イタリアのヴェネト州のワイン産地 SOAVE(ソアーヴェ)が、GIAHS(世界農業遺産)のプログラムによってFAO(国連食糧農業機関)の科学委員会で認定され、2018年11月30日に、53番目の世界農業遺産として認定されました。
世界農業遺産認定は、イタリアのブドウ栽培に関するものとしては初の認定です。
ソアーヴェ独自の特徴として認定され、世界農業遺産として保護されるものには、次のものがあります。
今年の5月、現地取材で訪問した際に撮影した画像とともに紹介しましょう。
■ペルゴラ・ヴェロネーゼ
ペルゴラ・ヴェロネーゼとは、この地域独特のブドウ樹の仕立て方で、湿気を避けるため、地面から高く仕立てられています。
人物は、Soave保護協会のChiara と「INAMA」のMatteo Inama。
樹の仕立ては、けっこうな高さがあるのがわかりますよね。
ペルゴラとは棚のこと。
ワイヤーを張り、枝葉が伸びていくと、日本のブドウ棚のような姿になります。
■乾燥した低い壁によって作られた保水システムと段々畑
(ユネスコ世界無形遺産にも認定)
小川から水が引きいれられています。
この小川には、水に棲む生物の姿がたくさん見られます。
丘の上にも水のパイプが見られました。
ブドウ畑は丘の斜面に広がり、段々畑状になっている場所も見られました。
■火山性および石灰質の土壌でブドウの苗を育てる努力を継続する3000軒のブドウ栽培農家の集まりである優れた協同組合組織
協同組合Cantina di SoaveのワイナリーのひとつROCCA SVEVA
ロッカ・ズヴェッヴァの地下には長く続くセラーがありました
■ブドウの乾燥
訪問したワイナリーのひとつで、こんなふうにブドウを乾燥させていました。
ただし、これはアマローネ用の黒ブドウです。
■レチョート・ディ・ソアーヴェ
乾燥して甘さが濃縮したブドウからつくられる高貴な甘口ワインがレチョート・ディ・ソアーヴェ。
デザートと一緒にいただきました。
このイチゴにもレチョート・ディ・ソアーヴェが加えられていました
ソアーヴェ保護協会 サンドロ・ジーニ会長、お世話になりました!
私が滞在していたB&Bは町はずれのブドウ畑の中にありました。
ここにたったひとりで滞在していて、毎日ひとりきりの朝ごはんでしたが、ここの朝ごはんは最高においしく、特にオムレツが格別でした。
次もまたここに泊まりたいかも
ソアーヴェの町はコンパクトですが、素敵な見どころがいろいろありました。
観光にもおすすめです。
まだまだ見て回れなかったところがたくさんあるので、機会があれば、またぜひ再訪したいです。
世界農業遺産認定は、イタリアのブドウ栽培に関するものとしては初の認定です。
ソアーヴェ独自の特徴として認定され、世界農業遺産として保護されるものには、次のものがあります。
今年の5月、現地取材で訪問した際に撮影した画像とともに紹介しましょう。
■ペルゴラ・ヴェロネーゼ
ペルゴラ・ヴェロネーゼとは、この地域独特のブドウ樹の仕立て方で、湿気を避けるため、地面から高く仕立てられています。
人物は、Soave保護協会のChiara と「INAMA」のMatteo Inama。
樹の仕立ては、けっこうな高さがあるのがわかりますよね。
ペルゴラとは棚のこと。
ワイヤーを張り、枝葉が伸びていくと、日本のブドウ棚のような姿になります。
■乾燥した低い壁によって作られた保水システムと段々畑
(ユネスコ世界無形遺産にも認定)
小川から水が引きいれられています。
この小川には、水に棲む生物の姿がたくさん見られます。
丘の上にも水のパイプが見られました。
ブドウ畑は丘の斜面に広がり、段々畑状になっている場所も見られました。
■火山性および石灰質の土壌でブドウの苗を育てる努力を継続する3000軒のブドウ栽培農家の集まりである優れた協同組合組織
協同組合Cantina di SoaveのワイナリーのひとつROCCA SVEVA
ロッカ・ズヴェッヴァの地下には長く続くセラーがありました
■ブドウの乾燥
訪問したワイナリーのひとつで、こんなふうにブドウを乾燥させていました。
ただし、これはアマローネ用の黒ブドウです。
■レチョート・ディ・ソアーヴェ
乾燥して甘さが濃縮したブドウからつくられる高貴な甘口ワインがレチョート・ディ・ソアーヴェ。
デザートと一緒にいただきました。
このイチゴにもレチョート・ディ・ソアーヴェが加えられていました
ソアーヴェ保護協会 サンドロ・ジーニ会長、お世話になりました!
私が滞在していたB&Bは町はずれのブドウ畑の中にありました。
ここにたったひとりで滞在していて、毎日ひとりきりの朝ごはんでしたが、ここの朝ごはんは最高においしく、特にオムレツが格別でした。
次もまたここに泊まりたいかも
ソアーヴェの町はコンパクトですが、素敵な見どころがいろいろありました。
観光にもおすすめです。
まだまだ見て回れなかったところがたくさんあるので、機会があれば、またぜひ再訪したいです。
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