2010年7月8日、「アルザス・ローヌワインを楽しむ中国料理コンクール 2010」の決勝が東京誠心調理師専門学校(東京都大田区)で行われ、その結果速報を昨夜のうちにお知らせしました。
テーマは 「アルザス&ローヌワインを楽しむための中国料理」 で、
ワインは以下のうち2つを選択し、それに合う料理を作ります。
アルザスが リースリング、またはゲヴュルツトラミネール、
ローヌが コート・デュ・ローヌ、またはコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ
前菜部門は、魚または貝を使った中国料理の前菜1品(冷菜)
熱菜部門は、牛肉を使った中国料理の熱菜1品、 が課題で、、
各部門とも料理原価は 6人分3,000円以下 と決められています。
なお、全作品の中から、最もワインとの相性がいい作品に、アルザス賞、ローヌ賞が贈られました
<前菜部門>
グランプリ(1位)
金子雅俊さん (グランドプリンスホテル赤坂 「李芳」)
三種の彩り前菜 → “アルザス賞”
準グランプリ(2位)
平島直樹さん (ホテルオークラ東京 「チャイニーズテーブル スターライト」)
三種の貝盛り合わせ前菜
優秀賞(3位)
五月女和正さん (マンダリンオリエンタル東京 「センス」)
海鮮三種冷菜盛り合わせ オリエンタルな香り
佳作
岩竹宏宣さん (ホテルモントレ ラ・スール大阪 「彩雲」)
芝 正博さん (大阪新阪急ホテル 「モンスレー」)
帆立貝の2種彩り前菜(岩竹さん) 大阪夏の釣魚三種盛り前菜(芝さん)
<熱菜部門>
グランプリ(1位)
末友 寛さん (ホテルオークラ東京 「チャイニーズテーブル スターライト」)
牛タンのグリル 柚子の香り 石焼仕立て → “ローヌ賞”
準グランプリ(2位)
後藤 統さん (函館国際ホテル)
牛肉料理二種の味わい
優秀賞(3位)
中間利幸さん (マンダリンオリエンタル東京 「センス」)
オリエンタルな牛ヒレの香り焼き 牛コラーゲン漢方出汁の黒椒豉汁ソース
中国野菜と牛ハチノスとレバー沙茶醤風味の芋
佳作
葉 増さん (熊本ホテルキャッスル 「桃花源」)
中島幸泰さん(中国料理 沙羅)
左)牛ロースの2種盛り合わせ(葉さん)
右)二種近江牛の包みにんにく醤油煮込み トマトおこわ白菜包み添え(中島さん)
上位入賞者と審査委員、フランスから来日した各委員会のゲストで記念撮影
料理については、日本中国料理協会の山中専務理事から
「回を重ねるごとにいい作品ができてきている。しかし、中国料理は陰陽のバランスが取れているから健康に良く、肉料理なら野菜も必要だが、肉ばかりが突出しているものが多く、原則に外れていた。また、冷菜の前菜の原則を理解していない作品が見られた。全国の中国料理店の見本となるようになってほしい」、
ワインとのマリアージュについては、日本ソムリエ協会の小飼会長から
「料理人のワインへの理解度が高まっている。アルザスワインのキメ細かさ、エレガントさ、ローヌワインの力強さをよく理解して作られ、今日から店に出して売れるものもあった。今後は自分の生活の中にもワインを取り入れていただきたいし、自店でもぜひお客様にアルザスとローヌのワインを勧めてください」と、講評がありました。
そうそう、レセプションの際に小飼会長に聞いたのですが、実際にワインを飲み、それぞれ合わせながら10作品を審査したそうです。
中華料理店にワインが置いてあれば、ワイン好きにはたまりませんよね
特に、果実味と酸味のバランスの取れたアルザスの白ワイン、
果実味が豊かでスパイシー感のあるローヌの赤ワインなら、幅広い中国料理に合わせて楽しめそうです。
テーマは 「アルザス&ローヌワインを楽しむための中国料理」 で、
ワインは以下のうち2つを選択し、それに合う料理を作ります。
アルザスが リースリング、またはゲヴュルツトラミネール、
ローヌが コート・デュ・ローヌ、またはコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ
前菜部門は、魚または貝を使った中国料理の前菜1品(冷菜)
