp/fiesta_de_vinos/TOP.html


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第1回ドイツパンクラブ【後編】

2010-10-07 09:23:29 | パン
【前編】から続きます




ドイツの朝食に食べられる小型パン 「ゼンメル」 は、小麦粉の種類は通常のものよりたんぱく質が少なく、パンを作る際に加える砂糖や油脂の量も少ないようで、食べるとたしかにあっさりしています。

でも、皮がむっちりして噛み応えがあり、噛めば噛むほど小麦の甘味が出てくる ので、そのまま食べても本当においしいし、色々な食材と組み合わせても相性バッチリなのがいいですね。

ドイツではこうした小型パンにハムやチーズをはさみ、お弁当として手軽に持っていくことも多く、丸いパンの形をしたランチボックスもあるようです。

でも、日本同様、ドイツの子供たちのアゴも弱くなっているようで、噛み応えのあるパンよりも、ピタパンや米国ハンバーガーショップのバンズのような柔らかいパンを食べるようになっているとか。

また、20、30年前には1人1日500gくらいの量のパンを食べていたのが(ゼンメルが1個約50g)、現在では1日150gくらいにまで減っているとのこと。

今はパン以外にも食べるものがたくさんありますからね・・・




ゼンメルのような小麦粉のパンは焼いた当日が一番おいしく、ライ麦のパンは翌日の方がおいしくいただけるとのこと。
でも、食べきれずに残って固くなってしまうこともありますよね?

固くなったパンの使い方として・・・

手でちぎってハンバーグのタネに混ぜてしまう

ちぎったものを油で揚げ(オーブントースターで焼けばヘルシー?)
 → サラダの上に散らし、ドレッシングをかける
 → スープやシチューに入れてボリュームアップ!

などの利用方法があるようですが、
今回は固くなったゼンメルを使った「ゼンメルクヌーデル」が登場しました



Steinpilz(シュタインピルツ)のクヌーデル

「クヌーデル」は「団子」のことなので、ゼンメルクヌーデルは「ゼンメルで作ったパン団子」。
残り物料理ですが、とても手が込んでいます。



今回の会場となった 「ヨーロピアンダイニングビッテ」 の日見シェフに作り方を聞くと、

カリカリに固くなったパンを細かくちぎって(ダイス大くらいにカットしてもOK)、卵と牛乳をあわせた液*に一晩ほど漬けておきます。
それを成型し(バトン状や団子状など)、ラップできっちり包み、さらにホイルで包み、熱湯の中で30分ほど茹でて出来上がりです。

卵と牛乳の液*は、バターを溶かして玉ねぎのみじん切りを炒め、卵2個と牛乳75gを加えてよく攪拌して作ります。


「ビッテ」日見シェフ作のゼンメルクヌーデル

パンの種類や固さによって卵液に浸す時間も変わってきますし、成型したクヌーデルの大きさによって茹でる時間も変わってきます(小さい団子状なら5~10分)。
茹で方が足りないと卵液が固まらず、パン同士がしっかりくっついてくれないので要注意です。

クヌーデル自体の味は非常に薄く(塩味)、ソースやシチューに添えたりして食べます。

今回はシュタインビルツのクリームソースに添えられましたが、このソースが大変美味で、ほろりとソフトな食感のクヌーデルがより一層おいしく感じられました。


「シュタインピルツ」はキノコの名前で、イタリアのポルチーニ茸と同じものだとか

クヌーデルは口の中でやさしくほどけるので、小さなお子さんからお年を召した方までおいしく食べられます。
大事なパンを残さない知恵から生まれた料理、ぜひ見習いたいですね。



次のドイツパンクラブは2011年1月開催予定。
その場で次回のパン屋さんも決まりました。
楽しみです!

