ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

「お宅の屋根壊れてますよ」詐欺にご注意を!

2020-11-28 15:37:31 | 雑記

外がかなり暗くなった夕方18時前、玄関に「すみませーん」と若い男性の声。

 

「何でしょうか」と私。

 

「開けていただけませんか?」とお兄さん。

 

「どちらさまですか?」と訊くと、

 

「近所の家の工事している者ですが、お宅の屋根が壊れています。

 開けてくれませんか?」と、再三、ドアを開けることを要求するお兄さん。

 

いやいや、どう考えても怪しいでしょ?

 

そもそも、こんな暗い時間に、2階建ての家の屋根が見えるわけありません。

懐中電灯などで照らして一軒一軒の屋根をチェックしていたら、不審者でしょ。

 

それに、18時前という時間帯は、どこの家でも夕食の仕度などで忙しいのに、わざわざ声をかけてくるのは非常識です。

また、この時間帯から屋根に上がるなんてできないでしょうね。

 

「いや、今なら無料でチャチャっと調べられます」とでも言って屋根に上り、手持ちのハンマーなどで瓦を割って写真を撮り、「ほら、壊れてますよ」とでも言いそうな気がします。

実際、屋根に上がって、壊れてもいないのにわざと壊すのが常套手段だそうですから。

それで修理し、高い修理代を請求します

 

高齢者家庭だと、若い男性の勢いに押されてドアを開けてしまうかもしれません。

日没後は、周囲はかなり暗くなってきていますから、強引なことをしても、道行く人にも気づかれにくい、と踏んだのかもしれません。

 

「ウチでは屋根をみてもらっている業者さんがいるので、そこに確認しますね。

 親切に教えていただき、ありがとうございました~」とドア越しに言うと、諦めてくれたようでした。

 

 

「屋根が壊れています」と家に押しかけてくるのは、ほぼ詐欺です。

万が一、本当に親切で言ってくる通りすがりの業者がいたとしても、その場では断りましょう。

 

我が家には、年に1、2回ほど、「屋根が…」と声をかけてくる人がいますので、「またか~」という感じですが、初めて遭遇した人は、「え?屋根が壊れてるって、それは困る!」とパニックになってしまうことがあるかもしれません。

 

とにかく、

 

■ドアを開けない

■家に上がらせない

■屋根に上がらせない

 

■「いつも見てもらっている業者さんがいる」と言う

もしくは「親戚に(知り合いに)屋根の業者がいる」と言う

 

普通はこれで諦めて帰ってくれるようです。

 

今は「コロナ感染が心配なのでドアを開けられません、ごめんなさい」と言えば、撃退の確率は高くなりそうですね。

逆に「家にコロナ陽性者がいるので」と言えば、すぐに帰ってくれるかもしれません  (笑)

 

なお、詐欺業者と思われるお兄さんがいなくなってたっぷり30分過ぎてから(すぐに外に出ると危ないと思ったので)、家の外の門扉を見に行ったところ、ちゃんと閉まっていなくて、外側に開いていました。

まともな業者だったら、こういうところはキチンとしているはずです。

なのに、開けっ放しで帰るなんて、まっとうな業者じゃないでしょ?

 

 

ちなみに、我が家の屋根の様子は、2階のベランダの庇が視界を遮るので、前の道からはほぼほぼ見えません。サイドと、そこからの一部が見えるだけです。

しかも、陽が落ちて暗いのに、目視で見えるはずがないんです。

自宅の屋根の様子を前もってちゃんと把握しておくと、詐欺業者に付け入るスキを与えないと思います。

 

年末はなにかと物騒になってきますので、皆さんもご注意くださいね

 

今日のランチデザートは 栗蒸し羊かん

 


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