昨日の「サイゼリヤ」のワインリストに続き、100円ショップ Daiso ダイソーのワイン も以前からあるのに、このところ、なぜか話題になっています。
ダイソーワインは一度取り上げたことがあり、その時は 300円のスペインワイン を買って飲みました。
その後、他のアイテムも試してみたかったものの、750mlのレギュラーボトルのワインが消えてしまい、250mlサイズのミニボトルだけになってしまったようです。
このミニボトル、以前はたしか200円だったと記憶していますが、現在は100円になったようですね。
安くなったからなのか、改めて注目されてきたのかもしれません。
このシリーズは白、ロゼ、赤ワインとあり、白と赤は数品種ずつ出ています。
これらを全品種揃えて飲み比べた人もいるようですが、意外と売っている店がなく、ようやく赤の2種を購入しました。

左)Cabernet Sauvignon 2011 右)Syrah 2011 (France, Vin de France)
フランス産だけど、産地が限定されていないヴァン・ド・フランス。
おそらく、ラングドック付近のワインだと思います。
アルコール度数は、カベルネが13.5%、シラーが13%。
栓はスクリューキャップ、250mlサイズ、100円(税抜)

シラー2011年とカベルネ・ソーヴィニヨン 2011年を並べて飲み比べた結果、残念ながら、品種らしさはほとんど表現されていませんでした。
すでにこのワイン本来の良さが失われ、雑味やエグミが目立ちました。
おそらく、保管状態の悪さによる熱劣化、酸化でしょう。
購入した店は、冬なのに汗をかくほどの室温でしたしね。
入荷直後ならもっとおいしく飲めたはずで、また、ヴィンテージも若い2013年あたりなら、また違ったと思います。
また、別の店舗なら、もう少しいい状態のワインが見つかるかもしれませんが…

それでも、2本のうち、まだシラーの方がスパイシーな特徴が少し残っていました。
これをにシナモンやナツメグなどのスパイスやハチミツを加えて、ホットワイン(仏:ヴァンショー、独:グリューワイン)にしたら、意外と利用価値が高いかもしれません。
100円ワインで作れるホットワインって、いいじゃない?
1回で使い切れるサイズなので利用価値ありますが、暖かくなってきたので、そろそろホットワインの季節は終わりつつあるのが残念です。

ダイソーのこの100円ワインといい、サイゼリヤワインといい、大衆酒場人気といい、さらには コンビニでのアルコールのイートインといい、バブルの時代とは真逆のことが人気というのが興味深いですが、これらに共通する “背伸びしなくていい気安さ”が、不景気に疲れ切った我々をほっとさせてくれるのかもしれません。
ワインは、日本では、どちらかというと、非日常的な捉えられ方をされる飲み物です。
日常の中で、ただ安いだけではなく、意味のある理由で選ばれるようになってくると、日本市場でのワインの存在価値が変わってくるように思っています。
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【追記】
ダイソーワインが購入できる店舗はダイソーのHPに掲載されていました。
これを見れば、最寄りの店舗がチェックできます!
http://www.daiso-sangyo.co.jp/recommend/201411.html
ダイソーワインは一度取り上げたことがあり、その時は 300円のスペインワイン を買って飲みました。
その後、他のアイテムも試してみたかったものの、750mlのレギュラーボトルのワインが消えてしまい、250mlサイズのミニボトルだけになってしまったようです。
このミニボトル、以前はたしか200円だったと記憶していますが、現在は100円になったようですね。
安くなったからなのか、改めて注目されてきたのかもしれません。
このシリーズは白、ロゼ、赤ワインとあり、白と赤は数品種ずつ出ています。
これらを全品種揃えて飲み比べた人もいるようですが、意外と売っている店がなく、ようやく赤の2種を購入しました。

左)Cabernet Sauvignon 2011 右)Syrah 2011 (France, Vin de France)
フランス産だけど、産地が限定されていないヴァン・ド・フランス。
おそらく、ラングドック付近のワインだと思います。
アルコール度数は、カベルネが13.5%、シラーが13%。
栓はスクリューキャップ、250mlサイズ、100円(税抜)

シラー2011年とカベルネ・ソーヴィニヨン 2011年を並べて飲み比べた結果、残念ながら、品種らしさはほとんど表現されていませんでした。
すでにこのワイン本来の良さが失われ、雑味やエグミが目立ちました。
おそらく、保管状態の悪さによる熱劣化、酸化でしょう。
購入した店は、冬なのに汗をかくほどの室温でしたしね。
入荷直後ならもっとおいしく飲めたはずで、また、ヴィンテージも若い2013年あたりなら、また違ったと思います。
また、別の店舗なら、もう少しいい状態のワインが見つかるかもしれませんが…

それでも、2本のうち、まだシラーの方がスパイシーな特徴が少し残っていました。
これをにシナモンやナツメグなどのスパイスやハチミツを加えて、ホットワイン(仏:ヴァンショー、独:グリューワイン)にしたら、意外と利用価値が高いかもしれません。
100円ワインで作れるホットワインって、いいじゃない?

1回で使い切れるサイズなので利用価値ありますが、暖かくなってきたので、そろそろホットワインの季節は終わりつつあるのが残念です。

ダイソーのこの100円ワインといい、サイゼリヤワインといい、大衆酒場人気といい、さらには コンビニでのアルコールのイートインといい、バブルの時代とは真逆のことが人気というのが興味深いですが、これらに共通する “背伸びしなくていい気安さ”が、不景気に疲れ切った我々をほっとさせてくれるのかもしれません。
ワインは、日本では、どちらかというと、非日常的な捉えられ方をされる飲み物です。
日常の中で、ただ安いだけではなく、意味のある理由で選ばれるようになってくると、日本市場でのワインの存在価値が変わってくるように思っています。
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【追記】
ダイソーワインが購入できる店舗はダイソーのHPに掲載されていました。
これを見れば、最寄りの店舗がチェックできます!
http://www.daiso-sangyo.co.jp/recommend/201411.html

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