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≪今回のパン提供店≫
      ドイツパンの店タンネ

 浜町店   東京都中央区日本橋浜町2-15
         Tel.03-3667-0426
         営業時間:8:45~17:00   定休日:土日祝

 人形町店  東京都中央区人形町2-12-11
         Tel.03-3667-1781
         営業時間:10:00~18:00(土曜日は~17:00)
         定休日:日祝、第二月曜日

        *人形町店にはイートインコーナーがあります



≪今回のレストラン≫
      ヨーロピアンダイニングビッテ

        東京都千代田区永田町2-9-6十全ビル1F
        Tel.03-3597-4258
        http://www.bittebitte.jp/index.html


≪主催≫  ドイツ食品普及協会
        http://www.doitsushoku.com/


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第1回ドイツパンクラブ【前編】

2010-10-06 22:08:47 | パン
偶然にもパンの話題が続きますが・・・

縁あって、ドイツ食品普及協会が主催する 「ドイツパンクラブ」 のイベントに参加してきました(協賛:ドイツパン研究会)

一回ごとにテーマを絞り、ドイツパンのおいしさや食べ方を発見しよう! という目的で開催されるイベントなのですが、ドイツパン好きの私にとって、これは待ってました!です

ドイツパンの種類は500~600もあるようですから、驚きですよね!



第1回 ドイツパンクラブ

テーマ:ゼンメル ~ゼンメルを様々なサイズで作ってみたら

パン提供店:ドイツパンの店 タンネ (東京都中央区日本橋浜町)

第1回目のパンの店は、私もときどき買いに行く「タンネ」。
このブログでも何度か登場していますが、いつも買うのは中型から大型のパンばかり。

今回のテーマである小型パン「ゼンメル」は初体験なので、期待が高まります




ゼンメル (Semmel)

「ゼンメル」とは、ドイツ南部の方言で、「小型パン」のこと。
一般的に、ドイツでは小型パンを「ブレートヒェン」といいます。

ドイツの朝食に多く食べられている小型パンがこの丸い白パンです。
南部では上の写真のように5本の切れ込み線が入った「カイザーゼンメル」を、中部から北部では真ん中に1本だけ線の入った「ブレートヒェン」を食べています。

「タンネ」のカイザーゼンメルは、プレーン(80円)、ゴマ付き(85円)、ケシの実付き(85円)、キャラウェイシード付き(85円)、チーズ付き(100円)の5タイプがありますが、今回はプレーン、ゴマ、ケシの実の3種いただきました。



カイザーゼンメル(プレーンタイプ)       ゴマ付きカイザーゼンメル

直径約10cm。
横に水平にナイフを入れ(ナイフを突き刺し、回すように切っていくとうまくいきます)、ハンバーガーのバンズのように上下半分にカットします。

切った面にバターを塗り、ジャムやハチミツ、チーズなどを自分の好きなように載せていただくのがドイツ流。



カイザーゼンメル(プレーンタイプ)       ケシの実付きカイザーゼンメル

こちらは直径約7.5cmほどのパーティーサイズ
店頭で販売しているカイザーゼンメルは、最初に紹介した約10cmのサイズのものですが、パーティーなどではちょっと大きいので、こちらの小さめサイズも用意しているとのこと。

いらしていたタンネの担当の方の話では、生地は同じでも、サイズによって皮の比率が違うので、食べたときの食感が違ってくるそうです。

実際に食べてみると、レギュラーサイズの方が中身がたっぷりしてソフトに感じ、小さい方は皮がよりむっちりして噛み応えのある食感が楽しめました。



ハチミツとジャムもドイツのもの




チーズもドイツ産(日本未輸入)で、ハーブ入りチーズ(行者ニンニクが散らしてあります)と、「フランケンダマー」というチーズのノーマルとライト(低脂肪)タイプ。

少し塩気のあるチーズとジャムやハチミツは、実にステキな組み合わせです



ニュルンベルクソーセージ & ザワークラウト

上下にカットしたパンのひとつの上にザワークラウトとソーセージを載せ、マスタードをつけて半分に折りたたむと・・・・


ホットドック風の美味しい一品が出来上がります

この姿・・・ドイツのクリスマスマーケットで食べたものにそっくり!と思い、昔の写真を引っ張り出してみると、ありました!


