オーストラリアのROCKFORD 同様、フランスのアルザスといったら確実に、いえ、まっ先に名前が挙がる造り手といえば、「Marcel Deiss -マルセル・ダイス」でしょう。
マルセル・ダイスはアルザスのコールマールの北20kmほどに位置するBergheim(ベルグハイム)村を拠点とするドメーヌで、当主は、Jean-Michel Deissジャン・ミッシェル・ダイス。
所有畑は26ha。
1990年代よりビオディナミを実践し、ECOCERTやdemeterなどの認証も取得。
多くの人に支持され、愛されているマルセル・ダイスのワインですが、試飲会で久しぶりに飲んでみると、あ~、やっぱり私も大好き~
Marcel Deiss Burlenberg 1er Cru 2008 (France, Asace)
Marcel Deiss Alsace Rouge 2014 (France, Asace)
どちらも赤ワインで、アルザス・ルージュはピノ・ノワール100%、ビュルランベルグは、ピノ・ノワールとピノ・ブーロ(ピノ・グリのブルゴーニュ名)の混植。
アルザスの赤ワインを代表するピノ・ノワールの栽培面積比率は10.2%(2014年の統計)ですから、アルザスの赤ワインはマイナーです。
でもね、マルセル・ダイスの赤ワインを飲むと、ブルゴーニュを飲むよりいいんじゃないか、っていう気にさせられるくらいに感動します。
ベーシックなアルザス・ルージュ(輸入元希望小売価格:4,000円、税抜)でも、熟れた果実味がしっかり凝縮し、じわ~んと滋味。もうこれで充分、大満足。
ヘタなブルゴーニュ・ルージュなんて、目じゃありません。
1級ビュルランベルグ(参考商品)ともなると、グランメゾンなどの特別なシチュエーションで上等な料理と合わせるべきハイレベルのワインで、ブルゴーニュならグラン・クリュクラスに相当するかと思います。でも、価格は1/3くらい。断然こっちでしょ。
ピノ・ノワール好きなら、マルセル・ダイスの赤ワインを選ぶべし、です
Marcel Deiss Schoffweg 1er Cru 2009 (France, Asace)
1級ショフウェグは白ワインで、リースリング、ピノ・ブラン、ピノ・ノワール、ピノ・グリの混植。
グラン・クリュのマンブールと同じ丘の東斜面にあるため、マンブールに匹敵する資質を持ち、輸入元の話では、飲み頃は収穫から20年後!?
これ、ひとくち口に含んだだけで、即、唸りましたよ。しっとり吸い付くような、素晴らしいワインです。長い余韻にうっとり。瞑想に入りそうになりました。アルコール度数は14%あるんですね。
これも参考商品で、現行ヴィンテージは2011年。
マルセル・ダイスのワインは、いつ、どれを飲んでも安定し、ブレがありません。
今回、改めて飲んで、それを再認識しました。
ですから、冒険したくない時、確実においしいワインが飲みたい時は、ダイスを選べば間違いがありません。
でも、新鮮なチョイスをしたい時もあります。
そこで、同じアルザスの中から2つの造り手を紹介しましょう。
Singulier 2013 Vignoble du Rêveur (France, Asace)
Crémant d'Alsace Brut NV Gérard Metz (France, Asace)
ヴィニョブル・デュ・レヴールは、マルセル・ダイスのジャン・ミッシェル・ダイスの長男マチュー・ダイスが醸造担当をしているドメーヌです。
母方の伯父の畑を2012年に継承し、ビオディナミに転換。
父ジャン・ミッシェルのワインは長期熟成可能なスタイルですが、息子マチューのワインは、若いうちから楽しまれることを想定して造っているそうです。
試飲した「サンギュリエ 2013」は、リースリング60%、ピノ・グリ40%。樹齢は約50年。
ボジョレ・ヌーヴォーによく使われるマセラシオン・カルボニック(MC法)で仕込んでいます。
アルザスでMC法を実践したのは、マチューが初だとか?
