好評?「カップ酒」飲み比べシリーズ(笑)
第3弾は、いよいよ本家の「ワンカップ大関」が登場です
左)上撰 金冠 ワンカップ(180ml) 右)ワンカップ 淡麗辛口(200ml)
大関株式会社(兵庫県西宮市)
左が基本のワンカップ大関ですが、商品名は「上撰 金冠 ワンカップ」なんですね。
ちなみに、「ワンカップ」は、大関株式会社の登録商標なので、他では使えません。
つまり、第1弾、第2弾で取り上げた他社の酒は、「カップ酒」/「コップ酒」としか呼べないんです。
「上撰 金冠 ワンカップ」は、アルコール度数15%、日本酒度±0、酸度1.4で、味わいは「普通~やや淡麗」。
「ワンカップ 淡麗辛口」は、アルコール度数13%、日本酒度+5、酸度1.1で、味わいは「淡麗辛口」。
例によって、温度を変えながら飲み比べます。
「上撰 金冠 ワンカップ」は、冷やで飲んで旨い!
これはよくできています。
お燗もオススメとありましたが、アツアツよりは、ほどよいぬるめの方が旨味、広がりを感じました。
「ワンカップ 淡麗辛口」は、冷やだとあっさり軽く、「上撰 金冠 ワンカップ」との違いがはっきりわかります。
冷やだと物足りなく感じたので、お燗したところ、ボディが出てきました。
これは、アツアツすぎない程度の、やや熱めくらいが好みかな。
「上撰 金冠 ワンカップ」は 180mlで、希望小売価格が218円
「ワンカップ 淡麗辛口」は 200mlで、希望小売価格が 157円
量が少ない方が高いって、どういうこと?と最初は思いましたが、飲んで納得。
味わいは「上撰 金冠 ワンカップ」の方がコクがあり、完成されたバランスで、飲み飽きません。
さすが、練りに練って開発された商品だけあります。
結論としては、本家「ワンカップ」は、やっぱりうまかった!です
ワンカップ大関の歴史を調べると、「ヤング層をターゲットに」、東京オリンピック開催の1964年10月10日に誕生していました。
「ヤング層」(昭和の表現ですね)とは思いませんでしたけれど(笑)
2019年で誕生から55年、今年2020年はふたたび東京オリンピックの年ですから、なにか特別バージョンのワンカップが発売されそうな気もします。
期待していいでしょうか
[参考]
カップ酒を飲み比べーその1(白鶴まる/白鶴上撰)
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/fa7f252b8497a5e94a5221ecae73fe15
カップ酒を飲み比べーその2(日本盛/白鹿)
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/05cbe9d8eccfa0efb4f58a34edc5fe98
大手の酒造はこれくらいでしょうか。
あとは、地方に行かないといけないようですね。
まだありそうですので、不定期になりますが、この企画は続けたいと思います(笑)