マイセンのクリスマスマーケットのもの     フランクフルトのクリスマスマーケットのもの

この時のパンはどちらもちょっと細長いタイプ。
「タンネ」で販売している小型パンの中では、「シュリッペ」(75円)が近いようです。


ゼンメル、まだまだ食べましたよ~(笑) → 【後編】


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手作りパンが美味でした♪

2010-10-05 22:43:26 | おいしい食べもん
友人の小学生の娘がABCクッキングのパン&ケーキ教室に通っている話は以前から聞いてましたが、それに興味を惹かれた別の友人もパン教室(普通のオトナ向けのです)に通い始めたらしく、先日会ったときに、自分で焼いたというパンをいただきました。



デニッシュタイプの甘いパンで、ボリュームたっぷり

手作りとは思えないほどの出来で、言われなければ、どのお店で買ったの?と思えるほど。
うーん、やりますね!

もう少しうまくなったらまた試食してね、と言っていたので、次が楽しみです

何か習い事をするのなら、自分自身が楽しめるのはもちろん、家族や友人にも喜んでもらえるようなものもいいですね


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誕生月はデザート半額♪

2010-10-04 22:24:27 | レストラン&店
ファミレスは普段あまり入らないのですが、先日行った 「グラッチェガーデンズ」

誕生月の人はデザートが半額になるサービス がありました

この時の対象商品は 「いちごパフェ」と「チョコと生キャラメルのフォンデュ」 
(季節によってデザートは変わるようです)

ドリンクバーも込みで半額 ということなので、こちらをチョイスしてみました。


いちごパフェ +ドリンクバー  

単品で499円(税込523円)が → ドリンコバー込みで 249円(税込261円)に

いちご、シフォンケーキ、バナナ、パンナコッタ、バニラアイス、ストロベリーソースと盛りだくさんでした(ソースがかなり甘い!)



ドリンクバー単品で頼むと 289円(税込303円)ですからシンジラレナイ!(笑)

サービスを受けるには誕生日を証明するものが必要ですが(免許証など)、このサービスは覚えておくといいですね


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クリスマス前に押さえておきたいバウムリンデ♪

2010-10-03 21:59:49 | 甘いもん
今の季節は、スウィーツも10月末のハロウィーンのイベント関連でカボチャを使ったものが多く出ていますね

クリスマスはまだその先ですから、今はまだ全然実感がありませんが、バウムクーヘン好きなら早めにチェックしておきたいのが、
「カールユーハイム」の今年のクリスマス限定商品 「バウムリンデ」



プレミアムバウムリンデ     3,150円
 (モミの木のハチミツとカルバドス)  木箱入り

バウムリンデはドイツ語で“樹皮”という意味。
四角い板状のバウムクーヘンの間にモミの木のハチミツを使ったマジパンクリームとガナッシュクリームを交互に重ねています。
バウムの生地にはカルバドス(リンゴのお酒)が加わり、いい香りを漂わせています。

モミの木にリンゴを飾ったことがクリスマスツリーのはじまり と言われているそうで、このバウムもこの2つを組み合わせてヨーロッパの伝統的クリスマスを表現しているのだとか。



このプレミアムバウムリンデは 135mm×152mm×72mm、総重量 580gですが、もう少し小さいサイズがほしい人は、「クリスマスバウムリンデ」、またはミニサイズの「クリスバウムシュビッツ」がオススメです。



奥)クリスマスバウムリンデ   1,260円

サイズも 100mm×119mm×57mm、総重量 385gとコンパクトで、お値段もグッとお手頃(紙箱入り)。



クリスマスバウムシュピッツ   3個入り525円  6個入り1,050円

ふたくちサイズのミニバウム「バウムシュビッツ」もカワイクて超便利

苺&マール・ド・シャンパーニュショコラーデの2種があり、2010年クリスマス限定パッケージに入っています。

こちらも手頃なので、ちょっとしたプレゼントにも使えそう。



いずれもクリスマス向け商品ですが、11月下旬より発売される予定ですので、バウム好きならクリスマスを待たずに押さえたいですね~


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この秋冬のコラボケーキは「ドイツのメルヘンオペラ」

2010-10-02 16:51:22 | 甘いもん
ドイツのデザイナー集団とコラボしたケーキを発表している「ユーハイム・ディー・マイスター」 のこの秋冬のテーマは 「ドイツのメルヘンオペラ」 (Marchenoper)です。




このドイツのメルヘンオペラの代表作 「ヘンゼルとグレーテル」 に登場するアイテムをモチーフとした5種類のケーキが10月1日から発売されています(2011年1月下旬まで)。

「ヘンゼルとグレーテル」は日本でもグリム童話でよく知られていますよね。
オペラ「ヘンゼルとグレーテル」はドイツ人のエンゲルベルト・フーバーによって作曲され、1983年の初演以来、子供から大人まで楽しめるオペラとして人気を博しているようです。




イチゴを摘みに  (504円)

スポンジの上にバニラムース、イチゴソースを重ね、表面はイチゴとラズベリーのムースでカバーされていて、見るからに大きなイチゴですね(笑)
洋酒不使用で姿もかわいいので、小さなお子さんにピッタリでしょうか。



さまよう夜の森  (504円)

ココア生地の上にフレッシュな果肉入りのオレンジムースを重ね、濃厚なチョコレートムースでコーティング。
チョコ好きにオススメです。



露の妖精  (525円)               クッキーになった魔女  (525円)



妖精が、どこか宇宙人ぽく見えてしまうのは私だけ? 
(実は、おとぎ話で出てくる妖精は宇宙人だったとか!笑)

ビスケットの台の上に、ジョコンド生地、キャラメルムース、リンゴのソテーを重ね、ボディ全体をリンゴのムースで包み込み、生クリームの衣を身にまとっています。顔と翼はホワイトチョコ。

リンゴのソテーがさっぱりしていて、リンゴのムースもやさしく上品な味わいで、土台のビスケットまで美味。これは超好み




「クッキーになった魔女」もとても手が込んでいるケーキで、土台はドイツのクリスマスに欠かせないレープクーヘン、その上にココア生地、チョコレートムース、へーゼルナッツムースを重ねています。小さなチョコレートロールが見た目にも楽しいですね。

手前は炎をイメージしたというパンプキン+さつまいもクリームで、なめらかで自然な甘さにほっとさせられます。このケーキも洋酒を使っていません。

ジンジャーマン型のクッキーは、実は魔女のなれの果ての姿。
その理由は・・・


ヘンゼルとグレーテルといえば お菓子の家

迷い込んだ子供をジンジャークッキーに変えてしまう魔女が住んでいます。

ヘンゼルとグレーテルも魔女に捕まってしまいましたが、うまく逃れ、逆に魔女をオーブンに押し込んでジンジャーマンクッキーにしてしまいました!
ミニロールケーキは、オーブンにくべられた薪をイメージしています。



みつめるフクロウ  (525円)

見ているだけで笑えてしまうのが、このフクロウのケーキ。


色々な角度から眺めると、さまざまな表情が見えて楽しい~

フクロウはドイツの森の住人で、無事に両親の元へ帰ったヘンゼルとグレーテルを見守りました。



ケーキとしては他よりもシンプルで、ココアクッキーの台の上にココア生地のスポンジ、バニラムースを重ね、マロンムースで全体をまとめています。包んでいるのはチョコレートのピストレ(霧状に吹き付けたもの)。
胸のところにあるモコモコした羽は生クリーム、顔はホワイトチョコ。これも洋酒不使用です。



個人的なオススメは、味わいでは「露の妖精」
リンゴのソテーとムースが甘酸っぱくて、全体がいいバランスにまとまっています。

盛りだくさんで楽しいのは、「クッキーになった魔女」
ロールケーキ、スウィートポテト風なさつまいも+カボチャクリーム、ヘーゼルナッツムース、チョコムース、ジンジャークッキー、レープクーヘンと、てんこ盛りですからね



色々な表情を見せる フクロウ も捨てがたく・・・

あ~、悩ましいです(笑)


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