熱菜部門は、牛肉を使った中国料理の熱菜1品、 が課題で、、
各部門とも料理原価は 6人分3,000円以下 と決められています。
なお、全作品の中から、最もワインとの相性がいい作品に、アルザス賞、ローヌ賞が贈られました
<前菜部門>
グランプリ(1位)
金子雅俊さん (グランドプリンスホテル赤坂 「李芳」)
三種の彩り前菜 → “アルザス賞”
準グランプリ(2位)
平島直樹さん (ホテルオークラ東京 「チャイニーズテーブル スターライト」)
三種の貝盛り合わせ前菜
優秀賞(3位)
五月女和正さん (マンダリンオリエンタル東京 「センス」)
海鮮三種冷菜盛り合わせ オリエンタルな香り
佳作
岩竹宏宣さん (ホテルモントレ ラ・スール大阪 「彩雲」)
芝 正博さん (大阪新阪急ホテル 「モンスレー」)
帆立貝の2種彩り前菜(岩竹さん) 大阪夏の釣魚三種盛り前菜(芝さん)
<熱菜部門>
グランプリ(1位)
末友 寛さん (ホテルオークラ東京 「チャイニーズテーブル スターライト」)
牛タンのグリル 柚子の香り 石焼仕立て → “ローヌ賞”
準グランプリ(2位)
後藤 統さん (函館国際ホテル)
牛肉料理二種の味わい
優秀賞(3位)
中間利幸さん (マンダリンオリエンタル東京 「センス」)
オリエンタルな牛ヒレの香り焼き 牛コラーゲン漢方出汁の黒椒豉汁ソース
中国野菜と牛ハチノスとレバー沙茶醤風味の芋
佳作
葉 増さん (熊本ホテルキャッスル 「桃花源」)
中島幸泰さん(中国料理 沙羅)
左)牛ロースの2種盛り合わせ(葉さん)
右)二種近江牛の包みにんにく醤油煮込み トマトおこわ白菜包み添え(中島さん)
上位入賞者と審査委員、フランスから来日した各委員会のゲストで記念撮影
料理については、日本中国料理協会の山中専務理事から
「回を重ねるごとにいい作品ができてきている。しかし、中国料理は陰陽のバランスが取れているから健康に良く、肉料理なら野菜も必要だが、肉ばかりが突出しているものが多く、原則に外れていた。また、冷菜の前菜の原則を理解していない作品が見られた。全国の中国料理店の見本となるようになってほしい」、
ワインとのマリアージュについては、日本ソムリエ協会の小飼会長から
「料理人のワインへの理解度が高まっている。アルザスワインのキメ細かさ、エレガントさ、ローヌワインの力強さをよく理解して作られ、今日から店に出して売れるものもあった。今後は自分の生活の中にもワインを取り入れていただきたいし、自店でもぜひお客様にアルザスとローヌのワインを勧めてください」と、講評がありました。
そうそう、レセプションの際に小飼会長に聞いたのですが、実際にワインを飲み、それぞれ合わせながら10作品を審査したそうです。
中華料理店にワインが置いてあれば、ワイン好きにはたまりませんよね
特に、果実味と酸味のバランスの取れたアルザスの白ワイン、
果実味が豊かでスパイシー感のあるローヌの赤ワインなら、幅広い中国料理に合わせて楽しめそうです。
美味しく食べて健康にいいのが中国料理ですから、
今回の作品はたしかに「野菜不足」だったかも。
見た目の豪華さとかに目が行きがちですが、
今後は「陰陽のバランス」に注目ですね。
熱菜の方は「肉」!っていう料理が目に付きますが、
前菜の方は食材の種類を多く使っているのでバランスがいいですね。
アルザスワインは繊細な面があるので、
それが料理のジャマをしない、引き立てる、
よって、合うものが多いといえるかもしれません。
これでようやく見えてまいりましたわ~
写真やら審査員情報やらもろもろ
本当にありがとうございました!
でもさすが中華のプロは厳しい視点
確か別テーブルの中華盛りを指差して
「こっちが本当に中華ですから」っておっしゃってた方も・・・
(確かにあのおこわは美味でしたが)
あまり奇をてらわないほうがいいってことかしらね?
とにかく、見ているだけでお腹が空きました(笑
フランス料理のように綺麗ですが、
フランス料理よりも健康的な内容ですね。
こうみると、アルザスのワインは、結構色んなものに合うんだなぁと実感しました。
意外と、オールマイティでしょうか?