ガンベロ・ロッソ イタリアワイン試飲会リポート で書いたように、今、私が注目しているイタリアワイン産地のひとつが サルデーニャ です。
地中海に浮かぶ島のひとつで、ブドウ栽培、ワインづくりがどんどん進化している産地です。
「ガンベロ・ロッソ イタリアワインガイド 2014」で“伸び盛りのワイナリー”に選ばれた(1つのみ)のも、サルデーニャの生産者 “Pala” でした。
振り返ると、このガンベロ・ロッソの発表会の前の週に参加した輸入元のイタリアワインの試飲会で気になったのも、やはりサルーデーニャ。
Nuragus di Cagliari DOC “Tenute San Mauro” 2012 Cantina Trexenta
(Italy, Sardegna) 輸入元希望小売価格 1900円(税別)
ヌラグスというサルデーニャの土着ブドウ品種90%+他10%でつくられた白ワインで、アルコール度数は12.5%。
気温が高かった2012年のサルデーニャの白ワインは酸に欠けるものが多いということですが、このヌラグスは酸がキリリとし、まったくダレていません。シャキッとして心地よい白です。
そこで、「ガンベロ・ロッソ イタリアワインガイド 2014」を取り出してみると、生産者は1950年代に誕生したトレクセンタ生産者協同組合で、白ワインを中心に生産してきたとありました。
ヌラグス・ディ・カリアリ “テヌーテ・サン・マウロ” 2012 の評価を見ると、グラス1個。
なるほど!
Monica di Sardegna DOC “Duca di Mandas” 2010 Cantina Trexenta
(Italy, Sardegna) (同2100円)
モニカというサルデーニャの土着ブドウ85%+カナイオーロ+パスカーレ・ディ・カリアリ他のブレンドの赤ワインで、アルコール度数は13%。
口当たりはサラリ系で、ガツンと濃密なタイプではありません。甘ったるさは微塵もなく、どこか野性的なニュアンスがユニーク。
これは料理に合いそうなタイプ。
輸入元によると、現地では、豚の丸焼き、トマトソースのパスタをはじめ、オマール海老にも合わせるとか。それは面白そうですね!
このモニカ・ディ・サルデーニャ“ドゥカ・ディ・マンダス”2010 のガンベロ・ロッソ2014での評価は、グラス2個の*マーク付き。コスパに優れたお買い得ワインってことですね。
サルデーニャ以外では、リグーリア州の A Maccia の白と赤に惹かれました。
左)Riviera Ligure di Ponente Pigato DOC 2011
右)Riviera Ligure di Ponente Rossese DOC 2011 A Macia (Italy, Liguria) (各 3200円)
ピガート100%でつくられる白は独特の風味があり、熟した味わいなのに、キリリとドライな面もあり、いいバランス。
ロッセーゼ100%の赤は非常にしなやかで、うま味が乗って、これは好きなタイプ。
A Maccia(ア・マッチャ)はガンベロ・ロッソ2014には掲載されていませんが、ワインは各自の好みですから、ガイドブックと一致しなくても当たり前です
イタリア北部ヴァッレ・ダオスタ州 の Di Barro も個性的でした。
左)Fumin DOC Vallee d'Aosta 2010 右)Petit Rouge DOC Vallee d'Aosta 2010
Di Barro (Italy, Vallee d'Aosta)(フミン 4000円、プティ・ルージュ 3200円)
ディ・バローはガンベロ・ロッソ2014に掲載されている、定評ある生産者。
プティ・ルージュもフミンも、ともにアオスタ土着のブドウ品種で、赤ワインをつくります。
プティ・ルージュはまろやかで飲みやすいタイプで、フミンは凝縮感がしっかりあり、タンニン量も多く、輪郭がクッキリしたタイプでした。
ヴァッレ・ダオスタ州は小さい産地ですが、興味深いワインがまだまだたくさんありそうです。
最後は夏らしく、かの有名な アマルフィ海岸 にちなんだワインを
右)Tramonti Bianco Costa d'Amalfi DOC “Colle Santa Marina”2011 Az. Agr. Giuseppe Apicella(Italy, Campania) (3200円)
ファランギーナ40%、ペペッラ40%、ビアンコレッラ、ジネストラなどをブレンドした白。
軽いタッチのアタックで、繊細な味わいの中にミネラルを感じます。
カラフルな色彩のエチケットが華やかなのも、テンションが上がります
サルデーニャばかりではなく、イタリアは各州の各産地にユニークな土着品種があり、品種の個性でグイグイ押してくる感じが面白い!
