ドイツのデザイナー集団とコラボしたケーキを発表している
「ユーハイム・ディー・マイスター」 のこの秋冬のテーマは
「ドイツのメルヘンオペラ」 (Marchenoper)です。
このドイツのメルヘンオペラの代表作
「ヘンゼルとグレーテル」 に登場するアイテムをモチーフとした
5種類のケーキが10月1日から発売されています(2011年1月下旬まで)。
「ヘンゼルとグレーテル」は日本でもグリム童話でよく知られていますよね。
オペラ「ヘンゼルとグレーテル」はドイツ人のエンゲルベルト・フーバーによって作曲され、1983年の初演以来、子供から大人まで楽しめるオペラとして人気を博しているようです。


イチゴを摘みに (504円)
スポンジの上にバニラムース、イチゴソースを重ね、表面はイチゴとラズベリーのムースでカバーされていて、見るからに大きなイチゴですね(笑)
洋酒不使用で姿もかわいいので、小さなお子さんにピッタリでしょうか。
さまよう夜の森 (504円)
ココア生地の上にフレッシュな果肉入りのオレンジムースを重ね、濃厚なチョコレートムースでコーティング。
チョコ好きにオススメです。

露の妖精 (525円)
クッキーになった魔女 (525円)


妖精が、どこか宇宙人ぽく見えてしまうのは私だけ?

(実は、おとぎ話で出てくる妖精は宇宙人だったとか!笑)
ビスケットの台の上に、ジョコンド生地、キャラメルムース、リンゴのソテーを重ね、ボディ全体をリンゴのムースで包み込み、生クリームの衣を身にまとっています。顔と翼はホワイトチョコ。
リンゴのソテーがさっぱりしていて、リンゴのムースもやさしく上品な味わいで、土台のビスケットまで美味。これは超好み

「クッキーになった魔女」もとても手が込んでいるケーキで、土台はドイツのクリスマスに欠かせない
レープクーヘン、その上にココア生地、チョコレートムース、へーゼルナッツムースを重ねています。小さなチョコレートロールが見た目にも楽しいですね。
手前は炎をイメージしたというパンプキン+さつまいもクリームで、なめらかで自然な甘さにほっとさせられます。このケーキも洋酒を使っていません。
ジンジャーマン型のクッキーは、実は魔女のなれの果ての姿。
その理由は・・・

ヘンゼルとグレーテルといえば
お菓子の家
迷い込んだ子供をジンジャークッキーに変えてしまう魔女が住んでいます。
ヘンゼルとグレーテルも魔女に捕まってしまいましたが、うまく逃れ、逆に魔女をオーブンに押し込んでジンジャーマンクッキーにしてしまいました!
ミニロールケーキは、オーブンにくべられた薪をイメージしています。
みつめるフクロウ (525円)
見ているだけで笑えてしまうのが、このフクロウのケーキ。

色々な角度から眺めると、さまざまな表情が見えて楽しい~
フクロウはドイツの森の住人で、無事に両親の元へ帰ったヘンゼルとグレーテルを見守りました。
ケーキとしては他よりもシンプルで、ココアクッキーの台の上にココア生地のスポンジ、バニラムースを重ね、マロンムースで全体をまとめています。包んでいるのはチョコレートのピストレ(霧状に吹き付けたもの)。
胸のところにあるモコモコした羽は生クリーム、顔はホワイトチョコ。これも洋酒不使用です。
個人的なオススメは、
味わいでは「露の妖精」 
リンゴのソテーとムースが甘酸っぱくて、全体がいいバランスにまとまっています。
盛りだくさんで楽しいのは、「クッキーになった魔女」 
ロールケーキ、スウィートポテト風なさつまいも+カボチャクリーム、ヘーゼルナッツムース、チョコムース、ジンジャークッキー、レープクーヘンと、てんこ盛りですからね

色々な表情を見せる
フクロウ も捨てがたく・・・
あ~、悩ましいです(笑)