まろやかで、ほっこりしたワインで、若いうちから気軽に楽しめるタイプだと思います。
2013年ヴィンテージは、実質、彼の初ヴィンテージかも?生産本数1500本の限定品。
(輸入元希望小売価格:3,600円)
音符が描かれたエチケットは、「ジェラール・メッツ」の「クレマン・ダルザス」。
瓶内二次発酵24カ月のスパークリングワインで、ピノ・ブラン95%、シャルドネ5%。
ドザージュ5g/Lの辛口です。
造り手は、シャンパーニュのオーブ地方のレコルタン・マニピュランのシャンパーニュ生産者(ミッシェル・コロン)出身のエリック・カシミール。
ジェラール・メッツは妻の実家のドメーヌで、エリックは1989年にアルザスにやってきて、1996年に正式にドメーヌを継ぎました。
エリックはマチュー・ダイスほど若くありませんが、中堅、といったところでしょうか。
シャンパーニュ出身なので、瓶内二次発酵のスパークリングワインはお手の物でしょう。
エリックは幼少時より音楽に親しんできており、また、ドメーヌ初のグランクリュワインの完成を記念して友人が作曲してくれたワルツにちなみ、2009年ヴィンテージから音符のエチケットが採用されています。音楽好きの人と一緒に飲んだり、プレゼントすると喜ばれること間違いなしのワインです。
(輸入元希望小売価格:3,200円)
※輸入元:ヌーヴェル・セレクション
マルセル・ダイスはアルザスのコールマールの北20kmほどに位置するBergheim(ベルグハイム)村を拠点とするドメーヌで、当主は、Jean-Michel Deissジャン・ミッシェル・ダイス。
所有畑は26ha。
1990年代よりビオディナミを実践し、ECOCERTやdemeterなどの認証も取得。
多くの人に支持され、愛されているマルセル・ダイスのワインですが、試飲会で久しぶりに飲んでみると、あ~、やっぱり私も大好き~
Marcel Deiss Burlenberg 1er Cru 2008 (France, Asace)
Marcel Deiss Alsace Rouge 2014 (France, Asace)
どちらも赤ワインで、アルザス・ルージュはピノ・ノワール100%、ビュルランベルグは、ピノ・ノワールとピノ・ブーロ(ピノ・グリのブルゴーニュ名)の混植。
アルザスの赤ワインを代表するピノ・ノワールの栽培面積比率は10.2%(2014年の統計)ですから、アルザスの赤ワインはマイナーです。
でもね、マルセル・ダイスの赤ワインを飲むと、ブルゴーニュを飲むよりいいんじゃないか、っていう気にさせられるくらいに感動します。
ベーシックなアルザス・ルージュ(輸入元希望小売価格:4,000円、税抜)でも、熟れた果実味がしっかり凝縮し、じわ~んと滋味。もうこれで充分、大満足。
ヘタなブルゴーニュ・ルージュなんて、目じゃありません。
1級ビュルランベルグ(参考商品)ともなると、グランメゾンなどの特別なシチュエーションで上等な料理と合わせるべきハイレベルのワインで、ブルゴーニュならグラン・クリュクラスに相当するかと思います。でも、価格は1/3くらい。断然こっちでしょ。
ピノ・ノワール好きなら、マルセル・ダイスの赤ワインを選ぶべし、です
Marcel Deiss Schoffweg 1er Cru 2009 (France, Asace)
1級ショフウェグは白ワインで、リースリング、ピノ・ブラン、ピノ・ノワール、ピノ・グリの混植。
グラン・クリュのマンブールと同じ丘の東斜面にあるため、マンブールに匹敵する資質を持ち、輸入元の話では、飲み頃は収穫から20年後!?
これ、ひとくち口に含んだだけで、即、唸りましたよ。しっとり吸い付くような、素晴らしいワインです。長い余韻にうっとり。瞑想に入りそうになりました。アルコール度数は14%あるんですね。
これも参考商品で、現行ヴィンテージは2011年。
マルセル・ダイスのワインは、いつ、どれを飲んでも安定し、ブレがありません。
今回、改めて飲んで、それを再認識しました。
ですから、冒険したくない時、確実においしいワインが飲みたい時は、ダイスを選べば間違いがありません。
でも、新鮮なチョイスをしたい時もあります。
そこで、同じアルザスの中から2つの造り手を紹介しましょう。
Singulier 2013 Vignoble du Rêveur (France, Asace)
Crémant d'Alsace Brut NV Gérard Metz (France, Asace)
ヴィニョブル・デュ・レヴールは、マルセル・ダイスのジャン・ミッシェル・ダイスの長男マチュー・ダイスが醸造担当をしているドメーヌです。
母方の伯父の畑を2012年に継承し、ビオディナミに転換。
父ジャン・ミッシェルのワインは長期熟成可能なスタイルですが、息子マチューのワインは、若いうちから楽しまれることを想定して造っているそうです。
試飲した「サンギュリエ 2013」は、リースリング60%、ピノ・グリ40%。樹齢は約50年。
ボジョレ・ヌーヴォーによく使われるマセラシオン・カルボニック(MC法)で仕込んでいます。
アルザスでMC法を実践したのは、マチューが初だとか?
まろやかで、ほっこりしたワインで、若いうちから気軽に楽しめるタイプだと思います。
2013年ヴィンテージは、実質、彼の初ヴィンテージかも?生産本数1500本の限定品。
(輸入元希望小売価格:3,600円)
音符が描かれたエチケットは、「ジェラール・メッツ」の「クレマン・ダルザス」。
瓶内二次発酵24カ月のスパークリングワインで、ピノ・ブラン95%、シャルドネ5%。
ドザージュ5g/Lの辛口です。
造り手は、シャンパーニュのオーブ地方のレコルタン・マニピュランのシャンパーニュ生産者(ミッシェル・コロン)出身のエリック・カシミール。
ジェラール・メッツは妻の実家のドメーヌで、エリックは1989年にアルザスにやってきて、1996年に正式にドメーヌを継ぎました。
エリックはマチュー・ダイスほど若くありませんが、中堅、といったところでしょうか。
シャンパーニュ出身なので、瓶内二次発酵のスパークリングワインはお手の物でしょう。
エリックは幼少時より音楽に親しんできており、また、ドメーヌ初のグランクリュワインの完成を記念して友人が作曲してくれたワルツにちなみ、2009年ヴィンテージから音符のエチケットが採用されています。音楽好きの人と一緒に飲んだり、プレゼントすると喜ばれること間違いなしのワインです。
(輸入元希望小売価格:3,200円)
※輸入元:ヌーヴェル・セレクション
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