コスパにすぐれ、食事によく合うタイプのワインが多いのも嬉しいポイント。
今すぐにでもイタリアンのお店に行きたくなりました(笑)
(輸入元:大榮産業株式会社)
地中海に浮かぶ島のひとつで、ブドウ栽培、ワインづくりがどんどん進化している産地です。
「ガンベロ・ロッソ イタリアワインガイド 2014」で“伸び盛りのワイナリー”に選ばれた(1つのみ)のも、サルデーニャの生産者 “Pala” でした。
振り返ると、このガンベロ・ロッソの発表会の前の週に参加した輸入元のイタリアワインの試飲会で気になったのも、やはりサルーデーニャ。
Nuragus di Cagliari DOC “Tenute San Mauro” 2012 Cantina Trexenta
(Italy, Sardegna) 輸入元希望小売価格 1900円(税別)
ヌラグスというサルデーニャの土着ブドウ品種90%+他10%でつくられた白ワインで、アルコール度数は12.5%。
気温が高かった2012年のサルデーニャの白ワインは酸に欠けるものが多いということですが、このヌラグスは酸がキリリとし、まったくダレていません。シャキッとして心地よい白です。
そこで、「ガンベロ・ロッソ イタリアワインガイド 2014」を取り出してみると、生産者は1950年代に誕生したトレクセンタ生産者協同組合で、白ワインを中心に生産してきたとありました。
ヌラグス・ディ・カリアリ “テヌーテ・サン・マウロ” 2012 の評価を見ると、グラス1個。
なるほど!
Monica di Sardegna DOC “Duca di Mandas” 2010 Cantina Trexenta
(Italy, Sardegna) (同2100円)
モニカというサルデーニャの土着ブドウ85%+カナイオーロ+パスカーレ・ディ・カリアリ他のブレンドの赤ワインで、アルコール度数は13%。
口当たりはサラリ系で、ガツンと濃密なタイプではありません。甘ったるさは微塵もなく、どこか野性的なニュアンスがユニーク。
これは料理に合いそうなタイプ。
輸入元によると、現地では、豚の丸焼き、トマトソースのパスタをはじめ、オマール海老にも合わせるとか。それは面白そうですね!
このモニカ・ディ・サルデーニャ“ドゥカ・ディ・マンダス”2010 のガンベロ・ロッソ2014での評価は、グラス2個の*マーク付き。コスパに優れたお買い得ワインってことですね。
サルデーニャ以外では、リグーリア州の A Maccia の白と赤に惹かれました。
左)Riviera Ligure di Ponente Pigato DOC 2011
右)Riviera Ligure di Ponente Rossese DOC 2011 A Macia (Italy, Liguria) (各 3200円)
ピガート100%でつくられる白は独特の風味があり、熟した味わいなのに、キリリとドライな面もあり、いいバランス。
ロッセーゼ100%の赤は非常にしなやかで、うま味が乗って、これは好きなタイプ。
A Maccia(ア・マッチャ)はガンベロ・ロッソ2014には掲載されていませんが、ワインは各自の好みですから、ガイドブックと一致しなくても当たり前です
イタリア北部ヴァッレ・ダオスタ州 の Di Barro も個性的でした。
左)Fumin DOC Vallee d'Aosta 2010 右)Petit Rouge DOC Vallee d'Aosta 2010
Di Barro (Italy, Vallee d'Aosta)(フミン 4000円、プティ・ルージュ 3200円)
ディ・バローはガンベロ・ロッソ2014に掲載されている、定評ある生産者。
プティ・ルージュもフミンも、ともにアオスタ土着のブドウ品種で、赤ワインをつくります。
プティ・ルージュはまろやかで飲みやすいタイプで、フミンは凝縮感がしっかりあり、タンニン量も多く、輪郭がクッキリしたタイプでした。
ヴァッレ・ダオスタ州は小さい産地ですが、興味深いワインがまだまだたくさんありそうです。
最後は夏らしく、かの有名な アマルフィ海岸 にちなんだワインを
右)Tramonti Bianco Costa d'Amalfi DOC “Colle Santa Marina”2011 Az. Agr. Giuseppe Apicella(Italy, Campania) (3200円)
ファランギーナ40%、ペペッラ40%、ビアンコレッラ、ジネストラなどをブレンドした白。
軽いタッチのアタックで、繊細な味わいの中にミネラルを感じます。
カラフルな色彩のエチケットが華やかなのも、テンションが上がります
サルデーニャばかりではなく、イタリアは各州の各産地にユニークな土着品種があり、品種の個性でグイグイ押してくる感じが面白い!
コスパにすぐれ、食事によく合うタイプのワインが多いのも嬉しいポイント。
今すぐにでもイタリアンのお店に行きたくなりました(笑)
(輸入元:大榮産業株式会社)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます