【人工股関節置換】退院後は着替えと服選びが大変です から続きます
新型コロナウイルス感染拡大からの、Go Toトラベルキャンペーンが行なわれているとはいえ、さまざまな事情で旅行に行かない人、行けない人は多いかと思います。
かくいう私も、旅行に行けないひとり、です。
6月に人工股関節置換手術をしたばかりだから、ですが、コロナ感染が収束しない状況なので、あえて出かける気にならない、というのもあります。
そこで、感染症の憂慮がない状況なら、術後どのくらい経てば旅行に出られるかをシミュレーションしてみました。
杖をついて歩け、バスや電車などの交通公共機関に乗れる状態になれば、
日帰りドライブ、新幹線や航空機での宿泊を伴う短期の国内旅行はできると思います。
国内を新幹線や航空機で移動するのであれば、せいぜい2、3時間。
駅での階段の昇り降りがほとんどなく、現地でもあまり歩かなければ、お出かけは可能だと思います。
目安としては、術後1カ月以降くらいからできそうな気がします。
もちろん個人差もありますが。
出張で会議をしたり、人と会ったり、温泉でゆっくり、といった旅なら、現地でほとんど動かないので、ハードルが低いと思います。
が、問題は、新幹線や飛行機に乗るまでのバスや電車での移動です。
朝夕のラッシュ時の通勤電車に乗るのは、まず無理だと思います。
杖をついていますので、座席に座らないと、揺れた時や急停車の時に転倒の危険性があります。
ラッシュ時に電車の座席に座れることはほぼないでしょうし、駅のホームや通路も殺気立っていますから、人波に押されたら危険です。
電車やバスで移動する場合には、ラッシュ時を避ける必要があります。
海外への旅行の場合は、航空機で2、3時間以内のアジア圏なら、退院後1カ月以降なら可能性があると思います。
そのくらいの時間なら、エコノミーの狭い座席になんとか座っていられます。
ただし、座席は通路側にしないと、座席への出入りが大変です。
国際線で問題なのは、ターミナルを歩く移動距離が長いこと。
特に、降機してから、かなり歩かされることが多いですよね。
もしかしたら、タラップでの乗り降りという場合もあるかもしれません。
航空機の場合、杖は機内に持ち込むことがほぼ可能です。
杖の形状で、先端が鋭利なものはNGとしている航空会社は多いです。
事前に確認しておきましょう。
問題は、スーツケースです。
機内持ち込みできないサイズのスーツケースなら、預けてしまうのでいいですが、機内持ち込みサイズの場合、座席の上の棚に載せることになります。
おそらく、自分ではまずできません。
CAさんに載せてもらうか、または、CAさんに預けてしまう方がいいかもしれません。
自分で降ろせないですからね。
そう考えると、杖を持って、スーツケースを転がして移動するのは大変な労力です。
外国では治安の不安もありますので、杖を持たなくなるまでは、海外に出かけるのはやめておく方がよさそうです。
現在のところ、私は手術後約2カ月半で、杖がなくても歩けることは歩けますが、ひょこひょこ歩きでバランスが悪く、杖がある方が安定して歩けます。
この段階で、杖なしで海外に行くのは、ちょっと厳しいかなと思います。
リハビリのスケジュールが終了するのが術後3カ月で、予定では9月中頃です。
その頃には杖なしでスタスタと歩けているといいんですが。
スタスタ歩けて海外旅行に行けそうな状態になっても、肝心なのは世界のコロナ感染状況ですよね。
安心して出かけられる日が早く来ることを願ってます…
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